入選チーム発表!
テーマ提供企業:
株式会社マイナビパートナーズ

障がいのある学生を含めた多様な学生が安心して自身のキャリアを歩んでもらうために、マイナビパートナーズが取り組める新しい施策を考えてください。
マイナビパートナーズは、障がい者雇用やDEIB(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン&ビロンギング)の推進を通じて、誰もが活躍できる社会の実現に取り組んでいます。その活動の中で、就職活動以前の大学生活において、障がいのある学生に限らず、大学特有の学びの仕組みに戸惑い、つまずきや困りごとを抱える学生が一定の割合でいることが分かってきました。 学生の困りごとや気づきを大学や社会の仕組みにつなげる立場として、マイナビパートナーズが新たに取り組める施策とは何か。多様な学生が安心してキャリアを歩むための仕組みを、自由な発想で提案してください。
上位5チームの発表&
企画書紹介

【1位】
チーム名:CENTRUM IUS
所属大学:中央大学
評価コメント
大学在学中から、自身の強みや苦手なこと、必要な配慮を整理できる点を高く評価しました。特に当社が求職者との面談で活用している「わたしのトリセツ」を、学生向けに応用している点に魅力を感じました。こうして深めた自己理解は、就職後も活かせると感じます。複数の相談手段を設け、支援につなげやすい設計としている点も評価しました。マイナビグループのリソース活用や高校への展開まで見据えた、発展性の高い提案です。

【2位】
チーム名:チームたすけて
所属大学:静岡大学
評価コメント
大学入学直後から困りごとや不安を気軽に相談できる環境づくりに着目し、「失敗談」講座をきっかけとして必要な支援につなげる仕組みを高く評価しました。困難を抱える学生が早い段階で支援を受けられることに、大きな意義を感じます。また当社が関わることで、当社がこれまで培ってきた知見を活かせる点に加え、大学と連携しながら学生支援の新たな可能性を探ることができる提案であると評価しました。

【3位】
チーム名:Blend K
所属大学:中央大学
評価コメント
学生や企業に加え、地域社会との繋がりに着目した点を高く評価しました。特に「社会活動や新しい環境に踏み出すことに不安を抱える学生」も含めた、多様な学生に寄り添った提案に魅力を感じました。ボランティア活動を入口として地域との接点を生み出す発想や、活動成果を可視化する仕組みも実現性を感じます。今後は地域との協働体制や継続的な運用の仕組みを具体化させ、実現に向けた道筋がより明確になることを期待します。

【4位】
チーム名:大航海時代
所属大学:一橋大学
評価コメント
学生の就職活動に関する社会課題の背景分析からターゲット設定、サービス設計まで一貫したストーリーで整理され、課題解決に向けた道筋が分かりやすい点を評価しました。特に生きづらさを感じているグレーゾーン層に着目した点は、支援が届きにくい層への新たなアプローチとして可能性を感じました。今後、対象者へのリーチ方法や施策の効果検証の仕組みが具体化されることで、社会的なインパクトのある提案になると感じました。

【5位】
チーム名:ピーターパン
所属大学:東京理科大学
評価コメント
テーマや当社について丁寧に分析した上で、ADHD傾向のある学生を対象にすることで、大学入学時から就職・職場定着までを一貫して支援する伴走型プログラムとして具体化されていました。大学生活での困りごととキャリア支援を結び付けた設計は、当社の強みを活かした提案です。今後、対象者の参加を促す工夫や、大学との連携体制をさらに整理することで、サービス導入後の運用イメージがより明確になると感じました。
佳作チームの発表
※下記の表示順は、チーム名の五十音順・アルファベット順です。評価の上下は関係ありません。
いちご (武庫川女子大学) / おすし (武庫川女子大学) / ぎょうざ (東京理科大学) / タイムパラドックス(東北文化学園大学) / 中田ゼミ4班 (國學院大學) / 白桃烏龍 (拓殖大学) / ほうじちゃ (宇都宮大学) / 水 (千葉商科大学) / 慢性的梅干し (中央大学) / 揚げ黒パン (國學院大學) / 67 (東京理科大学) / AKHR (東京理科大学) / mimikana☆ (武庫川女子大学) / PRIME1 (中央大学) / SGS (東京理科大学) / 福田ゼミ (成蹊大学)
おわりに
このたびは、たくさんのご応募と、心のこもった企画のご提案をいただきありがとうございました。
学生の皆さんが日々感じている等身大の悩みや、今の社会や就職活動の中にある「見過ごされがちな壁」に対して、耳を傾け、議論を重ねてくださった様子が、企画書から伝わってきました。
得点分布については、全企画書の中央値は16点でした。24点以上のチームが全体の20%を占め、続いて23-19点のチームが全体の20%、18-15点のチームが全体の20%、14-11点のチームが全体の20%、それ以下が20%という結果になりました。
ぜひ、ご自身のチームが全チームの中でどの位置にいるのか、振り返りの基準にしてみてください。
今回は「多様な学生が安心して一歩を踏み出せるキャリア支援」をテーマに、学生の皆さんらしい先進的な企画が多数見られました。
VRやメタバースを駆使した臨場感のある仕事体験、心理的安全性を守るための匿名SNSやチャットの活用、自分の特性を可視化する取扱説明書など、対象者の心の障壁に寄り添うツールが多角的に考案されていて、大変興味深く企画書を拝見しました。
今回のテーマである「障がいのある学生を含めた、多様な学生」という広いターゲットに対して、それぞれの等身大の視点から課題を捉え直すことには、多くのチームが難しさを感じたのではないでしょうか。
多様な学生の課題を捉えなおすためには、大学生活や将来の仕事環境の中で、ちょっとしたしんどさや、些細な困りごとに対して、自分たちの感覚を研ぎ澄ませること、
「なぜかここは馴染めないな」「この場面では力を発揮しにくいな」という、日常の中で誰もが感じる可能性のある小さなノイズを、当事者が誰かに頼り切るのではなく自分の力で一歩を踏み出せるような「歩み寄りの仕組み」へと仕立て上げていくことが大切になってきます。
皆さん自身が学生生活や就活の中で、心や身体で受け止めたリアルな実体験で感じた、小さな違和感やしんどさや困りごとこそ、あらゆる学生の心に響く、新しい社会の仕組みを創り出す種が隠されているかもしれません。
また同時に、日常の違和感から生まれた気づきを、一過性のイベントやボランティア活動で終わらせず、社会のインフラとして持続させるためには、それを回し続けるビジネスの骨組みも大切です。
この点も難しさを感じたチームが多かったのではないでしょうか。
無料のサービスが多く存在する中で、「投資をしてでも使いたい」と思ってもらえるメリットや収益化のモデルを具体化できるとより説得力が増す企画になります。
自分とは異なる背景を持つ人の立場を想像し、チームの知恵を結集して、持続可能な事業プランへと昇華させるのはかなり難しかったと思いますが
今回のプロジェクトでの経験が、皆さんのこれからの成長や就職活動において、少しでも役立つきっかけとなれば幸いです。
ぜひ次回以降の課題解決プロジェクトにもチャレンジしてみてください。
皆さんからの応募をお待ちしております。
(企画書は課題解決プロジェクト事務局にて一部編集・加工させていただきました。また、企画書内の情報は学生からの提案に基づいており、テーマ提供企業の実態に即していない場合もございます。ご了承下さい。)