最終更新日:2025/4/24

(株)クリーク・アンド・リバー社【東証プライム市場上場】

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本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

クライアントの課題を解決し、クリエイターの夢をかなえる仕事

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クリエイターの夢を一緒に追いかけ、成長を後押しする

映像、ゲーム、Web制作など多彩な分野のクリエイターが集まるクリーク・アンド・リバー社。クリエイターとクライアントをマッチングさせ、活躍を支援するエージェントの仕事について話を聞いた。

■林 茉由子さん(写真右)
メディア・エージェンシー・グループ オンライン・クリエイター・ディビジョン 第一セクション チームリーダー
文学部 人間関係学科卒業/2017年入社

■芳賀 遼太朗さん(写真左)
第一デジタルコンテンツ・グループ 第1ディビジョン 第1セクション セクションマネージャー
経済学部 経営学科卒業/2019年入社

先輩から一言

「クリエイティブなことが好きな人が活躍できる仕事です。自分で作品づくりはできなくても、業界やクリエイターを支え、盛り上げることはできます」と林さん。
ゲーム関連のサービスについても豊富な実績を持つ老舗。「業界のほとんどの企業と太いパイプがあり、幅広い仕事を請け負えるのが強みです」と芳賀さん。
エージェントの仕事は、人材の紹介だけではない。エージェントが発信したアイデアや、築いた人脈などから新たな仕事が生まれることもそうだ。

【林さん】クリエイターとクライアント、両方にとってメリットのある提案を行う

私が所属しているメディア・エージェンシー・グループは、当社に所属する映像分野のクリエイターたちが、より良い環境で仕事に打ち込めるように支援を行う部署です。具体的には、テレビ局や番組制作会社、動画配信プラットフォームを運営するクライアントに、求められるスキルを持つ映像クリエイターを紹介します。その上で、クリエイターの業務の支援や働く環境の整備などを行います。また、オンライン動画共有プラットフォームのマルチチャンネルネットワーク(MCN)として、チャンネルの成長支援や動画共有プラットフォームのクリエイター紹介なども行っています。

私は、テレビのバラエティ番組に携わるクリエイターを紹介するという業務からキャリアをスタートしました。クリエイターとテレビ局をつなぐというエージェントの仕事は簡単ではありませんでしたが、先輩の仕事を見て学びながら、両者がベストなつながりをつくれるように工夫を重ねました。

この仕事で大切なのは、クリエイターのスキルや働き方の希望をしっかり把握することと、クライアントのつくりたいものだけではなく社風などもよく理解することです。そういう点を知っておかなければ、良いマッチングを成立させることはできません。クリエイターとクライアントのそれぞれに寄り添い、うまく橋渡しをしなければならないのです。

入社した当時は、業界の働き方に注目が集まっていました。実際、寝る間も惜しんで仕事をしていたクリエイターが心身共に疲弊してしまったため、各テレビ局の労務部に相談し、勤務時間などについて交渉したこともあります。その時は、業界内の働き方を変えるという点で、私たちエージェントが大きな役割を果たせることを実感しました。

2019年には、ニーズが拡大している動画プラットフォームの制作に関わるクリエイター支援のチームに移りました。テレビ番組と異なり、インターネット動画のクリエイターには一人で企画から演出、出演、編集まで一貫して行うスキルが求められます。今後も、各クリエイターの個性やスキル、魅力を適切にクライアントへ伝えていきたいと思っています。

【芳賀さん】手応えのある案件を紹介すると、クリエイターの熱意が高まるのを感じる

私は人の人生を支援する仕事をしたいと考えていたので、人材の分野に注目しました。その“人材”と、自分が好きな“ゲーム”を掛け合わせた仕事はないだろうかと考えているうちに、出会ったのがクリーク・アンド・リバー社です。スキルがなくゲーム業界でクリエイターとして働くことを諦めていた自分にとって、エージェントとしてゲームづくりを支援する仕事は理想的でした。

ゲーム業界では、常に人材不足が問題になっています。その理由の一つは、業界の人たちが多忙を極めているために、未経験者をクリエイターとして独り立ちできるよう育成することが難しいということです。しかし当社には、既に活躍しているクリエイターのキャリアアップやスキルアップを支援するシステムや、未経験者を「C&R CREATIVE ACADEMY」で育成し、現場で活躍できるようにサポートするというシステムがあります。こうした仕組みを活かし、クライアントのニーズにマッチするクリエイターを紹介することが私たちの仕事です。場合によっては、クライアントのゲーム開発の一部を社内の開発スタジオで受託制作するために、制作チームを立ち上げることもあります。

クライアントの多様な要望を理解するには、私たちエージェントもゲームづくりの基本的な工程や要素を学び、新しい情報をキャッチしつづけることが必要です。わからないことがあるときは、先輩に質問したり社内にいるクリエイターたちに教えてもらったりしています。

