最終更新日:2025/4/3

田中シビルテック(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建材・エクステリア
  • ビル施設管理・メンテナンス

基本情報

本社
滋賀県
PHOTO
  • 11年目以上
  • 土木・建築系
  • 技術・研究系

みんなが安全に暮らせる社会づくりに貢献できる喜び

  • T.M
  • 2004年入社
  • 九州共立大学
  • 工学部 開発学科
  • 滋賀支店 工事部
  • 施工管理職

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 建設・設備関連

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名滋賀支店 工事部

  • 勤務地滋賀県

  • 仕事内容施工管理職

田中シビルテックを選んだ理由は?

高校3年生の時、阪神淡路大震災で阪神高速の橋脚が倒れたニュースを観て、衝撃を受けました。あんなに頑丈そうに見えるコンクリートが、まさか倒れてしまうなんて…と。その時から「安全に暮らせる社会をつくりたい」という思いが芽生え、土木業界へ進むことを決意。
田中シビルテックはあらゆる構造物の「補修・補強」に取り組む会社で、コンクリート構造物の補修には自社開発した「靱性モルタル」を活用していると知り、「ここなら自分の思い描く仕事ができるかも」と興味を持ちました。ラッキーなことに家からも通いやすい立地だったので、ぜひ入社したいと思いましたね。


現在の仕事内容を教えてください

国土交通省から発注される橋梁補修や耐震補強工事において、現場代理人・監理技術者として従事しています。現場代理人とは、工事請負業者の代わりに責任者を務め、現場全体の管理を行う立場。また監理技術者は、施工計画の作成から工程管理、品質管理、安全管理まで、工事現場の指導監督を担うポジションです。
私は現在19年目ですが、最初からこのような工事全体の管理ができたわけではありません。先輩について少しずつ仕事を覚えていき、「この仕事って面白い!」と実感できるようになったのは入社7~8年目の頃。経験値が必要な仕事だけに、やっていくうちにどんどん面白さを味わえるようになります。


今の仕事のやりがいは何ですか?

当社が手がけているのは補修・耐震補強工事のため、何もないところから建物を造る工事とはまた違った苦労があります。新設の場合は図面通りに実施しやすいですが、補修工事では「図面と現場が合わない」なんてことはしょっちゅう。ではどうするのか。まず現場を調査し、「図面をこう変更すればうまくいくのでは」と判断し、役所の方と交渉しながら進めていくわけです。
このような難易度の高いプロセスを経て、最終的に発注者の検査をクリアできた時、「難しい工事をよくやってくれた」と感謝された時はやりがいを感じますね。地域の方々から、「橋が補強されて良かった」というような言葉をいただけた時も嬉しいです。


今までで特に印象に残っているプロジェクトは?

滋賀県から発注された歩道橋の撤去工事です。県の担当者も私たちも歩道橋を撤去するのは初めての工事で、「どうしたらいいかわからない」ところからのスタートでした。そこで歩道橋を解体・つり下げるクレーン業者とも相談しながら、綿密な事前シミュレーションを実施。近隣の方々へ理解を求める案内、住宅街の邪魔にならないようクレーンを配置する場所決め、道路を通行止めにするスケジューリング、歩道橋を分解・移動させる順番など、段取りに2ヶ月以上の時間をかけて行いました。おかげで工事はスムーズに完了することができ、やはり施工管理の仕事は「段取りが命」だと再確認しました。


学生の皆さんへメッセージをお願いします!

土木工事というと、高速道路をつくったり橋を架けたりといった大規模なプロジェクトがクローズアップされがちですが、「今あるものを直して長く使うための地域密着の土木工事」があることも知ってほしいですね。地味で目立たないかもしれませんが、この仕事がなければ社会インフラは支えられません。そして橋梁や道路がある限り、メンテナンスの仕事はなくなりません。
みんなが安全に暮らせる社会をつくり、「世のため、人のため」になる仕事ですので、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。


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