最終更新日:2024/7/5

公益財団法人新国立劇場運営財団

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 芸術関連
  • 芸能・映画・音楽
  • 公益・特殊・独立行政法人
  • イベント・興行
  • 財団・社団・その他団体

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 10年目以内
  • その他文科系
  • 営業系

より「日本が世界に誇れる劇場」となるようにしたい

  • A.S
  • 2015年入社
  • 東京藝術大学
  • 音楽学部/音楽研究科
  • 営業部営業課

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名営業部営業課

  • 勤務地東京都

新国立劇場運営財団を志望した理由

幼少期からピアノを習い、大学で音楽学、大学院でアートマネジメントを専攻していたため、何らかの形で音楽と社会をつなぐ仕事をしたいと考えて働き方を模索していました。劇場や音楽祭の現場でのインターンやアルバイトを経験しつつ、最終的にどのような組織に所属したいか考える中で、現代舞台芸術の分野で唯一の国立劇場であり、世界的に一流の公演を上演し続けている新国立劇場で働くことができたら大変幸せなことだろうと思い、志望しました。


現在の業務内容、やりがいを感じる瞬間、これまでで一番印象に残っている仕事について。

主にオペラのチケットの営業活動を行っています。より多くのお客様にご来場いただくための営業計画の立案、計画に基づく団体・一般のお客様への販売促進などです。上演する演目は多岐にわたるため、演目の特性をふまえて営業活動を行うためには多様な知識や経験、分析が必要であり、絶え間ない努力が不可欠となります。しかし、苦心して実現した販売施策により、多くのお客様がチケットをお求めになり、実際にご来場されて満足してくださった際には、やりがいを感じます。

海外の劇場に出張し、新国立劇場のPR活動を行ったことです。前例がなく、文化も言語も異なる国でどのようなPRを行えば効果的なのか分からず苦心しました。特に現地の劇場の方との事前準備では、日本語でも複雑な内容をお互いに母国語ではない英語でやり取りせねばならず、根気が必要でした。しかし、実際に海外で大勢のお客様に「今まで新国立劇場の存在を知らなかった。訪日の際には新国立劇場で観劇したい!」というお声をいただき、大きな達成感を感じました。


職員から見て、運営財団とはどのような職場ですか。

新卒の正規採用を行う組織自体が少数である舞台芸術業界において新卒の正規採用を実施しており、諸制度も整っており将来の展望をもって働けるという点で、大変恵まれた職場だと感じています。また、経験年数にかかわらず、自由に意見を出し合える雰囲気があるため、前例に捉われることなく新しいことにチャレンジできる職場だと思います。


どんな学生時代でしたか。

学内外のオペラ公演で稽古ピアニストを務めたり、学内のバッハカンタータクラブに所属して歌ったり、日々音楽と生活を共にしていました。また、地方都市でのクラシック音楽祭運営のアルバイトや、レセプショニストとしても仕事を行い、興味があることをひたすら実践しました。各現場で多くの方にお世話になりましたが、振り返ってみると無駄な経験は一つもなく、今までの経験・出会いが全て現在の仕事に活きていることを実感しています。


今後の目標や取り組みたい仕事について。財団を志望する皆さんへのメッセージ。

今までに国際商談会の出展担当や、海外に出張して劇場のPR活動を行う機会がありました。実際に海外の方とお話してみて、まだまだ海外では新国立劇場に関する認知が進んでいないと感じたため、まずは様々な国の方に新国立劇場の存在を認識していただきたいです。そして、海外からも気軽に観劇に来られるように、関係団体と連携して環境を整えていきたいと考えています。そのような活動を通して、より「日本が世界に誇れる劇場」となるようにしたいと思います。

「舞台芸術には興味があるけれど、実際に劇場でどんな仕事をしているか分からず、志望することに不安がある」という方も多いかと推測します。始めは誰しも不安があるかと思いますが、失敗を恐れずに挑戦していく決意と、粘り強く継続する根気があれば、必ず道は拓けていくと思います。様々な可能性が広がる新国立劇場で、柔軟な思考を持った皆さんと、一緒に働ける日をお待ちしています。


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