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データとデータの懸け橋として DX化を陰からがっちり支える データとデータの 懸け橋として DX化を陰から がっちり支える

Profile

デジタルトランスフォーメーション事業本部
ワークスタイルイノベーション推進部 システム担当

Y.T.
2018年入社

経費精算システム『SAP Concur』に一貫して携わる。導入したい企業に対して、既存のデータ等を『SAP Concur』に搭載していくために欠かせないブリッジプログラムの導入から保守運用までを現在の専門としている。

異なるフォーマットのデータを翻訳するシステム

私は入社以来、経費精算システムで世界的に名高い『SAP Concur』の導入支援や運用保守に携わっています。交通費などの経費を効率的に精算できるクラウドソリューションであり、手間のかかる経費処理を大幅に削減してくれるとあって、規模の大小を問わない企業が率先して導入しています。
その中で私は企業が用いている基幹システムのデータを『SAP Concur』へ橋渡しするデータ連携プログラム(ブリッジプログラム)の導入における開発から運用・保守までを担当しています。弊社では業種業態を問わない多様な企業から『SAP Concur』の導入依頼を受けていますが、企業によって従業員の所属情報や、識別IDなどのデータの取り扱い方が全く異なっているがゆえに、Concurシステムを入れればそのまま利用できるわけではありません。お客様の環境ごとにデータを変換して自動連携していくためにも、ブリッジプログラムは重要な意味を持つのです。
ブリッジプログラムに関しては入社1年目の後半から継続して担当しています。新入社員研修ではJavaというWeb系ではオーソドックスな言語を学びましたが、当社のブリッジプログラムはC#言語ですので、一から勉強する感覚でチャレンジしました。

3年目で案件のリーダーに。丹念な対話を重ねるのを心がける

膨大なデータを扱うことになる上に、経費精算というお金にかかわるシステムである以上、非常に高い品質を担保する必要があるため、開発期間は短くても半年、長ければ年単位となります。お客様の取引先にも影響を及ぼす機能が付加されることもあるだけに、作業の一つひとつを慎重に行うことが求められています。
最初は上司の補佐的な立ち位置だった私も、次第に自分一人に任せられるようになり、3年目の頃は導入から運用までの全フェーズを担うプロジェクトを担当しました。ある企業に『SAP Concur』を導入するにあたって、お客様の要望をうかがう要件定義から設計、製造、テスト、リリースまでのすべてのフェーズを私がリーダーとして引っ張っていったのです。お客様特有のデータフォーマットに関して一つひとつヒアリングして課題を浮き彫りにして、要件の反映の仕方も、プログラムの品質担保も全て自分で行ったので目まぐるしい毎日を過ごしました。それでもかかわる人たちと丹念にコミュニケーションを重ね、必要な要素を丁寧に引き出していくことで、なんとかリリースまでもっていくことができました。やり遂げた後は、自分自身が成長したとの手応えも得ました。

ブリッジプログラムといえば自分といわれたい

学生時代は、社会というものはお堅くて、組織のレイヤーが上がれば上がるほど、コミュニケーションが難しくなるのではないかとの先入観を持っていました。しかしながら、当社の場合は風通しは非常によく、部署内の上層部とも話がしやすいですし、他部署との協力関係もうまく取ることができています。縦横の軸でのつながりがスムーズなのが当社の強みだと実感しています。自由度も高く、やりたいことに挑戦させてくれる気風もありますから、モチベーション高く仕事に臨むこともできています。
この環境の中で今後もいっそう挑戦を重ねていくことで、社内でブリッジプログラムといえば真っ先に私の名が上がる存在になりたいですね。そのためには圧倒的に足りないのは経験です。ベテランの上司に比べるとどうしても解決までに時間がかかってしまうのが否めませんから、より高度な知識を身に付けるなどしてスピーディな対応ができるようになりたいですね。

入社動機は職場環境の良さ

会社選びをするときに私が大事にしていたのは働く環境の良さ。人生の中で長い時間を費やす仕事を楽しく過ごすには、何よりも周囲の環境の影響が大きいと考えました。その点、当社は人事担当者の雰囲気が温かく、会社全体に好印象を抱きました。合併して間もない頃だっただけに、若手がどんどん新しいことができる雰囲気が漂っている点にも共感を覚えましたね。

豊富な知見を持つベテランが支えてくれる

配属されたての頃は『SAP Concur』とはどのようなシステムなのかを学んでいきました。大学でITを専攻したとはいえ、正直、わからないことが多い状態でしたが、周囲にはプログラミングのスペシャリストというべき上司がそろっていますから一から学ぶチャンスは多いと感じました。

働きたい会社を、諦めずに探してください

実は私の場合、就職活動では迷いに迷い、50社以上を受けていました。妥協せずに選びたかったからこれだけの数に達したのですが、結果として自分に合うNTTデータスマートソーシングという会社に巡り合うことができました。自分が本当に働きたいと思える企業を選ぶように心がけてください。

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