最終更新日:2025/4/21

(株)クリーク・アンド・リバー社【東証プライム市場上場】

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業種

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基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

テレビ番組の制作に携わり、映像業界の未来を切り拓く仕事

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テレビ局や番組の壁を越え、個性を活かして活躍できる

テレビ番組をはじめとする映像制作の現場で活躍する、(株)クリーク・アンド・リバー社のクリエイター。映像への強い想いを持ち、それぞれのキャリアを歩む先輩たちに制作現場のリアルを聞いた。

■越後 みなみさん(写真左)
大阪支社/第1ディビジョン 第1セクション/報道番組配属/報道記者
国際教養学部 国際教養学科卒業/2020年入社

■花木 拓真さん(写真中)
大阪・エリア推進グループ/第1ディビジョン 第2セクション/名古屋の地方局配属/ローカル番組のディレクター
地域制作学部 地域政策学科卒業/2021年入社

■中山 拓紀さん(写真右)
メディア・エージェンシー・グループ映像専門職/情報番組配属/チーフディレクター
文学部 心理学科卒業/2012年入社

<先輩から一言>

「防災を楽しく学べるような企画を定期的に行いたいという目標があります。現状を伝えるだけではなく、命を守るための取り組みをしたいです」と越後さん。
「忙しい時期はあるものの、毎日ハードなわけではないので安心してください!さらに当社ではエージェントが間に入るので、働き方などの相談もしやすいです」と花木さん。
「番組制作では、毎日違う場所で違う人に取材をします。関わる人もテーマも環境もどんどん変わる、新鮮な日々を楽しんでいます」と中山さん。

【越後さん】人の命を守りたいという想いで、報道番組の制作に取り組む

私は宮城県仙台市の出身で、中学1年生の時に東日本大震災を経験しています。当時はスマホやSNS(テレビ以外の映像メディア)が私の身の回りにはなく、情報源はラジオだけだったので、数日間は東北にどれほどのことが起きているのか想像がつきませんでした。そして送電が再開し、テレビをつけたときに初めて被害の状況を目の当たりにしたんです。

私は映像で状況を伝えることのインパクトや意義を実感し、将来はテレビ報道の分野に進みたいと思うようになりました。でも、私が本当にやりたいと感じたのは、テレビの仕事というより報道の仕事です。どんな分野の映像制作に携わるかわからないテレビ局にこだわらず、やりたいことができる職場を探しました。

当社では、エージェントがクリエイターに合う番組の案件を獲得してきてくれます。まず私は、関西のテレビ局の報道番組で、アシスタントディレクターとしてキャリアをスタートすることができました。現場には他社から来ているスタッフもいますが、所属する会社に関係なく一つのチームとして番組づくりに取り組んでいます。

私の主な仕事は、その日のニュースの原稿作成や、企画コーナーの取材や編集、スタジオでの進行管理などです。アシスタントディレクターの仕事として多くの人が思い浮かべるであろう“カンペ”の用意も担当しています。ニュースの予備知識や独特の言い回しなどを学びながら、ディレクターと相談して番組づくりを進める毎日です。

2022年には、台風に関する特別番組に携わることができました。フロアディレクターとして、台風の進行に左右される不確定な状況の中、番組の進行を全力でサポートしました。報道で伝える「防災」がこの業界を志すきっかけとなった私にとって、番組をつくりあげて視聴者に届ける、その最前線に携われたというところにやりがいを感じました。

また英語力をアピールして、海外から届く放送素材の翻訳などにもチャレンジさせてもらっています。自ら企画したコンテンツを制作することも叶い、スキルアップしている実感がありますね。そろそろ次のステップを考える時期かもしれませんが、まずは自分のやりたいことをしっかり見つめ、信念を持って番組づくりをしていきたいと思っています。
※取材時はアシスタントディレクターです

【花木さん】名古屋の長寿番組のディレクターとして、1年目から密度の濃い経験を積む

中学生の頃からテレビ業界に憧れて、自分もいつか面白い番組をつくりたいと考えていました。当社に惹かれたのは、一つの地域やテレビ局に限らず番組制作に関わってきた、多彩な実績があると知ったから。テレビ局所属の場合、原則その系列局の番組しか携わるチャンスは得られませんが、当社であれば、将来の仕事の可能性がグッと広がると感じました。実際、私が所属する「大阪・エリア推進グループ」は名古屋で働きつつ、大阪の番組に関わるチャンスも得られる部署です。将来的に、関西や関東など、新しいフィールドでの仕事にも挑戦しやすいと思っています。

現在は、名古屋のテレビ局で、地域密着型の長寿番組にディレクターとして携わっています。入社前、テレビ業界の人口が多い関東よりも、東海の方がはやく経験を積めると聞いて、地元でもある名古屋での配属を希望しました。

1年目、まずはアシスタントディレクターからのスタートです。最初に任せられたのは、カメラを持って街へ出て、とにかく面白い画を撮ってくるという仕事でした。自分の映像を使ってもらえるのがとても嬉しかったです。また負けず嫌いなところもあるので、採用されなかった悔しさもバネにしてきました。

その後、企画や編集などの業務を一通り覚え、3年目にはディレクターに昇格。番組制作を管理する責任ある立場となり、プレッシャーはありつつも、自分の制作した番組を楽しんでもらえるやりがいも大きくなりました。出演者に良いリアクションをしてもらえたり、SNSで視聴者から反響があったりなど、ダイレクトに反応が返ってくるそんな瞬間のために頑張れています。心がけているのは、ただインパクトのある画を見せるのではなく、本当に必要とされる情報を届けること。毎日の仕事を通して、視聴者目線で考える力が磨かれてきました。

