BPOの最前線に立って、ビジネスの基礎を身につける
私の出身大学では社会人教育のアウトソーシングを事業化していたのですが、そのことについて調べていくと、人手不足が進む今の日本社会では、企業のノンコア業務を代行するアウトソーシングは意義ある仕事だという点に気付きました。就職活動でもアウトソーシング業界に視野を広げていくと、当社ではIT×BPO×AI/RPAという切り口で事業を展開しているのを知りました。人の力とAIなどのテクノロジーを共存させて高度なサービスを提供しているのが斬新でしたし、選考中に出会った本部長や採用担当の人柄の良さにも魅かれて入社を決意するに至りました。
最初の約3年間はNTTデータのグループ企業が展開するBPOサービスの最前線で業務にあたっていました。そのグループ企業では販売等にかかわるITソリューションを外部企業に提供しているのですが、あるメーカーでは利用するために発生する営業事務も丸ごとアウトソーシングしており、その業務の一部を当社が支えているというわけです。当時、私自身時は見積書の作成、注文書の受注処理といった実務を担当。コロナ禍直後の入社でしたから、テレワークという新しい環境の前に試行錯誤させられながらも、グループ特有の書類の処理の仕方、受注後の動きなどを広く見つめたことで、BPO事業の一員としての確かな基礎を築き上げられました。