(株)ネクスコ・エンジニアリング北海道【NEXCO東日本グループ】

　私の父は大工で幼いころから「ものづくり」に触れてきました。そのためか「何か形に残る仕事」がしたいと思うようになり、北海道に根付いたインフラ事業に携わる会社を模索していた中、我社の存在を知りました。
　当時は日本高速道路公団の関連会社として高速道路の建設事業にも大きく関わっていて、これは「形に残る仕事」以上に「地図に残る仕事」が出来るのではないかと思い決めました。

・高速道路建設工事に関する関連機関との協議、発注、現場の品質・安全管理及び指導
・高速道路供用区間の道路構築物の詳細点検（高所作業車等による近接目視、打音点検）、変状・劣化構築物の補修計画
・高速道路建設工事に対する品質・安全管理に関する技術指導や積雪寒冷地特有の現場課題検討への取組み（凍上等）
・高速道路供用区間の変状・劣化した道路構築物の補修・改良工事の発注、現場の品質・安全管理及び指導

道路は土工、舗装、橋梁、トンネル、河川、構造物、標識等付属物さらには自然環境や交通統計といった土木技術の塊で、高速道路はその時代の最先端技術が盛り込まれた道路です。
我社はその高速道路を「保全点検・診断」→「データの整備・解析」→「調査・設計」→「研究開発」→「工事管理」とトータルマネジメントと予防保全を担っています。このため幅広い知識と経験が必要とされ、特に北海道では積雪寒冷地特有の自然環境を考慮した対策検討も必要であり、各部署の情報を共有しあい、時には大手企業や有識者とタイアップし、難しい課題であっても少しずつ糸口を探り出していきます。
正直に大変な仕事だと思いますが、その分課題を解決出来た時の達成感は「やりがい」であり、我社の「魅力」でもあります。