(株)IJTT【いすゞ自動車グループ】

工場での人事・労務を担当し、社会保険、勤怠管理、採用、派遣社員管理等を経験しました。入社5年目以降は本社で総務を担当し、社内報、コンプライアンスのように会社の代表として行う業務から、電話対応、郵便、社内便の発送手続き等の庶務業務まで、幅広く行っています。一見、共通点の無い業務のように見えるかもしれません。経理、営業、開発、製造のように、〇〇をやっています！と具体的なイメージで言い表せないのが総務の特徴かもしれません。では総務とは何だろうと考えた際、当社で働く社員が仕事を快適に行う手伝い、手助けをすることが一番の役割だと私は思います。社内報では、社長メッセージや会社から発信したい情報、新入社員紹介等の従業員情報を発信することで、業務のモチベーション向上、会社を好きになるきっかけ、コミュニケーションの一助になります。コンプライアンスでは、社内での啓蒙活動や、窓口対応等、安心して働ける職場を提供しています。郵便、社内便の発送手続きも仕事を快適に行うためには大切なツールです。ゴールが無い仕事、これも総務ならではかもしれません。日々改善を重ね、より快適に仕事ができる環境づくりを目指します。

社員に顔と名前を覚えていただき、挨拶や会話を交わす際にやりがいを感じます。私たち管理部門は会社そして社員のサービス部門として、社員一人ひとりが能力を発揮できるよう、そして働きやすい職場環境を提供することに努めています。例えば、社員にお子様が生まれた際の手続きは、社員一人ひとりにとって人生の大きなイベントであり、赤ちゃんの保険証は早めに欲しいものです。「申請書に抜け漏れがありました。修正をお願いします。」とぶっきらぼうに言われると、せっかく書いて出したのにやり直しか・・・と感じてあまり気持ちの良いものではありませんよね？(1)書いて欲しい場所に印をつける (2)こちらで分かる情報はあらかじめ書く (3)分かりにくい場所は補足説明をする　といった気配りを心がけることにより申請ミスは減少します。また、申請後は保険証を1日でも早く社員の手元へ届けられるよう、スピード感をもって対応するように意識しました。「分かりやすかった」「早く届いて助かった」と感謝の言葉を言われた時や、申請後に社内で見かけた際に挨拶してくれた時はとても嬉しくやりがいを感じます。社員が快適に過ごせる環境を整えられるよう、日々奮闘中です！

私は入社してから、新入社員としての現場実習、工場での人事・労務、本社での総務を経験しました。全く別の環境、別の仕事内容です。その中で変わらないものは、職場の雰囲気です。それぞれの場所で、初めて行う業務は上司・先輩方から丁寧に指導・引き継ぎが行われ、分からない箇所を質問すると、忙しい中でも嫌な顔をせずに時間を作ってくれます。些細なことも報告・相談しやすい環境があると、業務が円滑に進みます。一方で、ミスをした際も、頭ごなしに責めるのではなく、なぜミスが発生したのか、どうすれば現状の問題が解決するのか、再発しない方法はあるか、一緒に考え、最善へと導いてくれます。現状の職場の改善について、意見があれば積極的に発信をしてもらいたいと言われているため、日々気持ち良く仕事をすることができます。また、他部署の社員も同様に、コミュニケーションがしやすく、こちらからの依頼に対し協力的です。職場の雰囲気は業務を行う上で影響力が高い項目の一つです。IJTTは「協働」を重視している会社であり、自由に意見が言い合える風通しの良い会社を目指しています。私もその一員として、コミュニケーション強化を目標にしています。

私は会社が合併する前に自動車部品工業に出会い、歴史の長さが感じられる社風と、物流に欠かせないトラックに搭載される部品や、日本だけではなく世界においてニーズのある産業用ディーゼルエンジンを製造している点から「かっこいい！」と感じ、入社を決めました。入社後、同じいすゞグループであるアイメタルテクノロジー、TDFの工場見学にも参加し、鋳造と鍛造の迫力に圧倒されたのは記憶に新しく、その2社と合併することになるとは夢にも思いませんでした。合併という言葉を聞くとネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、IJTTの合併はとてもポジティブなものです。歴史ある会社が合併したことによる技術力の強化、更には新会社としてより挑戦する姿勢を持つ会社になりました。私自身、合併後に新しい仲間が増えたことは大変刺激になり、会社のレベルが上がっていることを日々感じています。新会社でありながら安定した技術が備わっているIJTTは、就職活動をしていた当時の私が感じた「かっこいい！」をはるかに上回る会社です。工場見学等を通じ、皆さんにもIJTTの魅力が伝わることを祈っています。

就職活動を改めて振り返ると、「この会社が好きだな」「この会社は自分に合っているな」という直感も会社選びの大切な要素の一つだと思います。会社説明会や面接を通じて、人事担当者や役員と会話をする中で「100％の自分を出しきって満足だった」と一番感じたのが現在の会社です。最終面接が終わった瞬間は今でも鮮明に覚えています。「この会社に入社しよう」という強い思いは、入社してからも大きな原動力になります。皆さんが自分に合っていると心から感じられる会社と出会うことができ、後悔の無い就職活動ができる様、ご健闘をお祈りします。