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最終更新日:2025/4/4
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部署名設計部
勤務地静岡県
仕事内容水道事業のコンサルティング業務、水道施設の設計業務
2024年1月1日、能登半島を大地震が襲い甚大な被害をもたらしました。阪神淡路大地震、東日本大地震などの過去の大地震でも、被災地の住民を最も困らせてきたのが水道の断水です。水道は人が生活しているために欠かすことのできない最重要インフラですので、水道事業は利益優先にならないように市や県が経営しています。我々、水コンサルタントは水道事業体に対して、今後どんなことをしていくべきかを提案したり、適切な水道料金設定のためのサポートをしたり、浄水場などの水道施設を設計したりと様々なサポートを行う仕事であり、まさに命の水を守る仕事です。
蛇口をひねれば水が出て当然になっている日本で暮らしていると信じられないかもしれませんが、国内でも山間地等では未だに水道が普及しておらず、沢の水で生活している地域も残されています(当然、雨が降れば蛇口から出る水も濁ります)。そうした地域の水道施設の設計をしていると、現地調査時に地元の皆さんから『ありがとう、水道水が使えるようになってうれしいよ』と直接声をかけていただくことがあります。大規模な水道施設の設計は当然やりがいがありますが、小規模水道施設は小規模水道施設で、また違ったやりがいが得られ、地域に貢献できている実感が得られます。
上下水道事業の年間の電力消費量は約150億kWhといわれており、日本全体の約1.5%を占めるほどの規模です。どこを水源にするか、どのようにして水を運び、どのようにして水を作り、配るか。水のコンサルタントは、地域の水システムをデザインする仕事です。水システムをデザインする中で、位置エネルギーの有効活用などエネルギー効率化による省エネや、太陽光発電や小水力発電を活かした創エネなど、アイデア次第で脱炭素社会化に向けて大きく貢献できます。
私たちの仕事には、製造業のような企画、設計、製造、販売といった縦割りがないため、企画段階から担当し、工事終了まで見届ける機会が多くあります(当社では工事は行いませんので、工事段階では設計者としてアドバイザー的な役割で関わります)。完成した施設がこの先何十年と地域住民の生活を支えると思うと充実感は格別です。また、最初から最後までクライアントに寄り添ってサポートした結果、『この人に任せれば安心だ』という信頼を得ることができれば、技術職でありながら『最高の営業成果』を得ることもできます。
コンサルタントは、専門的な知識や技術でお客様の課題解決や目標達成のための支援をする仕事です。様々な役割があるので一口に言うのは難しいですが、例えばこんな人が向いていると思います。・好奇心が旺盛で色々なことに興味が持てる人・固定概念にとらわれず、自由な発想でアイデアを出せる人・人に喜んでもらうことが好きでサービス精神が豊富な人・コツコツと着実に積み重ねていく仕事が好きな人地域の水道を守る、とても重要で責任のある仕事です。浄水場などの設計になると最新技術も調べなら進めることも多く、膨大な資料に囲まれて大変な時もあります。けれどその分、とても面白くて充実感を得られる仕事です。学生の皆さん、せっかく人生の貴重な時間を費やすなら、自分の誇りに思える仕事にチャレンジしてください。