なるべく開示できる範囲で細かくお伝えいただくのが良いというのが前提です。配慮申請、配慮相談をエントリーシートに書く時点で、障がい診断名、配慮してほしいこと、障がいの説明をするのが好ましいです。
たとえば、聴覚障がいと診断されている方にもさまざまな症状の方がいます。「ざわざわした集団の会議だと聞き取ることが出来ませんが、個室で1対1の場合は聞くことができます。」と伝えておけば、配慮の程度が大体分かります。他にも、マスクを取ってもらったほうが良い人もいれば、マスクを着けていようが着けていまいが関係ない人もいます。聞こえがどの程度のもので、どういう時は聞こえて、どういう時は聞こえないのか、あるいは全く聞こえなくてチャットが必要なのか、その辺りの具体的な聞こえの状態、障がいの状態説明が非常に大切です。
採用の担当方も障がいのプロではありません。ご自身がご自身のことを一番知っていなくては、理解が得られない可能性もあります。ぜひ、配慮相談、障がい特徴、障がいの状態を説明できるようにしておくのがよいでしょう。