最終更新日:2025/4/22

NSウエスト(株)

  • 正社員

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 精密機器
  • プラスチック
  • 機械設計
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
広島県

取材情報

研修・教育について伝えたい

仕事のやりがいも働きやすさも手にしたい――NSウエストならその想いを叶えられる!

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マネージャーと入社2年目の先輩に会社の魅力をインタビュー。

クルマの情報を伝達するスピードメーターなどの開発・設計を手掛け、自動車業界を支えるNSウエスト。その最前線で活躍するマネージャーと入社2年目の若手社員の2人に会社や仕事の魅力について尋ねました。

■B・Kさん(仮名) (写真右)
大阪産業大学 工学部 電子情報通信工学科 卒業
2011年入社
ソフトウェア設計部 マネージャー

■T・Mさん(仮名) (写真左)
広島市立大学大学院 情報科学研究科 情報工学専攻 修了
2023年入社
ソフトウェア設計部

先輩からひとこと

「個人で問題を抱え込まないよう週1ペースで打ち合わせをするなど、すぐに相談できる職場です」とBさん。話しかけやすい雰囲気づくりを大切にしているという。
「クルマについて知りたいと積極的に実車評価にアサインしてもらえたことで理解が進みました。相談しやすい社風の中、安心して仕事に取り組めています」とTさん。
有給休暇の使い道なども気楽に話せる関係性が見えてきたインタビューでは、社風の良さが伝わってくる。「普段からアットホームな雰囲気がある職場です」とBさん。

モノづくりの上流工程でムダのない仕様を提案。長所を伸ばすチームづくりで後進育成にも注力【B・K】

電子情報通信技術について学び、技術職を中心に就職活動を進める中、当時の愛車に当社の製品が使用されていることを知り、親近感が湧きました。当社なら自分の興味のあるモノづくりができるだろうと志望。お客様との距離が近く、一からモノづくりに取り組めるやりがいを感じています。

現在は、ソフトウェア設計部システム設計グループのマネージャーとして、実務とマネジメントを担当しています。実務では、お客様から「こんなモノをつくりたい」とご相談いただき、ハードウェアとソフトウェアのそれぞれの仕様書を書き出していく業務を担当。どこまでがソフトで、どこまでがハードなのかを割り振っています。詳細設計の打ち合わせになると各分野の担当者に同行することもありますが、製品の仕様決めの第一段階から関わり、後工程のことまで考えながら打ち合わせを進めていくのも私たちの重要な役割です。心掛けているのは、LEDランプの点灯の明るさ一つ、ボタン操作一つ、仕様的にもコスト的にもムダがないよう考えることです。油断すると余計なモノが入ってしまうため、お客様が望んでいるものをいかに最適化し、カタチにできるかが設計者の腕の見せ所ですね。一つのプロジェクトが動き出すと、定例会議が重なり、スケジュールも過密になりがちですが、徐々に手離れし、無事に生産ラインまで辿り着くことができると達成感が得られます。また、グループのマネージャーとしてプロジェクト毎にメンバーを配置し、業務分担を指揮するマネジメント業務にも着手。「こうすれば効率良く仕事を進められるのではないか」と考えていた頃にマネージャーとなり、その考えを実行することができました。各自が持つスキルと仕事内容をより良い組み合わせになるよう見直したところ、仕事をさらに効率よく進められるようになり、負荷軽減につながったとメンバーに喜ばれた時は嬉しい気持ちになりましたね。

今後は、入社2年目のTさんをはじめ、後進育成に力を注ぎたいと思っています。チーム力を高めることで、これまでより多くの業務をこなせることのできる部門へとパワーアップさせたいです。また、マネージャーに就任してから“長所を伸ばす”育成方針で仕事を進めてきましたが、個々の苦手を克服するためのマネジメントスキルも学びたいですね。会社の教育制度を利用しながら力を蓄えていきたいと考えています。

