東京窯業(株)(TYK CORPORATION)【東証スタンダード上場】

新規顧客開拓を目的とした営業活動も御座いますが、基本的には既存顧客を相手とするルート営業が中心となります。
当社製品は鋼を製造する高炉・電気炉メーカーを主軸に、鋳鉄鋳鋼メーカー、電子機器メーカー、産廃を処理する焼却炉、発電所など、多岐にわたってご使用頂いております。
取り扱う製品によってある程度は部署が分かれているものの、だからと言ってその製品を扱えないわけではなく、販売先に縛りがない点も当社の特徴です。製品を覚えれば覚えるほど提案先が増え、自由度が高くなる点が他社にはない魅力だと考えます。

学生時代、このような質問に対して「お客様から感謝されたとき」という回答をよく見ました。
当時は正直言って宗教臭いなあとか、綺麗ごとを言うなだなんて思っていたものですが、実際に働いてみると、この感謝は効きます。
例えばプライベートで誰かに何かをしてあげた時、感謝されれば嬉しいということは説明するまでもないと思いますが、それは仕事で同じです。
仕事という枕詞がついたとしても、携わっているのは人であり、その根底は変わりません。
給料や賞賛、出世もやりがいの内ですが、一生懸命行ったことに対して感謝されるという喜びが最後に残るやりがいなのではないかと思います。
苦労したことを挙げると、当社の製品はこれまで学校で学んできたこととはまるで異なる領域にあるため、知識の習得に苦戦しました。ただ、仕事を進めていきながら学ぶことが出来るため、まったく知らない業界だからとはいえ気構える必要はないと思います。

法学部の進学先として多いのは銀行をはじめとした金融関係であり、実際に私の友人の多くが金融関係の会社へ入社をしております。ただ、私個人の考えとしては、形という実体のあるものを取り扱う会社で働きたいという思いが強く、メーカーを中心に就職活動を行っておりました。
その中で出会ったのがTYKでした。
TYKが取り扱っている製品は耐火物と呼ばれる、いわば特殊な煉瓦であり、普通に生活をしていれば手に取ることはおろか目にすることもなく、私自身、その存在を知らなかったのも事実です。
ただ、耐火物は鉄を製造するためには必要不可欠な製品であり、産業の根幹を作る一因になっていることからも「縁の下の力持ち」という表現が最適といえます。
メーカー志望だったことに加え、製品も「あれば良い」ではなく「無くてはならない」ものである点に魅力を感じ、入社を決断いたしました。

目標としては、相対的に出来ると思われるのではなく、絶対的に信頼される営業マンになることです。
同年代の人と比べてどうかではなく、もっと上の先輩社員や上司と比べても遜色がないと思って頂けるように仕事に取り組んでいます。
社内外からこの人と仕事がしたいと思って頂くことが目下であり、この先の目標です。

社会人生活に絶望を抱いている人も少なからずいるとは思いますが、悪いものではないです。
学生はお金がないけど時間があり、社会人はお金はあるけど時間がないと言われます。
実際はそんなことはなく、休日が定められているからこそやるべきことが出来るし、金銭面の制限が解放されるためやれることが増えます。
私も嫌だなあと考えていたうちの1人ですが、楽しんで社会人生活を満喫してます。
当社は仕事とプライベートのバランスが取れている会社だと思います。
ぜひ一緒に働きましょう。