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IT未経験からの挑戦 誰かの役に立つ実感がモチベーションに IT未経験からの挑戦 誰かの役に立つ 実感がモチベーションに

Profile

ITO事業本部
ビジネスプラットフォーム&AI・RPA部 実装改善担当

N.A.
2019年入社

学生時代は腸内環境と肥満・生活習慣病の代謝制御をテーマに研究していた。IT未経験ながらRPAを軸とするプロジェクトを歴任。自社内の業務改善から大手メーカー、エネルギー会社のRPA化に貢献を果たしている。

変化し続けるIT業界で、自分の可能性を開拓

大学院では生命化学を専攻しており、就職を考えた当初はその経験が生かせる機能性食品の研究職を目指していました。途中から視野を広げるためにも業界にこだわらず幅広く企業を見ていくようになると、IT業界が魅力的に映るようになりました。食品業界に比べ、IT業界は目まぐるしいスピードで変化し続けるだけに大きな刺激が受けられると感じました。当社を選んだのはミッションにある「ITと人を融合させた“スマートソーシング”を提供し、お客様の事業プロセスの最適化と事業価値の最大化に貢献」の一文に共感を覚えたのが決め手です。
入社後は2か月ほどの新人研修を受講。ここで初めて本格的にプログラムに触れましたが、学ぶべき物事のボリュームが多くて圧倒されたものの、わかりやすく指導してくれたおかげで楽しく知識を吸収していくことができました。その後、配属になったのはAIやRPA関係の部署で、最初は自社内でBPO事業の業務改善を担当しました。BPO担当者たちの業務上の課題をヒアリングして、その改善策をRPAで解決していく。ITを介して効率的な作業の実現を支えてみたいとの思いもあったので、まさに目指してきた領域の仕事だと感じていました。

相互理解を深められるコミュニケーションの形を模索

先輩の指導期間を経て、初めて主担当となったのは人事総務の資料作成における自動化案件です。毎月、忙しい月初に5時間かけていた資料作成を、RPA化することでわずか数分の作業で終わらせることに成功しました。開発するにあたっては担当者に何度も業務内容のヒアリングを行ったのですが、知らない業務だけにその理解が大変でした。上司や先輩の力に頼りっぱなしだったものの、なんとか形にできたときはホッとした気持ちに包まれました。
2年目からは外部企業のプロジェクトを任されるようになり、大手メーカーの案件のRPA機能部分の開発に携わりました。社内案件とは異なり、スケジュールも品質もかなり細かく決められており、しかも全くのゼロからの関係性構築となっただけに仕事の感覚はガラリと異なりました。その中で意識したのは認識齟齬をなくすこと。メールの文章一つとってもわかりやすく理解できるようにして丁寧なやり取りを進めていきました。最後には「次もお願いしたい」との言葉をいただいて、人に信頼される喜びを味わいました。

技術を伝えるにはコンサルティング力が欠かせない

3年目からはエネルギー系会社のチャットサポートの自動化を担当。テキストでの問い合わせに自動応答する「chatbot」に関して、ユーザーから寄せられた依頼内容などをお客様先の担当者に転送したり、システムへ自動登録したりするRPAの構築に携わっています。それまでの2年間は上司に頼りっきりになるシーンもありましたが、現在は自分で判断できる場面も増えていますし、技術的な知見も広がったとの手応えを得ています。私の手掛けた仕事が、誰かの役に立っている。その点が実感できることにモチベ―ションを感じています。
モノ作りにかかわる充実感も得ています。お客様の「こうしたい」という要望に対して、チームメンバーでアイディアを出しながら解決策を練り上げて一つの形にしていく作業は本当に楽しいと思う毎日です。
振り返ってみると、お客様先の現場で働く人たちからは「自動化やRPAを使いたい」と思っていても、実現する方法がわからずにいるとの声が聞こえてきました。私たちが専門性をもとに対話を繰り返していけば、お客様さえも気づかない潜在的ニーズが浮き彫りになり、最適なソリューションの提案に繋がっていくはず。技術力よりもコンサルティング力がこの仕事には大切なのかなとも感じているところです。

みんなでアイディアを出しあう時間を大切にしています

クライアントの要望やチームメンバーのアイディアをツールの機能に落とし込み、具体的なカタチにしていく。その作業は非常に面白いですね。私自身、気の利いたスマートなツールを作るために、作業中はあれこれと工夫しているつもりですが、いざ納品をして私のアイディアに感動してもらえたときは本当に嬉しいです。

リモートワークにもスムーズに移行

新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態に世の中が直面しましたが、当社は迅速にテレワーク環境を整備しており、私の場合、最初の緊急事態宣言後、2年近くにわたってほぼ出社せずに自宅で仕事しています。水道光熱費がかさむからとリモートワーク手当も支給されるなど、手厚い支援を受けています。

自分の時間もたっぷり取れる

残業時間の削減や有給休暇取得の推進にも積極的で、仕事とプライベートの両立がしやすい会社でもあります。コロナ禍で積極的には活動できていないですが、オフタイムには出身高校のOBOGの吹奏楽団に所属してオーボエを吹いています。卒業したての若い人から60代のベテランまで幅広い世代と交流できるのが楽しいです。

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