入社2年目で、新機種のプロジェクトに着手!社内でも中核メンバーとして力を発揮していきたい【T・M】

コロナ禍の就活では将来に不安を感じたので、大学院へ進学しました。あらためて安定した業界で働きたいと思い、クルマ業界に興味を持ちました。上司と部下の関係がフラットで話しやすい風通しの良さに魅かれ、当社を志望しました。

現在は、システム設計グループに所属し「こんなモノがほしい」というクライアントの要望をヒアリングしながら、設計方針を決める役割を任されています。私は、主にクルマのシートを動かすECUなどを担当。クルマのシートを温めたり、冷ましたり、自動でスライドさせる機能の仕様書を作成しています。製品に使うマイコンの影響を受ける部分もあり、一筋縄ではいかないところが難しいですね。周辺環境から受ける影響まで考慮しながらどのような仕様にするのかを考えています。事前に検討を重ね、後工程で不具合が発生しないよう課題に取り組み、これなら大丈夫だろうと試した結果、スムーズに工程が進むと大きな喜びを実感できます。入社時はペーパードライバーだったので、クルマのさまざまな部品を知りたいとBさんに相談したところ、実車評価と呼ばれる発売前のクルマに当社の製品を実装し、性能を確かめる業務に優先的にアサインしていただきました。クルマを自分で動かす機会を多く与えていただけたことで、理解を深めることができたと感謝しています。

私が入社した年の新人研修では、最初の1カ月を本社で過ごし、製造工程でどのように製品がつくられているのかを学びました。5月からは現在の勤務地に移り、約2カ月の研修の中で一つのプロジェクトにチャレンジ。プロジェクトを通じて他部署についても学ぶことができたので、組織理解が進みました。配属先でもOJT研修からスタートできるなど、手厚い研修環境があるため安心して取り組むことができたのだと思います。また、自分の弱みや強みを丁寧にヒアリングしていただき、成長に応じてフレキシブルに研修内容を組み立ててもらえたことも嬉しかったです。

新機種の案件を任されるようになり、これから数年間は、そのモノづくりに携わることになりました。できるだけミスを省き、経験を積むことで、プロジェクトや会社の中核を担える人になりたいと思っています。回路基板や電子基板の知識もなかった私ですが、クルマを理解していく中でどんな性能があれば良いのかを見出すことができるようになり、自身の成長を実感できています。

仕事のやりがいも働きやすさも手にしたい。そんな想いをカタチにできる職場環境も魅力。

【B・K】年々会社の働きやすさが増していると感じます。その時の状況にもよりますが、残業月平均時間は約15時間。マネージャーとしては、一人に負担が集中しないように心掛けていますし、重要度や案件の急ぎ具合にもよりますが、家庭の事情などがある場合はできるだけ残業が発生しないよう気を配っています。5、6年前から会社全体で有給休暇消化をさらに高めようと、今まで以上に取りやすくなり、休みたい時に休めるようになりました。Tさんはゲームの発売日に合わせて有給休暇を取っていますよね(笑)。

【T・M】はい、しっかり利用できています(笑)。学生の皆さんに伝えたい会社の魅力は3つあり、その1つ目が有給休暇をいつでも取れる点です。趣味などの都合に応じて取れるので、仕事のモチベーションにもつながりますね。2つ目は、上司や部下に関係なくフラットな雰囲気があり、何でも気軽に話せる風通しの良さ。3つ目は、設計部門では在宅勤務ができる点です。大学院時代、自宅で研究していたこともあり、会社より在宅勤務の方が集中できるとBさんに伝えたら、「いいよ」と快く許可していただけました。在宅の日でも、わからないことがあればチャットや通話でいつでも質問ができますので、安心して取り組める環境が整っていますよ。

