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最終更新日:2025/5/7
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部署名生産部 家畜改良課
仕事内容家畜人工授精師
家畜人工授精師という技術職をしています。各農家さんを回って、牛の子宮に人工的に精液を注入し授精させることが主な仕事です。授精業務を終えて事務所に戻ってからは、その日つけた種の記録などの事務作業もしています。
農家さんにお金を払っていただいて授精業務をしているため、農家さんの意見を尊重しながら授精業務をするよう心がけています。授精希望の牛がいたとしても、私から見て授精適期ではないと思ったらそのことを伝えます。それでも授精を希望されたら、リスクを伝えたうえで授精を行うようにしています。他にもつける種の種類を間違えていないかの確認もしっかりするようにしています。これは事務作業に関しても言えることで、その日どの牛になんの種をつけたか、金額が書いてあるレシートを農家さんごとに記録する際にも間違えないように確認を徹底しています。
人工授精師になってから初めて種をつけた牛の妊娠がわかったことです。最初の3ヶ月は先輩と一緒に農家さんを回るのですが、初めて種を付けるときは手が震えるほど緊張していました。しっかり精液を注入できたか不安でしたが、上司に「授精した牛止まっていたよ!」と伝えられた時は飛び跳ねたいぐらい嬉しかったことを覚えています。学校では直腸検査の練習をしていたのですが、まだ授精師免許を持っていなかったため種付けは社会人になってから初めての経験でした。今は独り立ちしましたが、発情の判断や授精適期を全部自分自身で判断しないといけないため最初は不安でしたが、徐々に慣れてきて今では少し余裕を持って仕事をしています。
学生時代に1ヶ月間の実習があり、私は根室の農家さんにお邪魔しました。その時道東あさひの授精師さんと出会って、「授精師を目指しているんです!」と言ったら授精に関する色々なことを教えてもらいました。その方のご厚意で他の農家さんの授精業務にも同行させていただいて、色々勉強になりました。実習時に着ていたつなぎがあるのですが、実習先の農家さんや根室支所の授精師さんがつなぎに寄せ書きをしてくれました。今も部屋に飾っていて宝物です。同行させていただいた授精師さんのようになりたい!と思い、道東あさひに入組することを決めました。 今でもその人を目標にして向上心いっぱいで頑張っています!
学生から社会人になる過程で色々不安に思うこともたくさんあると思います。実際に私もそうでした。ですが、実際に社会人として働き始めた後、もちろん辛いこともありますがその分楽しい事や達成感もたくさんあるとわかりました。なので、学生のうちにできることはたくさんやっておいてそこで得た経験を社会人になってからたくさん発揮してほしいです!