下花建設(株)【シモハナグループ】

中国電力管轄エリアの、「送配電」を担当する「中国電力ネットワーク株式会社」さま関連の仕事を受け持っています。私が所属する工事一課の主な業務内容は、「電柱の地中化」というこれからのインフラ整備に欠かせない業務です。具体的には、町中に建っている、従来型の「電柱」を「地中化」するため、地中に設置された「管路」にケーブルを敷設・接続する工事や、すでに地中化されたものの、経年劣化の恐れがある電気ケーブルの張替工事などの工事を行っています。また、電柱の接地改修工事、マンホール点検等、改修・点検工事など、電気という、欠かせないインフラを整える業務にも携わっています。仕事は工事当日の管理業務だけではなく、事前に現場をチェックして警備員の数を検討したり、周辺の民家の状況を把握し、工事期間中の安心・安全確保に必要な準備を考えます。また、事務所では「周知文」や現場写真の整理作成、図面の作成、申請書類の提出などの事務業務を行い、お客様のご要望にしっかりとお応えできるように取り組んでいます！

「現場代理人」になって初めての現場である、電柱の接地改修工事が一番印象に残りました。接地改修工事とは電柱に設置された避雷器、変圧器を雷や漏電被害から守るため、地中に埋められた接地線（アース）で経年劣化や、腐食により断線するなどして、既定の数値よりもオーバーしているものを改修していく工事です。施工自体は小規模ではありますが、施工数も多く、また地権者さまへのご挨拶や、申請書類などが多くあり、事前の準備が大切なため、本当に不安な気持ちでした。でも分からない時は上長や先輩などが丁寧に教えてくれ、無事に工事を終えることが出来ました。たくさんの方の助けを頂きながらではありましたが、自分が考えて、「準備、施工、竣工まで」、一連の工事を無事完工できたことで、自信がついた工事となりました。

建築関係の仕事をする上で、最も大切な施工管理項目（安全管理・品質管理）を心掛けています。特に安全管理では、もしも現場内に資材や道具が散らばっていれば、つまづいて転倒するリスクが上がります。また、転倒した場所に危険物があると、大きなケガに結び付くこともあるので、現場内は「常に」整理整頓しておく必要があります。その他、山の中での作業となった場合は、蜂や虫刺されの恐れもあります。そのため「ポイズンリムーバー」などの道具を常備するなどの工夫をしています。その他は、現場だけでなく、車内や事務所の机などをきれいにしておくこと。整理・整頓をすることで、どこに何があるか把握しやすくなりますし、常に身の回りをきれいにしていくことで、仕事が安全にしかも効率よく進めることができます。

就職をどこにするか悩んでいた時に、ちょうど学校に下花建設の担当者の訪問があり、インターンシップを経験させて頂きました。それによって、どんな業務をするのかがわかり、興味を持つことが出来、会社説明会にも参加させて頂きました。具体的にどのような仕事内容なのか、事務所での業務は何をしているのかを伺い、優しく説明を頂いたことを、鮮明に覚えています。電気の資格も取得していたので、どうせ電気関係の仕事をするのならこの会社に入りもっとスキルアップしていきたいと思いこの会社に入社することを決めました。

私が最も大切だと思うのは資格の取得です。取得する資格の難易度に限らず受けられる資格は積極的に受けていった方が良いと思います。面接でも優位に立つことができますし、他の同期と比べても、少し早く会社になじむ事ができるかも！また、より多く資格取得をすることにより、自分が意識していなかったところで役に立つこともあるかも。だから、取れるうちに取っておくのが良いと思います。あと、会社に入るとパソコンを触る機会が増えるので、エクセルや簿記などの資格も取っておけば社会人になって良いスタートが切れると思います。