社会福祉法人札親会

大学では、主に障害児教育について勉強していました。そのなかで、障害者福祉について学ぶ機会があり、障害をもつ人々が大人になってからの生活を支援できる仕事に就きたいと考えるようになりました。障害者支援を行う法人がいくつもある中、札親会への入職を決めた理由は、施設の活気ある雰囲気に魅力を感じたからです。利用者様へ明るく接する職員の様子や、はつらつと作業に取り組む利用者様の様子を見て、札親会の職員となって利用者様がこれからも生き生きと過ごしていけるように支援していきたいと感じました。説明会で、積極的な採用活動による人員の確保や、福利厚生の充実など、職員にとって働きやすい環境の整備を進めているという話を伺っていたので、安心して入職することができました。

現在札北荘は、主に夜間も施設で過ごす利用者が所属する「男子棟」・「女子棟」と、毎朝ご家庭やグループホームから通勤する利用者が所属する「あとむ班」に分かれて活動しています。私は女子棟で生活支援員として勤務しています。女子棟では、午前は運動活動や清掃活動を行い、午後は創作、散歩といった楽しい活動を行うのですが、これらの活動を計画し、活動に参加しやすいように支援することが生活支援員の仕事となります。食事・排泄・入浴といった基本的な生活動作の介助や、利用者様の薬やお金の管理も、生活支援員の仕事です。夜間は、排泄介助や巡回を行います。どのような場面でどの程度の支援が必要なのか、利用者様によって異なるため、利用者様の実態に合わせて必要な支援を行います。

利用者様が創作や散歩等の余暇活動に笑顔で取り組む様子や、ティータイムや入浴等の曜日ごとの活動を楽しみにして過ごされている様子を見ると、うれしい気持ちになります。私が洗濯やトイレ掃除をしていると、「ありがとう」、「がんばって」と声をかけてくださる利用者様もいらっしゃいます。ときには、利用者様が落ち着いて生活できるように、施設の物の配置や利用者様のスケジュールを変えてみたり、コミュニケーションの取り方を変えてみたりすることもあります。すぐにはうまくいかないことも多いですが、うまくいったときはうれしく思います。

私は教員養成課程の出身で、周りに民間企業への就職を目指す学生が少なかったのですが、就活サイトや合同説明会を利用して情報収集することで、過度な不安なく就職活動を進めることができました。就活サイト主催のセミナーへの参加もおすすめです。皆さん各々の学生時代までの生い立ちや経験は、かけがえのないものです。ぜひ、自分の経験を生かし、自分に自信を持って就職活動に取り組むとよいかと思います。つらい気持ちになる場面もあるかもしれませんが、落ち着いて自分に合う企業を探していくとよいかと思います。皆さんが素敵な職場と出会えることを祈っています。もしご興味があれば、札親会へのエントリーもお願いいたします。