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流通業界とはどんな業界?

流通業って、何?

流通とは、生産と消費を結びつける活動のことで、商品を生産者から消費者に届けるまでの各産業を流通業という。一般に、商品を生産者から仕入れて小売業に卸す卸売業と、百貨店やスーパーマーケットなど消費者に商品を売る小売業を流通業者と呼ぶ。流通業は、消費者が利用する生活用品や、企業が利用する原料や機械を仕入れ・販売し、人の生活と企業の事業活動を支えている。消費者ニーズが多様化し、大量生産された画一的な商品が受け入れられづらくなった現在は、流通業の活動も単に仕入れ・販売を行うだけにとどまらない。販売データや顧客情報を活用して、マーケティングやPB(プライベートブランド)商品開発を行う企業も増えている。

市場規模は?

日本の経済社会における流通業の位置づけを見てみると、内閣府に調べによれば2010年の流通業の国内総生産全体に占める割合は12.6%で、製造業、サービス業に次ぐ大きさとなっている。就業者数は約1,057万人で、2010年には製造業を超えている。市場規模を見てみると、2011年の経済産業省の調査では、日本の小売業の年間商品販売額は約134兆円に達している。1996年をピークに、深刻なデフレ不況やリーマンショックの影響もあって長期的には停滞傾向にあるものの、いつの時代も私たちの生活には必要不可欠であり、大きな存在感を示している産業であることに変わりはない。

どんな業態があるの?

百貨店、スーパー、コンビニエンスストアをはじめ、家電量販店、ディスカウントストアなど多種多様な業態が存在する流通業界。中でも、低価格と豊富な品揃えを武器に躍進を続けるドラッグストア、若者から中高年へも普及し利用者の裾野が広がりつつあるインターネット通販が売上を大きく伸ばしている。
近年は、農業や介護等の分野に進出を図る流通業も存在するなど、異業種連携による事業展開の動きも見られる。また、スーパーやコンビニエンスストア業界ではアジア地域への出店を拡大し売上を伸ばすなど、海外への販路も拡大しており、まだまだ大きなビジネスチャンスが潜む業界といえる。

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常に変化し続ける業界で・・・。

どんな仕事?

まずは店舗スタッフとしてスタートすることになる。来店客に商品の紹介をしたりアドバイスをしたり、あるいは、客層や地域特性、季節にあわせて商品構成を考えたり、ディスプレイしたりしながら消費者動向を実感し、流通業の基礎を学ぶ。接客や店舗運営など、現場での経験を積みながら、主任、副店長といった役職を経て、店長になる。店長になれば、売上、経費、在庫などの計数管理、店舗スタッフの教育、労務管理など、店舗のすべてをトータルにマネージメントする。小さな規模の店舗でも10名前後、大きな店舗になれば100人規模のスタッフを束ねる必要がある。いわば、一国一城の主として店舗運営に関するいっさいの業務を行うことになる。

求められるスキルは?

店舗での販売がメインの業務だから、基本的なマナーを持ち合わせていること、状況に応じた気配りができることはとても重要。主任、副店長、店長と、職位があがるにしたがってマネージメントすべきスタッフも多くなってくるので、コミュニケーション能力も不可欠。店長になれば、売上、経費などの計数管理などもまかされることになるので、ある程度の会計知識も必要になる。もちろん、店舗スタッフ全体をまとめていくリーダーシップも要求される。

将来性は?

流通とは、生産と消費を結びつける活動のことで、商品を生産者から消費者に届けるまでの各産業を流通業という。一般に、商品を生産者から仕入れて小売業に卸す卸売業と、百貨店やスーパーマーケットなど消費者に商品を売る小売業を流通業者と呼ぶ。流通業は、消費者が利用する生活用品や、企業が利用する原料や機械を仕入れ・販売し、人の生活と企業の事業活動を支えている。消費者ニーズが多様化し、大量生産された画一的な商品が受け入れられづらくなった現在は、流通業の活動も単に仕入れ・販売を行うだけにとどまらない。販売データや顧客情報を活用して、マーケティングやPB(プライベートブランド)商品開発を行う企業も増えている。

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