【B・K】それは良かったです!他には、服装や髪型の自由度の高さも魅力のポイントかもしれません。部署の男女比率は6:4。女性社員も多く、自由にオシャレを楽しんでいる雰囲気があります。業務に集中する時間もありますが、他愛ない話に花が咲くこともあるなど、オンオフのメリハリを持ちながら仕事できる社風もありますね。会社全体で何かをするということは少ないですが、趣味が近い人同士では、部署を越えていろいろと楽しんでいるようです。野球やゴルフ、バイク、バドミントンなど、趣味が合う人で集まっていると聞いています。私は参加しないタイプですが(笑)。

【T・M】私もオフは一人で過ごすことが多いかもしれません(笑)。あとは、12名いる同期と仲が良く、誰かが声を掛けると9割以上の人が集まります。いろいろな部署に同期がいるため、それぞれの部署でどんな仕事をしているのか理解を深めることができ、どうしたら後工程の人がやりやすいのかなど、気軽に聞くこともできています。同期が頑張っていると自分も頑張ろうという気持ちになります。

学生の方へメッセージ

【Bさん】学生の皆さんには、いろいろな道が開かれていると思います。自分が何をしたいのかわからないという学生さんでも、漠然と悩んで過ごすより、行動することで次のステップに進むことができると思うので、ぜひ頑張ってください。また、自分たちが手掛けたモノが世の中に出ていくやりがいを知ってほしいです。苦労もありますが、その先には大きな達成感があります。100年に1度の変革期といわれる自動車業界では、数多くある部品の統合化が進んでいます。当社としても培った技術を活かし、新しいモノづくりをはじめている最中。未来づくりができる面白みも感じてください。

【Tさん】私自身は業界選びを重視していましたが、入社して強く感じたのは、風通しの良さといった社風や働く環境の魅力も仕事内容と同じくらい重要だということです。もし、業界や職種だけで企業を見ている学生さんがいたら、社内の雰囲気や働く環境にも目を向けた方が後悔のない企業研究になるでしょう。当社の場合、先輩や上司もフレンドリーに話してくださいますし、インターンでは実際の作業スペースに入り込み、課題にチャレンジする機会もあります。周囲の先輩たちに目を配ると、きっと仲良く会話している姿を見ることができると思います。業界の安定性や将来性、プライベートの充実なども当社のアピールポイントだと考えています。

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「何をするかも大事ですが、職場環境や福利厚生も大事。ぜひ注目してください」「インターンや会社見学に参加する機会があれば、参加してみるのもお薦めです」と先輩たち。

マイナビ編集部から

自動車表示機器の開発・製造・販売を手掛けるNSウエストが製品を納入しているのは、マツダやダイハツ工業、スズキなど、日本を代表する自動車メーカーばかり。『人と車のベスト・コミュニケーション』を追求したいと、ニッチな分野で圧倒的な製品力を持つ同社の強みは、長年培われた高度な技術とノウハウ、より良いモノづくりをめざす先輩たちの飽くなきチャレンジ精神だ。

そんな同社のモノづくりの上流工程で力を発揮するグループマネージャーのBさんとグループの若手であるTさんにインタビューした今回の取材では、一人ひとりの個性を活かし、丁寧な人材育成が行われている様子が感じられた。社歴を重ねることで「もっとスムーズなモノづくり、もっとストレスフリーな職場づくりができないか」と問題を提起しながら解決に向けて改革を進めてきたBさん率いるシステム設計グループでは、3年前から個々の得意分野を最大限に発揮できる役割分担を実施。それにより、効率よくプロジェクトを動かし、個々のモチベーションを高めるなど、良い成果が得られているという。同時にコロナ禍を機にリモートワーク環境を整備。対象部門の技術者を含む約5割の社員が在宅勤務を継続するほか、e-learningの導入などDX化も進んでいる。年次に関係なく会話を楽しめるラフな雰囲気も同社の魅力だ。背伸びすることなく等身大の自分で仕事と向き合い、モノづくりの醍醐味を実感できる環境がここにある。

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“○○さん”と呼び合う雰囲気の社内は文字通りアットホーム。一人ひとりの得意分野で力を発揮できる環境や相談しやすく、話しやすい環境が若手の成長を後押ししている。

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