
選考の過程でもっとも重要になるのが「面接」です。自分の強みをしっかりと把握し、「エントリーシート(ES)」や「履歴書」など、提出した書類に記載した内容については再度確認し、自分の言葉で面接官に伝えられるように準備しましょう。
面接の形式を知ろう
面接にも、さまざまな形式があります。どのような形式で行われても、慌てることなく、あなた自身の言葉で、志望理由や自分の強みなどを伝えられるように準備しましょう。
01個人面接
学生1人に対して、面接担当者が1人または複数で行われます。面接担当者の注意が集中するため、緊張しがちですが、自分をしっかりと伝えられるように努めましょう。
POINT
面接担当者はあなたのエントリーシートや履歴書をもとに質問をします。面接前に何を書いたか、内容を事前に確認しよう!
02集団面接
複数の学生が一度に受ける形式です。限られた時間の中で十分に自分をアピールできるようにしましょう。また、周りの意見もしっかりと聞いておくことも大切です。
POINT
他の人が回答しているときの傾聴態度に気をつけよう!
03グループディスカッション
数人のグループで、一つのテーマについて議論します。集団の中でどのような役割を果たすタイプか、他人の意見をしっかり理解しているか、自分の意見を発表できているか、全体の意見をまとめられるか、などを見られます。
POINT
リーダーシップ、協調性、気遣いなどがチェックされる。つまり、「人との関わり方」が見られています。不採用に多いのは「発言しない人」や「人の話を聞かない人」。
04プレゼンテーション
与えられたテーマに対して発表(プレゼンテーション)をする形式で、研究職や開発職など、職種別の採用で行われることが多いです。学生がどの程度のスキルか、募集している職種に適性はあるかを確認するために行われます。テーマは、事業に対する提案や自分自身のアピールなど、さまざまです。自分のペースでしっかりと意見を伝えましょう。
POINT
しっかりと勉強しているどうかが問われる選考なので、準備はしっかりしていきたい。プレゼンテーションの練習もしておこう!
面接では何を
みられているのか
企業側が就活生の何を見ているのか事前に把握して対策をしておきましょう。
01第一印象、強み、個性
表情や身だしなみ、態度や言葉遣いなど、第一印象も重要な判断基準の一つです。さらに、応募者の「強み」がどこにあるのかを見きわめようとしています。グローバル人材としての「強み」をアピールしていきましょう。
面接の質問例
- 学生時代に頑張ったことは何ですか?
- あなたの長所と短所を教えてください。
- その長所を、当社でどのように活かしたいですか?
02入社への意欲
ただ「入社したい」と訴えるのではなく、具体的な志望動機を整理して伝えることが重要です。その企業の事業や商品を知るための企業研究は不可欠です。
面接の質問例
- 当社で何をしたいですか?
- なぜ就職したいと思うのですか?
- 仕事で生かせるあなたの強みを教えてください。
03適性の有無
本人が希望する仕事内容と実際の仕事内容にミスマッチがないか、その仕事に合っているか、など具体的な部分を見られます。自分が大学で勉強してきた内容と、希望する会社での仕事内容をきちんと理解しておくことが大切です。
面接の質問例
- 当社の事業の改善案を出してください。
- 100年後も続く企業とは?
04人柄・個性
さまざまな質問を重ねながら、採用担当者が引き出そうとするのは、その人ならではの個性、人柄です。面接で、自分を無理やり優等生に見せようとするのではなく、自分らしさを伝えることが大切です。
日本企業は、外国人留学生の採用にあたって、組織への順応性や定着、日本語能力などに不安を感じているようです。面接では、これらの不安を解消することが求められます。
面接の質問例
- 日本に留学した理由は何ですか?
- 日本企業に就職したいと考えるのはなぜですか?
- 現地法人への赴任を希望されますか?
- 将来のビジョンをお聞かせください。
- 日本で就労を希望する期間を教えてください。
- 日本語や日本文化に対するあなたの適応力についてアピールしてください。
面接突破のポイント
企業側が求める人材を理解する
企業側が求める人材を理解することも突破のポイントです。それには企業説明会に参加したり、OB・OG訪問を行ったりして企業研究を進めていきましょう。また、外国人留学生ならではの強みもあるはずです。自己分析も同時に行いアピールできるようにしておくとよいでしょう。
参考
企業側が求める外国人留学生の
資質やスキル
1位:日本語能力
2位:コミュニケーション能力
3位:適応力
4位:企業や業界に対する興味・志望
5位:行動力
6位:バイタリティ
7位:柔軟性
8位:日本語以外の語学力
9位:忍耐力
10位:課題発見・解決力
※出典:【2024年卒】企業 外国人留学生採用状況調査(マイナビ調べ)
面接の場数を踏む
面接は慣れも必要です。経験を積んでいくことで、自分のブレない軸ができてくることもあります。
インターンシップのうちから様々な企業の面接に挑戦していってください。
面接練習の方法
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マイナビなどの就職情報サイトがおこなう対策講座に参加する
- 学校のキャリアセンターに相談する
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模擬面接ツールを利用する
模擬面接シミュレーター - 対策本を購入し、質問に備える
面接練習は人に聞いてもらい、意見をもらうとより効果的です。一人で行なうときは動画を撮るなどして相手から自分がどう見えているのか客観的にチェックしながら練習してみましょう。