(株)カナエジオマチックス

　地理空間情報のプロとして、主に官公庁に対して図面やデータ、システム等を納めています。
　代表的な仕事の一つに固定資産関連業務があります。市町村の固定資産税事務を支えるべく、地番図や公図、画地図、家屋図などといったGISデータの整備・加除を行い、GISデータと課税情報(所有者や地目など)をマッチングさせます。そして、これらのデータを図面やシステムデータという形にして納品しています。
　固定資産税は市町村の基幹税目であり、住民の生活にも密接に関わるため、固定資産関連業務は責任の重い仕事です。正確でわかりやすい成果品づくりに取り組むことで、お客様である市町村やそこに暮らす住民の期待と信頼に応えられるよう励んでいます。
　固定資産関連以外にも、ハザードマップや農業振興地域整備計画、都市計画基礎調査など、様々な分野にわたって地理空間情報のノウハウを活かした業務に携わっています。

　人の話をよく聞きながら仕事を進めるように意識しています。
　まず、お客様に対してはこまめに連絡を取るようにしています。遅滞なく作業を進めてることを示すことでお客様に安心していただけるよう、また、困りごとやご要望を伺うことでより良い業務遂行につなげられるように努めています。　
　一方、社内では上司の指示やアドバイスをしっかりと聞くよう心がけています。経験豊富な上司に教えを受けることで、難易度の高い作業や期限のタイトな工程に対しても自信を持って取り組むことができるようになります。また、わからないことは上司や先輩はもちろん、後輩に対しても気兼ねなく質問します。得意分野や持っている知識は人によって様々なので、多くの仲間の力を借りながら仕事を進めることで、個人としても会社としても高いパフォーマンスを発揮できるようになると考えています。

　誠実な人が揃った会社だと思います。
　趣味や性格は人によって様々で、アウトドアで元気一杯の人もいれば、インドアで穏やかな人もいます。そんな当社のメンバーに共通しているのは誠実さだと思います。公共性の高い業務に従事し、工期内に品質の良い成果品を納めるために日々頑張っているので、社員はみな責任感が強く真面目です。繁忙期には仕事の量が多くてくじけそうになることもありますが、みんなで励ましあい協力しあうことで業務を完遂しています。
　このような企業文化のもとで長年にわたり誠実な仕事を続けてきたからこそ、多くのお客様に信頼される会社になったのだと実感しています。良い社風を今後も引き継いでいけるよう、自分も日々誠実に仕事と向き合っていきます。

就職活動においては、多種多様な企業の中から自分がエントリーする企業を選ぶことになります。その際は、遠慮することなく興味関心を抱いた企業にエントリーするのが良いと思います。
　自分は経済学部の出身なので、学生時代はGISや地理空間情報にほとんど接したことがありませんでした。しかし、データや技術を駆使して多くの人の役に立てる仕事をしてみたいという思いを持っていたので、当社の選考を受けてみることにしました。縁あって入社することができましたが、初めのころは右も左もわからない状態でした。しかし、周りの方々の指導や手助けのおかげもあり、今では仕事に必要な知識や技術をたくさん習得できました。
　仕事を身につけるために必要なのは、仕事への興味と熱意だと思います。興味と熱意を持っていれば、わからないことや難しい課題があってもおのずと調べたり周りに助けを請うたりして乗り越えられるでしょう。自分の専攻との関連が薄いからといって選択肢から外すのではなく、自分の「やってみたい」という思いを大切にして就職活動に臨めば、やりがいのある仕事ができる会社に巡り合えるでしょう。