日本国土開発(株)

まず営業所における主業務としては、埼玉県内における公共工事（上下水道工事や庁舎・学校の建替え等々）の仕事を受注すべく活動する事です。建設会社の営業とは、基本的に物を売る仕事ではなく、技術を売る仕事です。ある仕事に対して、自分の会社ではどのような方法で、どのくらいの時間（工期）をかけ、そしてどのくらいの金額で工事が出来るか社内で綿密な打合せを行い、提案をします。その提案には会社の技術者の方であったり、事務職の方の協力が不可欠です。つまり会社で一丸となって一つの工事を受注する為に動きます。もちろんその提案には他の会社が何社も参加しており、その中から発注者がこの会社にお願いしたいというのを選ぶわけです。その結果、自分達が落札・受注出来た時には、何にも代えがたい喜びを得ることが出来ます。

所属する部署によって仕事の終わる時間や休日の取り方に違いがありますが、私は仕事終わりに会社の同僚や上司と食事をしたり、お酒を飲みに行ったりもします。私はあまりお酒を飲める方ではないのですが、お酒を飲んで会話をする事によって、普段はあまり聞けない同僚の考えや上司の本音を聞く事が出来ます。こういった機会は非常に大事であり、自分に抜けている物を気付かせてくれる機会でもあります。たまに、上司から予想外のお説教に発展してしまうこともありますが（笑）。また、休日は出来るだけ家族との時間を大切にするようにしています。休日は家族と過ごし、オン・オフを切り替えて英気を養い、また次の仕事の活力としています。

私は元々建築系として、当社に入社しました。就職活動中に会社訪問をした際、大学の先輩に併会わせて頂きました。その先輩と会った場所が工事現場だったのですが、当時、会社で一番大きい規模であろう550戸のマンションの工事現場を見て、こんなすごい仕事が出来る会社で働きたいと思いました。また、その先輩も非常に優しく色々と相談に乗って頂き、こんな先輩と一緒に働きたいと感じました。会社は人の集まりです。その会社で働くかを考えた場合、その会社、しいては働いている人を見て選ぶのも１つだと思います。得てして会社の規模や知名度で選びがちになりますが、私の場合は、この会社の社風や働いている人達の雰囲気が合っていたのだと思います。皆さんも是非その会社だけではなく、働いている人達や、自分の希望している部署の方に会わせてもらい話しをしてみてください。その出会いは、必ず後々の糧になると思います。