日本国土開発(株)

私の所属する作業所では現在太陽光発電所を建設しています。その中で私が担当している業務は書類・図面作成、現場パトロール、品質管理です。書類・図面の作成については、社内の人間だけでなく、社外の方々とも打ち合わせをしながらの作成となるので、相手の要望等を的確に理解し、書類・図面に反映していくことを心掛けながら行っています。現場パトロールに関しては、作業員が危険な作業をしていないか、作業予定に入っていない作業をしていないか注意しながら行っています。品質管理に関しては、資材が注文した通りのものが入ってきているか確認したり、その結果を発注者に提示できるように資料をまとめたりしています。いずれの業務においても、自分の努力の結晶である構造物が日々、目の前で出来上がっていく様子を眺めながら行っていくことができます。

建設業の特徴の1つでもありますが、各作業所毎に5人程度の社員を集め業務を行っているので、まるで作業所１つ１つが小さな会社のような体系になっています。ですので、作業所の雰囲気は和気あいあいとしていたり、チームワークが良かったりとそれぞれ異なります。場合によっては、自らで雰囲気作りをしていくことも可能です。しかしながら、どのような工事でも長くて4～5年で完了し、新たな作業所へ異動することになるので、業務環境の変化に対して早急に順応していく能力が求められます。また、少人数で業務を行うので、1年目、2年目の若手社員でも責任のある業務に携わることが多く、その反面、自分の意見や考え等が反映され、成長するスピードは早くなります。

現場事務所に来てまずはじめにやることはメールチェックです。次に作業員とともに朝礼を行い、各業者の1日の作業内容を確認します。その後、現場内を巡回しながら、不安全行動、予定外作業等行っていないか、設計図通りの構造物が出来上がっているか確認しつつ、状況を見ながら、測量や書類作成をします。午後からは、その日の作業内容と次の日の作業内容について打ち合わせながら調整をします。その後は午前と同様に合間に現場巡視を挟みながら、測量、書類作成業務を行い、最後にその日の作業員の人数確認や伝票の整理を行います。