特定非営利活動法人ウイング路をはこぶ【NPO法人W・I・N・G－路をはこぶ】

ズバリ、「雰囲気」です。もともと大学生のときからボランティアサークルでの活動や放課後等デイサービスのアルバイトなどで知的障害者や発達障害者の方々と関わる機会があり、その経験から障害者福祉に関わるお仕事を考えていました。しかし、障害者福祉に関する職とはいっても、様々な種類があります。その中でも決め手だったのが、この職場に面接で実際に来させていただいた時に感じた「雰囲気」でした。就職活動を始めて最初に面接を受けたこの会社でそのまま内定を承諾させていただきました。これが不思議なもので、他社と比較しなければ！などといった不安は全く感じず、むしろ、重症心身障害者という比較的重度と言われる方々と関わりを持たせていただけることが嬉しく、働き始めることが楽しみになっていたほどでした。今思えば、就職活動中に自分の中にあった福祉現場の想像とは全く違い、明るく楽しそうな雰囲気が感じられたことが一番の決め手だったのかもしれません。

人と関わる事から生まれる楽しさの追求です。このお仕事は良くも悪くもありのままの自分をしっかり表現しながら人と関わる事のできる仕事だと考えています。障害のあるなしに関わらず、一緒に居る方と楽しい時間をどのように過ごすか、またどのようにすればそのような時間を生みだすことができるのか。人間いつかは死ぬのだから、生きている時は出来る限り一緒に居る方々と楽しい時間を過ごしたいと考える私にとって、このようなことを考えることが非常に楽しく、やりがいを感じています。利用者さんの嬉しそうな反応や新しい表現をどんどん見つけていき、一緒に共有できる方法をたくさん考えていきたいです。

この職場を選んだ理由の項目と少し被る所がありますが、行こうと考えている職場の雰囲気を実直に受け止め、直感で決める選択肢があっても良いのではないかと思います。就職活動には様々な不安がつきまとうと思います。しかし、自分の本心に素直になり、ここに行きたい！と感じることができた時は迷わず進めばいいと思います。失敗したときはまたその時に考えればいいと思います。人生に失敗はありません。

2023年入職／生活支援員