香川県農業協同組合(JA香川県)

入組してから今まで窓口業務を担当しています。お金の入出金、両替、新規の口座開設、定期貯金の書き換えなどを行っています。JAでは夏と冬に定期貯金のキャンペーンを行っており、その時期になるとお客様に電話でお知らせをしたり、来店されたお客様に説明をさせていただきます。最初は定期貯金の仕組みがわからないどころか、定期積金という単語を聞いたことすらありませんでした。それらを理解するために実際に自分でも定期貯金、定期積金をそれぞれ作ってみました。仕組みがわかるようになると理解も深まり、お金の勉強にもなります。お客様への説明も以前よりスムーズに行えるようになりました。なにより自分自身の貯金にも繋がります。

JAは高齢のお客様が来店されることが多いのですが、「ATMでの振込の仕方がわからないから教えてほしい」と仰る方が多くいらっしゃいます。振込は窓口でもATMでも行うことができるのですが、ATMの方が手間もかからず簡単です。その際はお客様と一緒にATMを操作するのですが、「勉強になった、ありがとう」と感謝をしていただけることが多いです。これは金融機関ならではの喜びだと思います。仕事をしていく上で学んだことは、報連相はもちろん、周りの方に助けていただいた時などに「すみません」「ありがとうございます」といった一言があるかないかで気持ちの持ちようが全然違うなあということです。これは仕事に限った話ではありませんが、どれだけ感謝していても相手に伝わらなければ意味がないと思います。

私は「安心して働くことができるか」に重点を置いて就職活動をしていました。具体的に言うと、異動があるとしても自宅から通える範囲のみ、有休が取りやすい、平均勤続年数が長いなどです。なにより、私自身もですが、両親、祖父母など幅広い世代が知っていて利用している、地元密着の信頼できる企業だという点に最も惹かれました。また、実際入組してから思ったことは、尊敬できる上司・先輩が多くいらっしゃるということです。わからないことを聞いた時に嫌な顔せず優しく教えてくださったトレーナーの先輩、担当業務が全く違うにもかかわらず私が困っていたら飛んできてくださった渉外の先輩、親子くらい年が離れているにもかかわらず気軽に話しかけてくださる上司など、多くの方々に支えられているおかげで私は今日も元気に働くことができています。