今は長寿番組の看板に頼る部分も多いですが、ゆくゆくは自分で番組を立ち上げて、総合演出の仕事がしてみたいです。ロケ番組やトーク番組など、幅広いジャンルのコンテンツを手がけられるようになるのが目標です。働く場所にしばりのない当社だからこそ、きっと実現できると思っています。

【中山さん】現場のスタッフがのびのびと働ける環境をつくり、テレビ番組の制作を支える

私は入社して以来、ずっと同じ情報番組に携わってきました。この番組の制作に参加できたのは、当社のエージェントが情報番組への私の適性を見抜いてくれたからです。番組内容との相性が良いだけでなく、この番組では働く時間が明確に決められているので、無理なく現場の仕事を続けてこられました。

新人のアシスタントディレクター時代は、早く自分で企画をつくりたいという気持ちが強かったですね。ディレクターを目指して現場で経験を積みながら、自分という人間を知ってもらうために、多くの人とコミュニケーションをとっていました。その甲斐あって、2016年にはディレクターとなり、大きな企画を任されることが増えています。

担当している番組は生放送が中心なので、構成や台本作成のスピードが求められます。取材をした翌日にはオンエア用の素材が仕上がっている必要があるため、良いものをつくりたいからと作業を遅らせてはディレクター失格。自分の作業を早く終わらせて、周りをフォローするような余裕が必要なんです。またディレクターは、社内外の大勢の人と関わります。職人気質のプロフェッショナルから信頼を得るには、まず相手の意見を受け止めてから話すという姿勢が大切ですね。

2022年の秋にはチーフディレクターとなり、放送するニュースをまとめています。現場のスタッフたちが楽しんでつくってきた映像に、間違った情報が含まれていないかをチェックをするのもチーフの仕事です。俯瞰的に情報を見て、番組とスタッフの信頼を守るように努めています。

さらにチームリーダーとして、当社に所属する後輩たちの相談にも乗っています。同じ現場にいるからこそわかること、伝えられることがあると考えています。自分の経験を活かして後輩たちを育てていきたいですね。企画力や構成力をさらに磨き、テレビ局内での当社の存在価値を高めることにも貢献したいと思っています。

学生の方へメッセージ

【越後さん】
テレビに関わる仕事に就きたいなら、テレビを観る時間を大切にしてください。番組を観て、自分がどう考え、何を感じたかを振り返ると、新たな発見があるかもしれません。
また、テレビの仕事はテレビ局の社員でなくてもできる、ということを知ってほしいと思います。自分がやりたいことを実現するならどこがいいのかを考え、業界全体を調べることをおすすめします。

【花木さん】
当社では東京をはじめ、東海や関西など、一つのエリアにしばられずに働けるからこそ、やってみたい仕事を実現するチャンスが得やすいと思っています。さらにエージェントを通して、「どこで」「どんな仕事をしてみたいか」も伝えられますよ。
配属は各現場ですが、当社の社員は業界内で広く活躍しているので、テレビ局や制作会社など別々の場所で働いていても、偶然会うことがよくあります。縦のつながりはもちろん、横のつながりもできるので、安心してください。

【中山さん】
映像をつくるスキルは、現場で経験を重ねるうちに身につきます。必要なのは、テレビが好きという気持ちと番組制作への興味です。
当社には心強いエージェントがいて、自分に合う仕事を探すときやキャリアに悩んだときなどに助けになってくれます。事業領域の広い当社には多様な分野のクリエイターが所属しているので、協力して新しい可能性を見つけることもできます。

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一人ひとりの働き方や、目指すキャリアを尊重する社風が同社の魅力。クリエイターとエージェントとの信頼関係も強く、個性を活かせるマッチングが成立している。

マイナビ編集部から

(株)クリーク・アンド・リバー社の映像専門職、その働き方の大きな特徴は特定のテレビ局や番組、ジャンルにとらわれず、多様な映像制作の現場で活躍できるということだ。幅広い実績とネットワークを有し、社員の望む経験を積むチャンスが溢れている。

またエージェント制度により、クリエイターの仕事や番組制作の現場を熟知した担当エージェントが、不安に寄り添ってくれるのも同社の魅力。仕事での不安やキャリアチェンジの希望などを相談しながら、自分らしいキャリアをプランニングできる。内定者研修ではテレビ業界の基礎知識やリテラシー意識を身につけ、入社後はすぐに現場へ。働きながら技術を身につける環境だ。新人の育成を担当する先輩社員のもとで、一つひとつ理解を深める教育体制となっている。

同じ番組で活躍し、アシスタントディレクターからチーフディレクターへとキャリアアップしていく社員もいれば、複数の番組の制作を経験しながら成長する社員もいる。また近年ではテレビ番組だけでなく、インターネットでの配信番組や企業PR映像の分野など、活躍の場が拡大している。「一つの会社に所属しながら、転職するように仕事の幅が広がる」と語ってくれた先輩社員たち。自分がどんなクリエイターになりたいのか、そのために必要なスキルは何か、経験から学び、成長したい人に適した環境といえるだろう。

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番組づくりはチームプレイ。大切なのは社内外の多様な人と関わりながら、当たり前のことを当たり前に行う真摯な態度と熱意だ。その基礎の先に斬新なアイデアが育っていく。

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