最終更新日:2024/7/18

興研(株)

  • 正社員
  • 上場企業

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • その他メーカー
  • 機械
  • 医療用機器・医療関連
  • 設備工事
  • 日用品・生活関連機器

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 10年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

塵も積もれば山となる

  • R・M
  • 2017年入社
  • 芝浦工業大学大学院
  • 理工学研究科 応用化学専攻 卒業
  • 中井テクノヤード 技術開発セクション
  • 技術職

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 研究をメインにする仕事
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名中井テクノヤード 技術開発セクション

  • 仕事内容技術職

現在の仕事内容

神奈川県にある中井テクノヤード※で、使い捨て式マスクの製造設備に関する技術開発業務を担当しています。

現在は、効率よくマスクを製造するための仕組みづくりや、カメラを使って自動で不良品を検出する技術の開発を行っています。これらの業務を進めていくためには、生産設備や製品それぞれに対して熟知する必要があり、日々の観察が欠かせません。観察を続けていくと、ふとした瞬間にアイデアが思い浮かび、具現化→検証を繰り返していきます。その中で思い通りに結果が出た時の喜びはひとしおです。

世界情勢が不安定な現代だからこそ、より多くのマスクを安定して供給できるように生産設備を改良していく重要性を感じています。
安全を届けられる拠点としての地盤を固めるべく、これからも精進していく次第です。

※テクノヤード:単にモノをつくる場所ではなく、価値を創造する場所


入社してからこれまでの歩み

入社時は基礎研究所に配属され、化学物質(「防毒マスク」の中の活性炭)に関する研究業務を2年間行いました。その後、分野的には対となる「防じんマスク」を取り扱う部署に異動することになり、現在までの4年間在籍しています。
現部署では主にマスク製造設備の技術開発を担当するため、機械や電気の知識が必要となりますが、化学系出身の私にとっては無縁の分野でした。しかし、社内の研修講座で学んだ知識や、実際の設備を触って得た技能をコツコツと積み上げて、今では業務に役立てられるようになりました。

そして、現部署へ異動後から1年後に感染症拡大が起こりました。まさに今いる場所が使い捨て式マスクの製造拠点でしたので、増産開始に伴う交代勤務により人生で初めての深夜勤を経験することになりました。「より多くのマスクを届けていきたい」という使命感を持って生産現場を東奔西走したのは良い思い出です。
また、深夜勤が続く中で「健康第一」を考えるようになり、食生活や運動習慣を見直すことができました。それから3年が経った今でも自炊や筋トレなどの習慣が続けられています。一度習慣化できた行動は一生の財産になりうることを実感できています。


所属部署の職場の雰囲気、人間関係

私が所属している中井テクノヤードでは、一言でいえばオンモードとオフモードがはっきりしている印象です。それぞれを箇条書きすると下記のようなイメージです。
●オンモード
・生産拠点である以上、突発的なトラブル対応等の緊急性を伴う業務は避けられません。その際にはテクノヤード全体で一丸となって真剣に取り組みます。
・日々自分なりに考え行動していますが、それが必ずしも適切な判断とは限りません。客観的に見てベストではない行動をしていた時は、的確な指導を頂けます。
●オフモード
・事務所でデスクワークをしている最中に、ふとした一言で笑いが起こって気持ちが安らぐような瞬間があります。
・繁忙期は除きますが、基本的に定時を過ぎたら帰りやすい雰囲気です。

また、興研の社員は温和な雰囲気の人が多く、私にとって仕事がやりやすい環境だと感じています。上席の方々を見習い、私がいつの日か管理職や後輩を指導する立場になった時には、安心して仕事ができるような環境づくりを第一に力を入れていきたいと考えています。
そのために、人それぞれ固有の特性理解や、教育の仕方等、将来役立たせられるような知識の吸収に日々励んでいます。


学生時代の経験が活かせている点

学生時代の研究内容と現在の業務内容では大きく分野としては異なっていますが、学生時代に得た「粘り強さ」は今でも役に立っていると感じています。

学生の頃、私は有機化学系の研究室に所属していました。そこでは、専用機器で化学物質を分離→分析を繰り返す作業をすることが多く、とにかく粘り強く続ける必要がありました。
なかなかうまくいかずめげそうになりながらも試行を繰り返した結果、論文に載せられるようなデータを取ることができました。

以上の経験を活かし、現在の業務では生産設備の改良を進められています。
業務完遂のためには粘り強く設備特性を観察していく必要があるため、そういった観点から学生時代に培った力を発揮できていると感じています。

興研内では学生時代の専攻とは違ったフィールドで活躍している社員が多くいます。研究開発職では月一回の研修講座が開催されますので、専門外の分野も幅広く身に付けて業務に活かすこともできます。そのため、専攻内容のみならず自身固有の強みを活かせる場所がきっと見つかるはずです。

これを読んでくださっている皆さんと、同じ社員として一緒に働ける日を楽しみにしています。


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