JSPとはJsp
私たちJSPは、樹脂を膨らませて成型する「発泡プラスチック」のメーカーです。原料メーカーと最終消費財メーカーの間で、素材の成型加工や応用製品の研究開発・製造・販売までを手掛けて約60年。「軽くて丈夫」「緩衝性や断熱性に富む」「環境負荷が低い」などの特性が、幅広い産業ニーズに合致。この分野では世界トップクラスのサプライヤ―です。今後も新製品や既存品の改良に発想力を生かすことで“可能性”が将来に膨らんでいます。
STRENGTHS
JSPが誇る3つの強み
Strengths
01
高い環境貢献性を誇り、
SDGｓに向けた取り組みも推進
プラスチックというと、樹脂は石油製品だから環境負荷が高いと思われるかもしれません。しかし発泡スチロールに関しては製品体積の98％は空気であり、少ない原料で大きな付加価値を生む省資源性が特徴です。さらにリサイクル率も高く、90％を超えています。また車のバンパー内部や液晶画面の梱包材にも使われますが、いずれも極めて軽量のため燃費の良さに繋がり、CO2 削減に貢献しています。建造物用の断熱材はその断熱性能の高さから住宅の高性能化に寄与し、環境負荷の低減に貢献しており、その軽量性や断熱性能は低環境負荷という観点からも様々な分野で活用が期待されます。
現在はバイオプラスチックを用いた発泡体など植物由来の製品開発も行い、より環境負荷の低い発泡体の開発も進めています。JSPではサステナビリティ経営を重視しており、現在SDGｓ（持続可能な開発目標）に向けた取り組みをさらに活発化していくように推進しています。
Strengths
02
積極的なグローバル展開により
ワールド・ワイド・サプライヤーに
JSPの市場は国内だけではありません。発泡プラスチックは空気を輸送すると言われるくらい軽量のため、輸送コストと生産効率を考慮し、製造技術及び生産の移転に注力し、1985年にはJSPアメリカ社を設立しました。それを皮切りに、ときには現地のパートナー会社とのアライアンスを強化しながら、製品の現地での供給体制を強化してきました。
その結果、北米に始まり、ヨーロッパ、中国、アジア、ブラジルと海外現地法人及び合弁会社は世界に広がり、それぞれが地域密着で着実に成長を遂げています。現地の人材による現地主体の生産・販売を行うことで、地域の経済発展にも貢献。日本で独自展開した技術と製造ノウハウを海外に水平展開することで、ワールド・ワイド・サプライヤーの地位を揺るぎないものにしています。
Strengths
03
人々の生活や社会を支える
幅広い製品が身近でも活躍中
自動車、住まい、食、インフラ、物流…あらゆる分野で当社の発泡プラスチック製品は活躍しています。例えば軽量性や柔軟性・耐久性に優れた高機能製品は、自動車のバンパー内部や身を守るためのクッション材などに使用されています。
また建築土木関連市場において、住宅の省エネ性能や長寿命化を高める断熱材はもちろん、耐震や軽量をテーマに土木材にも使われています。さらに物を運ぶ際に製品を傷つけないための梱包材や緩衝材は、昨今の発展した物流社会を支えるためには不可欠です。他にも生鮮市場でよく見かける冷凍状態を持続させる魚箱、スーパーやコンビニで見るお弁当の食品容器もJSPが関わっています。今後も発泡プラスチックの用途提案を自身の発想を用いて、無限の可能性に挑戦することで、製品の用途はさらに広がっていくものと考えています。
