最終更新日:2024/6/3

原子力発電環境整備機構

  • 正社員
  • 既卒可

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 財団・社団・その他団体
  • 公益・特殊・独立行政法人
  • プラント・エンジニアリング
  • 環境・リサイクル

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 11年目以上
  • エネルギー系
  • 技術・研究系

誰も成し遂げたことのない事業を作り上げる

  • T.G
  • 2010年度入構
  • 北海道大学大学院
  • 工学研究科エネルギー環境システム専攻
  • 技術部工学技術グループ

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 形の残る仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名技術部工学技術グループ

安全な地層処分を実現するために

私は、放射性廃棄物を安全に閉じ込めるために設置する人工バリアの一つである、ベントナイト緩衝材の設計を行っています。ベントナイトは粘土の一種で、廃棄体周りの地下水の流れを抑制したり、周辺から掛かる応力を緩衝したり、様々な役割が期待されています。これらの役割を果たせるよう緩衝材の厚さや密度の検討や、検討に必要なデータの取得を行っています。
また、放射性廃棄物は発熱するため、高温で人工バリアが変質して性能が低下してしまわないように廃棄物同士の距離を適切に設定する必要があります。適切な距離を見極めるため、熱解析を行い、廃棄体の距離と人工バリアの温度の関係について調べています。


新しい勉強をする意欲

私の学生時代の専攻は原子力です。ベントナイト中の放射性核種の物質移行について研究していましたが、緩衝材を設計するためには土質力学や水理学、鉱物学、熱力学、微生物学など、様々な分野の知識が必要とされていることを入構後に知りました。学生時代の研究をバックボーンに持つことも大事ですが、それだけでは足りません。安全な緩衝材を設計するためにはいろいろな分野の勉強が必要です。
2010年の入構以来、今もなお新しい勉強に取り組んでいます。


高い技術と信頼性、そして社会の合意形成

高レベル放射性廃棄物の処分は誰かが必ずやらなければならない事業ですが、まだどの国でも達成していない、高い技術と信頼性、そして社会の合意形成が必要な事業です。誰も成し遂げたことのない事業を自分たちで作り上げ切り開いていくこと、そういった所にやりがいがあると思います。


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