理系就活の進め方

理系就活の全体像

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就職活動は学生によって、進め方はさまざまです。理系と文系に加え、最近は文理融合的な学部・研究科も加わる中、ここでは広い意味で「理系的」学問をする分野の学生に共通する就職活動について「理系就活」として解説します。
なぜ「理系就活」として独自に考える必要があるのでしょうか。

それは理系と文系では、採用する企業の期待するものが異なるからです。文系には当てはまっても理系には適さないことや、逆に文系では意味がなくても、理系ならアピールになることがあります。企業の採用情報を見ても、理系と文系を分けて募集をしている会社も多くあり、この違いを無視して、理系学生が文系学生と同じようにエントリーシート(ES)を書いたり面接で受け答えをしても、企業側の「期待に応えていない」ことになります。

コロナ禍は経済にも巨大なダメージを与え、新卒採用にも影響しました。文系から人気のある旅行業や旅客運輸業、また接客販売・飲食など、直接採用に影響があった業界もあれば、理系学生が多く就職するメーカー系はあまり採用方針を変えていない企業もある等、やはり違いは少なくありません。

ビジネスの世界では、目的に沿って手段を選ぶ考え方を戦略思考と呼びますが、就職活動でも企業の思考方法と同じ考え方で「理系学生に求められること」をしっかりと認識して、無駄なく就職活動を進めていきましょう。まずは理系就活の全体像を理解していただき、後に続く各コーナーで具体的な対策を把握してください。

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