特定非営利活動法人ウイング路をはこぶ【NPO法人W・I・N・G－路をはこぶ】

　月並みかもしれませんが、利用者さんの笑顔を見たときにやりがいを感じます。それに尽きます。スタッフとして、いろいろ「できる」仕事が増えてきて、ともすると忙しさを口実に笑顔を忘れてしまう時もあります。ですが、そんな自分にとって一番大切なことは、やっぱり日々利用者さんと近くで接すること。一日の活動日誌をつけるにしてもただ机で書くのではなく、利用者さんのそばで話しながら書く、そうやっていつもそばにいること。それがこれから先何年とこの仕事を続けていく上で大切な土台になっていくのだと私は信じています。

　私の学科は福祉とは関係なく、初めは友人らと同じように一般企業を対象に就活していました。ですが周りに一般企業で働いている人が全くいない環境で育った私にとって“企業で働いている私”というのがどうしてもイメージできませんでした。『本当に私のやりたいことは何？』４回生の４月ごろから自問自答の日々…。そうして考え出した結果が教育や福祉分野でした。マイナビでた またま【NPO】と検索してW・I・N・Gを見つけたのは今思えば運命の出会いだったように感じています。(大げさかもしれませんが…)

　とにかく悩んでください。焦りや目先のことで大切なことを見失ってしまうかもしれません。私も初めは流されるままに就活をしていました。今思えば苦しみながらも『本当に自分がやりたいことは何か？』自問自答した日々のおかげでW・I・N・Gに出会えたのだと思っています。そうして皆さんが考えた結果、W・I・N・Gのスタッフになりたいと思ってくれたなら、幸いです。福祉系の人もそうでない人もスタートラインは同じ。介護だけでなく、国際交流事業や旅行、イベント企画、誰もが成長できる現場がW・I・N・Gにはあります。

2011年入職／生活支援員