最終更新日:2024/7/23

(株)IJTT【いすゞ自動車グループ】

  • 正社員

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 金属製品
  • 機械設計
  • ソフトウエア

基本情報

本社
宮城県、神奈川県
PHOTO
  • 技術・研究系

鋳造の技術提供や生産工法・生産工程の設計をしています

  • T.H【土浦工場】
  • 2014年入社
  • 工学研究科機械創造工学系専攻
  • 鋳造技術第1部
  • 鋳造品量産に関わる生産技術職

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • チームワークを活かす仕事
  • 遊び心を刺激する仕事
現在の仕事
  • 部署名鋳造技術第1部

  • 仕事内容鋳造品量産に関わる生産技術職

入社~現在までの仕事内容

私の部署は、お客様が作りたいという製品を、鋳造という生産方式で作るにあたっての技術提供や、生産工法・生産工程の設計を担当しており、入社以降同じ部署に在籍しています。今の私の仕事は、製品の開発フェーズでいうと、製品試作や量産の一歩手前から量産に向かう部分を担当しています。お客様から、「こんな形の製品を作りたい」というご要望を頂いた際、実際に生産するにあたっての工法・工程などを検討し、「形状をこうした方が安易・安価に作れて、品質も良くなります」といった製品形状の提案をしています。実際に提案するには、社内の様々な関連部署と調整をし、了承が得られた段階でようやく提案できるのですが、量産を担当するのが外注のサプライヤーの場合には、そちらの方にもお伺いを立て、調整してから提案しています。


関わった仕事で一番印象に残っていること

基本的に私の仕事は、お客様からご要望のあった製品について、鋳造品として生産する際に最適な形状を提案し、そこから実際に生産をするために、型の構成を検討していくのですが、以前型の構成について所属部署内での承認を貰えた後に、他からの指摘で検討をやり直さなければならなくなった事がありました。お客様への納期は決まっていて、型の手配も決まった時間がかかるので、再検討に要した時間を穴埋めするのがとても大変だったのですが、偶然そのような事が過去に2回連続で続いてしまった事があり、非常に印象に残っています。承認後だったとしても、悪い部分が見つかれば良いものにしなければならないので、再検討の結果、問題が解消されて「やっぱり検討しなおして良かった!」と思えたこともありますが、再検討の結果「やっぱり元の構成に戻そう」となったものもあり、自分の担当する業務の難しさを象徴する出来事だったと思います。


この会社に決めた理由

私が入社を決めた理由は、大学院で専攻していた鋳造関係の知識が活かせると思ったからです。学部の専攻も材料物性で、研究室も鋳鉄鋳物関係に関連していたので、修士でも同じテーマで研究をしていたのですが、研究発表する為に参加していた学会に、いまの会社の材料開発部のメンバーの方も参加されていて、鋳造関係の研究開発をしている事を知ったのがきっかけです。


学生へのメッセージ

学生のうちに勉強できる事はしておいた方が良いと思うのですが、「何を今のうちに勉強しておくのか」きちんと自分の考えを持って勉強しておいた方が良いと思います。周りに流されてではなく、将来の事を見据えて「自分がこうなりたいので、その為にこれを勉強する」という意識が学生時代の自分には足りなかったと、最近になって痛感しています。また、当社では自分のアイディアを提案した際に、「どうしてそう考えるのか?」と突き詰めて議論する事が多く、若い社員でもアイディアを求められる事が多いので、学生時代に考える習慣をつけておけば良かったと思います。


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