データで企業の未来を
変えるソリューションを。
金融アカウント部
データで企業の未来を
変えるソリューションを。
洋楽が好きだったという理由で、大学はアメリカへ。ただ、就職は日本でと考えていました。日本テラデータと出会ったのは、ある採用イベントでふと立ち寄った説明会。もともと大学で行動心理学を専攻していたこともあり、企業の意思決定を支える分析基盤とそのソリューション実績、そしてあらゆる業界のトップ企業が当社のデータ分析を活用しているという事実に一瞬で心を奪われました。身につけた英語を活かせる点も良かったですね。
入社後、初めて担当したクライアントは大手小売百貨店。顧客データや商品の売上データを一つに統合するプロジェクトに参加し、開発と運用など一通りの経験をさせてもらったことが、その後のプロジェクトでも活きています。入社3年目からは、メガバンクのデータ分析と顧客管理のシステムを、世界でも実例の少ない技術を活用して統合するプロジェクトに参加。私は処理時間を速くし、すぐにデータが確認できる状態にするパフォーマンスチューニングを担当し、このプロジェクトの経験によって技術力を磨くことができました。
入社前はITに関する知識も経験もまったくなく不安でしたが、充実した研修やプロジェクトを通じて一つずつ成長できる会社だと改めて実感しています。
現在のポジションは、大手生命保険会社の顧客・案件管理システムの開発や保守のプロジェクトマネージャー。追加で開発する要件定義から、お見積り、課題解決に向けた提案や実施計画の策定、チームメンバーの管理まで、幅広い仕事を担当しています。生命保険会社では、保険の販売活動をしていく上で対象となる顧客情報がデータとして集まっており、コールセンターの方々がその管理システムを活用します。
参加当時のプロジェクトは、その管理システムをより使いやすいものへとバージョンアップするというもの。しかも、他社との連携が条件。異なるシステム間でデータのやり取りもあり、難しい技術も求められたプロジェクトでした。この案件にはプロジェクトリーダーとして参加したのですが、自分だけではなく、メンバーの行動を把握し、より全体を見てプロジェクトを進めることを心がけました。結果、維持費やメンテナンスしやすい新システムを開発でき、また今までとは違った仕事のやりがいを手に入れました。
その後、このシステムの運用を開始した段階で現在のマネージャーへ。マネージャーになるとメンバーの管理に加え、コスト管理もあり、もう一段階視野を広くしなければいけません。クライアントとの窓口であり責任者として、ミスを起こさないことも大切ですし、協力会社の管理もあります。ただ、どのポジションでも難しい課題に取り組み、解決できたときの達成感は格別。一つひとつの経験の積み重ねが自信となり、成長も実感できます。そして、何より、クライアントからの信頼を得たときは、何にも代えがたい喜びがありますね。
今後の目標は、「ソリューションアーキテクト」として活躍していくことです。ソリューションアーキテクトとは、技術提案のできる営業職種。既存のクライアント、新規のクライアントを問わず、状況を把握・理解した上で、どういった課題があるのかヒアリングし、「どんな技術によって何ができるのか」を提案していく。いわゆる、プリセールスと呼ばれる受注前の段階で営業とともに活躍する職種です。
そのため、プリセールスは当然、現在のポジション以上に広く深い技術や課題に対する知識が求められます。そこで現在は、空き時間を活用するなどし、技術情報のトレーニングを受けて、業界知識やITスキルを伸ばしているところです。
今後、IT技術のさらなる進化により、様々な企業のビジネスモデルも変化していくはず。だからこそ、新しいことへ挑戦する。入社前に一瞬で心を奪われた、データ分析の力をもっと高めるために。常に好奇心を持って、楽しみながら成長していきたいと思います。