社会福祉法人いずみ野福祉会

　入職してから11年間は、日々障害のある方と直接関わりながら、一緒に労働・余暇活動・イベント等を行なっていました。一緒に旅行に出かけて楽しい思いが共有出来たり、互いの思いが伝わらずギクシャクしたり…そういった人間らしいやりとりが、この仕事の面白さだと思います。

こう見えて、2人の子の母親です（笑）1人目を出産して職場復帰する時、子育てと仕事の両立をしていけるのだろうか？と、不安でいっぱいでした。それを支えてくれたのは、先輩職員と障害のある仲間たち。子どもが小さい間は、体調不良等で急に休むことも多々あります。そんな時、先輩職員が「みんなが通ってきた道やから。次自分が後輩を支えてあげたらいいねん。」と言葉をかけてくれて、気持ちが楽になりました。障害のある仲間たちは「子ども元気なった？」等、いつも気にかけて声をかけてくれます。

　障害のある人と関わる仕事がしたいということ以外、特にこれがしたいということがなかった私。就職説明会にも参加して、複数の障害福祉関係の会社の話も聞きましたが、話だけではイメージできませんでした。性格的に自分の感覚をあてにするタイプということもあり、私にとっては、現場実習（就職試験ではありましたが…）が一番、その会社の雰囲気を感じることが出来る場となりました。

　私が就職活動をしていた頃から、はや14年…。その頃とは色々変わっていることもあると思います。やりたいことがある人もまだ決まっていない人も…自分の直感を大事にしてください。職場の雰囲気が自分にあうかどうか、意外に大事なところだと思います(;^ω^)