(株)ニチイケアパレス

私が勤務している「サービス付き高齢者向け住宅」では利用者様の起床から就寝、掃除や入浴等の生活の支援を行っております。1日の勤務内容はは稼働表に掲載されており、早番・遅番等勤務時間が分かれております。早番は起床の介助と日中の掃除や入浴サービス、遅番は日中のサービスと就寝の介助をシフトで割り当てられており、他のスタッフと協力してお客様の1日をサポートしています。

初めてやりがいを感じた瞬間といえば、お客様に名前を覚えて頂いたときです。
入社したての頃は、「新人さん」「新しい人」「そこのおにいさん」などと呼ばれていました。
しかし、掃除のサービス中に積極的に会話をしたり、すれ違った時の挨拶をハキハキとすることで、しだいにお客様から名前を憶えて頂けるようになりました。
名前で呼んでいただいた時は、自分がここの職員として認知されたんだなという達成感があり、とても嬉しかったです。
それからも、「ありがとう」「あなたで良かったわ」と日々直接の感謝を頂けることが本当に嬉しく、それがこの仕事を続けたいと思う原動力です。

この会社を選んだ理由は、実は深い理由などなく「人間違い」から始まっています。
ある合同説明会で当時の人事の方に”全くの人違い”で声を掛けられたのです。
身に覚えがなく、戸惑いましたが「これも何かの縁かもしれない！」と思い、椅子に座って説明を受けました。
元々、介護業界に興味はあまり無かったのですが、漠然と「両親や社会に何か還元できる職業が良いのではないか」と思ってはいました。会社説明を聞いて、「介護技術を身に着けたら役立てるな」と思えました。ご縁を感じていたので「やっぱりこの会社に就職しよう」と考え、思い切って選考を受けた結果、今の自分がいます。

3年目に入って後輩も増え、任される業務も増えてきたことで、責任を感じることが増えてきました。最近では、新しく入社したスタッフに業務を教えたり、お客様の状況をご家族様にお伝えするなど、的確さが求められる「伝える」という業務も増えてきました。
今の目標は、周りから「任せるならこの人」と言われるようなスタッフになることです。

私の将来の夢はケアマネジャーになることです。
今は介護スタッフとしてお客様のケアをして、上長に現状を正確に伝えることが大事な仕事だと考えていますが、いつか自分もお客様のためにお一人おひとりに合ったケアプランを組めるようになりたい、と思うようになりました。
まずは介護福祉士の資格を取得するために、介護の基礎の部分から勉強をしております。