クリエイターたちには、ゲームを通じてかなえたい夢があります。それを実現できる仕事を紹介することが、私のやりがいです。クリエイターの実績に基づいて仕事を紹介するだけではなく、過去に諦めたことがあっても今ならチャレンジできると判断した案件なども紹介し、キャリアアップをサポートすることを心掛けています。データだけでは見えないクリエイター一人ひとりの魅力と可能性を理解し、クライアントの課題を解決したいのです。新しい仕事に挑戦することで、クリエイターの熱意が高まるのを見ることも、私の大きな喜びになっています。

【林さん/芳賀さん】日々進化するクリエイティブ業界で、今までにない仕事や価値を生み出す

【林さん】
動画制作はまだ歴史が浅く、クライアントも含めて皆が試行錯誤している分野です。だからこそ、エージェントの仕事にはクリエイターの新たな可能性を発信し、クライアントとも対等に意見を交わしながら一緒にコンテンツをつくっていくという面白さがあります。

私は現在、オンライン動画共有プラットフォームのクリエイターの支援を行うチームのチームリーダーとして、企業のオンライン動画共有プラットフォームコンテンツ制作の企画提案やクリエイターのマネジメントなど、幅広い仕事に携わっています。日々アップデートを続けているオンライン動画共有プラットフォームを十分に活用し、クライアント企業の悩みを解決する最適なクリエイションを提案することが使命です。

変化が激しいからこそ、多様な展開ができるのがネット動画という分野の魅力だと思います。幅広い分野のクリエイターを擁する当社にしかできないような提案を行い、新たな価値を生み出していきたいですね。また、動画共有プラットフォームのクリエイターである方々の権利を守り、安心して動画制作に打ち込んで収益を上げられるような仕組みをつくりたいとも思っています。

【芳賀さん】
当社にはゲーム開発スタジオがあり、たくさんのクリエイターが活躍しています。彼らがワクワクするような仕事、憧れのタイトルを獲得して、制作を支えることが私の目標です。クリエイターの価値を高め、クライアントの事業を支援し、それによって当社の事業が拡大するという、三者にとって有益な仕事をしたいですね。“ロマン”と“そろばん”の両方を追求しています。

現在は、2年ほど継続している社内開発の大型案件にも関わっています。クライアントにとって重要なタイトルの仕事を請け負っているということに、誇りを感じます。クライアントからは「クリーク・アンド・リバー社なくしてこのタイトルはつくれない」という、大変ありがたい言葉もいただきました。クリエイターたちにとっても、大きな実績として残る案件です。まずはこのプロジェクトを、無事に完了まで持っていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

【林さん】
エージェントというと、クライアントのニーズに合う人材を紹介する仕事というイメージが強いと思います。しかし、当社のエージェントの仕事はそれだけではありません。クリエイターを理解し、成長をサポートし、可能性を引き出すという重要な役割も担います。クライアントとクリエイターそれぞれに寄り添いながら、間をつなぐのです。
多様な分野のクリエイターとつながりを持つ当社は、分野を横断するような斬新なコンテンツや事業を提案できます。しっかりとした志向に基づいて行動する人なら、年次に関係なくやりたいことにどんどん挑戦できる環境です。

【芳賀さん】
企業研究を開始するこの時期は、人生の大切な選択をするタイミングです。自分の“生業”とすべきことは何なのかを、納得できるまで考え、チャレンジしてください。
クリエイターとして活躍したいという夢があっても、さまざまな事情で諦めてしまう人もいます。しかしそういう人には、クリエイターを支えるエージェントとして、憧れていた業界で働けることを知ってほしいと思います。ときには、制作に貢献したエージェントとして名前がゲームのエンドロールに記されることもあります。

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エージェントの仕事が、クリエイターの人生を左右することもある。一人ひとりの本音を引き出し、共感することが大切だ。

マイナビ編集部から

映像やゲーム、WEB、広告・出版などさまざまなクリエイティブ分野のプロフェッショナルを多数擁するクリーク・アンド・リバー社。所属するたくさんのクリエイターたちが多くの企業や制作現場で活躍する、その環境を支えているのが総合職であるエージェントたちだ。クリエイターの望む仕事と、クライアント企業の課題解決のための取り組みをつなぐ役割を担っている。クリエイターに寄り添い目指すキャリアの実現をサポートすることはもちろん、営業職としての視点も兼ね備え、売上という実績を追求していく意欲も必要な職種だという。

エージェントとして多様なキャリアが広がることも魅力。人材・請負事業など複数の事業を担当することもあれば、ライツマネジメントや新規事業企画、役職に就いてマネジメント業務に携わる道もあり、エージェントとしての仕事をしながら自分の興味関心を追求し、成長していけるキャリアプランがある。

入社前後の研修では、エージェントとして必要なビジネスルールや法律などをしっかり学んでから、各業界の部署へと配属となる。配属後はインストラクター制度として、1年間ほど先輩の仕事に同行して仕事の全体像を理解し、2年目から独り立ちとなるのが基本的な流れだ。クリエイターとクライアント、両者に寄り添いながら新しい道を切り開いていきたい、そんな人が活躍できるだろう。

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クリエイターとクライアント、それぞれの課題を主体的に考え、自分ごととして向き合う力が求められる。関わる人たちの意見を聞き、みんなの納得点を探していく役割だ。

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