1年目でもデータ分析の講師も。
より様々なことに挑戦したい。
製造・流通・通信アカウント部
1年目でもデータ分析の講師も。
より様々なことに挑戦したい。
高校生の頃からプログラミングやデザインに興味がありました。ただ、社会へ出たとき経済の知識を身につけたいと考えて、大学は経済学部へ。ゼミは応用ミクロ分析を専攻。幸運にも広告代理店の実際のプロジェクトに参加するなどデータ分析の面白さに触れることもできました。
そうした大学時代の経験と昔からの興味を重ねた結果、就職活動ではIT業界を志望。日本テラデータに興味を持ったのは、多種多様なクライアントに対して世界中のグループ会社で培った知見を日本へ根付かせていく仕事ができると知ったからです。とくにデータの収集から実際に分析結果を結論付け、具体的な施策を提案し、形にしていくという仕事の幅広さと、クライアントのビジネスに大きな影響を与えられるという点が魅力的でした。
入社後3ヶ月は研修期間。開発言語や自社システムについて学び、最後の1ヶ月間でそれまで習ったプログラミングの知識を使って、実際にシステム設計からテスト、データ格納、データ分析まで行う総合演習を経験。試行錯誤しながら案件に取り組んだことで、ソリューション・コンサルタントという職種や仕事内容を身をもって知ることができました。
現在は、1日数億単位のアクセスがある国内最大級のWEBサービスを提供している企業を担当。このクライアントは100種類以上のWEBサービスを展開しており、毎日膨大な件数のアクセスログや顧客情報、購買履歴がシステム内に蓄積されていきます。そのデータは適切なマーケティング施策や経営戦略の立案、経営の意思決定にも必要不可欠なもの。私は蓄積されたデータを目的ごとに分析しやすい形に整理したり、分析手法の提案を行うなどし、クライアントのデータ分析環境の充実に努めています。
また、蓄積されたデータをより有効活用するためには、特定部署のみがデータの詳細を把握するのではなく、実際に利用する立場の営業部や企画部など、できるだけ多くの部署や職種の人が関わり、多角的な目線で分析することが必要です。そこで、クライアントを対象としたデータ分析のトレーニングも実施。私は1年目ながら講師を任されることに。最初はシステム言語やデータの扱い方を教えることに不安もありましたが、クライアントから見れば、年次は関係ありません。より効果的な教え方を模索しながら、授業に工夫を施しています。
このトレーニングを通して、「分析は難しそう」と敬遠していた人が自らより高度な分析に取り組んだり、業務課題の解決につながったり。そうした姿を間近で見ることができたときはやりがいを感じますね。また、クライアント先の職種や仕事内容の理解を深めるために、彼らが提供しているWEBサービスも利用しています。そうすることで、自分自身の知識も深まりますし、こちらから新たな提案も可能となるからです。
日本テラデータは入社1年目であっても、クライアントとの打ち合わせで積極的に提案したり、プロジェクトメンバーとのミーティングで新しい業務に手を挙げたりする環境が整っています。自らの考えをしっかり伝えることで、任せてもらえる仕事の幅を、自ら広げることができるのです。
どんなに小さなことでも「やってみたいです」と言えるかどうか。わからなければ、先輩や上司が手順を一つずつ教えてくれますし、技術的に難しい仕事であれば、クライアントへ提出する前に確認もしてくれます。失敗を恐れずに挑戦すること。積極的に前へ出ること。その姿勢が結果的にチームへの貢献、会社への貢献、さらにはクライアントへの貢献につながるのです。
私は文系出身で、ITに関する知識もほとんどなく、入社前はとても心配でした。しかし、この1年で知識も技術も格段に増えました。そして、それ以上に「やりたいこと」「やってみたいこと」が大きく増えました。まだ「基礎体力」とも言える知識を身につけることが最優先ですが、さらに成長することで、より様々な業務に挑戦してみたいと思います。