異なるフォーマットのデータを翻訳するシステム
私は入社以来、経費精算システムで世界的に名高い『SAP Concur』の導入支援や運用保守に携わっています。交通費などの経費を効率的に精算できるクラウドソリューションであり、手間のかかる経費処理を大幅に削減してくれるとあって、規模の大小を問わない企業が率先して導入しています。
その中で私は企業が用いている基幹システムのデータを『SAP Concur』へ橋渡しするデータ連携プログラム(ブリッジプログラム)の導入における開発から運用・保守までを担当しています。弊社では業種業態を問わない多様な企業から『SAP Concur』の導入依頼を受けていますが、企業によって従業員の所属情報や、識別IDなどのデータの取り扱い方が全く異なっているがゆえに、Concurシステムを入れればそのまま利用できるわけではありません。お客様の環境ごとにデータを変換して自動連携していくためにも、ブリッジプログラムは重要な意味を持つのです。
ブリッジプログラムに関しては入社1年目の後半から継続して担当しています。新入社員研修ではJavaというWeb系ではオーソドックスな言語を学びましたが、当社のブリッジプログラムはC#言語ですので、一から勉強する感覚でチャレンジしました。