(株)日立国際電気

入社から昨年までは、監視・映像解析システムのソフト開発に携わっておりました。監視カメラで撮影した映像から、特定の人物を検索する、混雑度を解析するなど、お客様のニーズに合わせて、ソフト開発を行ってきました。仕事内容は、設計書作成、GUI設計、コーディング、テストなど多岐に渡ります。映像を扱うため、アルゴリズム選定、フィールドでの実験によるチューンアップなど環境依存の要素もあります。
直近では、社内のレガシー製品である、消防・防災・鉄道向けの業務用無線システムの回線制御装置の、次世代版としてプラットフォーム開発のシステム設計に携わっております。レガシー機能を残しつつ、今後十年動くための新しい共通基盤 ｊの立上げとなる難易度の高い仕事ですが、日々新しい発見があります。

世にないものを一から作り上げることにやりがいがあります。特に、顔画像の検索システムの開発は、今となっては世にあふれているが、当時競合がほとんどない製品であり、展示会等でも注目を浴びるなど特別感がありました。お客様の意見を取り入れ、バージョンアップにより機能追加、性能向上させ、世に出たときはやりがいを感じました。

映像系と通信系の業務が入り混じっており、それぞれが刺激しあっております。それなりに大きい会社であり、営業から品証まで各セグメントに分かれているため、一つの製品が出来上がるまでの流れがわかります。魅力としては、様々な製品が存在し、その組み合わせでソリューション提供できる点、製品の内容もどちらかと言うとニッチよりであり、尖ったものを生み出せる点などです。