最終更新日:2025/3/24

秋田エプソン(株)

  • 正社員

業種

  • 精密機器
  • 家電・AV機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • 印刷・印刷関連

基本情報

本社
秋田県
PHOTO

皆さん、プリンターヘッドってどう作られているか分かりますか?

  • K.Y
  • 2018年入社
  • 26歳
  • 秋田大学
  • 理工学部 システムデザイン工学科
  • PH製造部 PH製造技術G

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名PH製造部 PH製造技術G

現在の業務内容は何ですか?

当社ではプリンターヘッドの部品製造から組立まで行っており、私はプリンターヘッドを構成するプラスチック部品の技術業務を担当しています。プラスチック部品は「射出成形」という技術によって、樹脂を溶かして金型へ射出し固化したら取り出すという工程で作られています。
具体的な業務としては、製品をどのように作ったり検査したりするかという工程の検討、より効率よく製品を作るにはどうすればよいかという合理化の検討、不具合が発生した時の調査や品質改善、新機種の立上げなど様々な業務を行っています。
直接的に生産に関わる仕事ではありませんが、実際に製造現場に行ってサンプルを確認したり、データをまとめたり、実験や調査を通して、より良い製品が作れるように活動する重要な業務です。


秋田エプソンの魅力・特徴って何?

各部署やメンバーとのコミュニケーションが取りやすいことです。課題を解決するには一つの部門だけでは難しいので、各部署と連携を取り協力しあって活動することが不可欠です。皆さん温厚で優しい方々なので、気軽に業務の相談したり、時には雑談をしたりと働きやすい雰囲気が魅力的だと思います。
また、頑張って成果を出せばその分評価してもらえるという仕組みがあることです。頑張った成果が認められることで達成感があり、やる気を持って業務に取り組むことができるので自身のキャリアアップにつなげることができます。


大学時代の学びが生きているポイントって何?

業務上、製品や金型の図面などを読み取ることで形状把握や寸法測定を行い、対応を検討することが多いので図面を読む能力が役に立ちました。
また、研究や実験を進めるプロセスも業務に活かせています。例えば、改善のために製品形状や設備を変更したいとなった場合、変更による不具合が生じないか評価をする必要があります。そこで評価計画を立案し、サンプルを作成して検査、結果の記録、なぜそのような現象が発生するか考察、資料化などを経て実施可否を判断することで、ようやく量産品に展開することができます。評価を円滑に進めるためにはしっかりと計画を立てることが重要ですし、論理的に物事を分析することで着実に課題達成につなげることができます。


入社したての頃って知識必要なの?

新入社員研修で社会人としての基本的な知識を身に着けたり、配属後にはその職場で必要な知識や技能を勉強させてもらえるので心配ありません。私が担当しているプラスチック部品についても、これまで触れてこなかった分野で専門的な知識が求められるため、最初は分からないことばかりでした。しかし、書籍を読んだり、業務を通して先輩社員から教えてもらったり、セミナーや講習に参加して勉強しました。行ってみたいセミナーや講習があれば、上司に相談して積極的に参加させてもらえるので、スキルアップのため勉強しやすい環境が整っていると思います。


10年後~20年後はどのような姿になっていたいか教えてください!

射出成形技術を極め、プラスチック部品のスペシャリストになることを目標としています。プラスチック部品を作る射出成形という技術はシンプルですが、成形条件や金型など様々な要因によって品質が変化するという特徴があり、より良い製品を作るためにはどのような現象が起きているかを理解する必要があります。そのために新しい知識や技能をどんどん身に着け、より良いモノづくりに貢献できるよう頑張りたいです。
さらに、様々な部門と連携を取る必要がある技術部門として、自らプロジェクトの先頭に立ってメンバーを引っ張っていけるような存在を目指したいです。


トップへ

  1. トップ
  2. 秋田エプソン(株)の先輩情報