最終更新日:2025/7/24

(株)さすがや

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 専門店(アパレル・ファッション関連)
  • 商社(複合)
  • 商社(アパレル・ファッション関連)
  • アパレル(メーカー)
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

価値ある品を全国どこでも適正に評価し、「さすがや」の名を轟かせる!

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「さすがや」と出会ったからこそ、今の自分がある

■松田 瑞希さん(中央)
店舗運営部 北見店 査定士

■菊地 砂月さん(左)
店舗運営部 サンロード青森店 査定士

■野村 俊輔さん(右)
西北海道エリア スーパーバイザー

宝石やブランド品の高額買取を専門とする店舗を全国展開する「さすがや」。2018年に設立し、急成長するベンチャー企業だけに、活気に満ちた社風のもと、社員たちもハツラツと活躍しています。期待の若手社員3名に、仕事のやりがいや今後の目標を聞きました。

活躍する先輩たち

「全国展開の会社だからあちこちに同期がいることも魅力です」と語る松田さん。オンラインで査定をサポートするDX査定士をはじめ、離れていても社員の絆を感じる環境だ。
「ハイブランドは好きだが詳しくはなかった」と振り返る菊地さんは「知識は後から付いてくるのでまずはチャレンジ」とメッセージ。後輩にとって憧れのロールモデルだ。
野村さんがSVを務める店舗では、前年同期を超える数字を達成。「会社を大きくするのが私の使命なので当然です」とさらりと語る自信は、確かな実力に裏打ちされている。

【松田さん】査定士の魅力を知りアルバイトから社員に。他では聞けない「喜びの声」がやりがい。

学生時代の私は、人とコミュニケーションを取ることがあまり得意ではなく、「さすがや」で募集していたアルバイトは、裏方の仕事ということで応募しました。最初は買取り品の仕分けや整理を行っていましたが、店頭から聞こえるお客さまの声に魅かれて、「ちょっと接客してみたいな」と気持ちが動きました。お客さまの品物を預かる受付に立つうちに、どんどん査定士になりたいと思うようになり、自ら希望して研修に参加。1年後には店長に「やってみなよ!」と背中を押され、正社員になりました。

接客に興味が湧いたのは、お客さまの「喜びの声」が、今までのアルバイトで聞いたことのない感想だったからです。当社では、お客さまが想定された金額よりも高い買取価格になることが珍しくなく、「自分がこんなに価値のある品を持っていたなんて」というお客さまの声を頂戴することも少なくありません。私もそのお手伝いがしたい、そのためにもっと勉強したいと意欲が高まりましたね。

勤務先の北見店は、予約のお客さまも多い繁忙店です。出社後、予約の確認などを行い、その後は1日を通してお客さま対応をすることも。年配のお客さまは、まだまだ買取店に対して昔の「質屋」のイメージがあり、恐る恐るご来店される方もいらっしゃるので、私はまず丁寧な自己紹介から入るよう心がけています。私自身がどんな人間か、知っていただくことで安心してほしいからです。話をするにつれ、子どもの入学式など共通の話題も見つかり、「お互い大変ね」などと共感しあっています。(笑)こうした接客もやりがいの1つですが、最近は過度に時間をかけず、なおかつ必要なことをきちんとお伺いするという、バランスの良い接客ができるようになりました。

また対応を重ねるにつれて、ブランド品を見る目も磨かれたと思います。相場に基づき自ら買取額を決定して、「松田さんにお願いしてよかった」と喜ばれるとうれしいですね。ダイヤモンドなどの値の張る宝石類は、ベテランの「DX査定士」にサポートしてもらうのですが、想像以上の価格が付いた時はやはり感動します。全国に頼りになる査定士の先輩がたくさんいるので、私ももっと成長したいと思える環境です。そして、その先に「さすがや」を、さらに身近な存在にしていきたいという目標もできました!

【菊地さん】先輩の背中を見て一念発起。全国トップにも輝いた人気プレイヤーに成長。

入社後、最初に配属された店舗では右も左も分からず、ただなんとなく仕事の真似事をしている感じでした。それがガラリと変わったのは、秋田・大館市の店舗で出会った先輩がきっかけです。当社の行動指針の1つに「凡事徹底」がありますが、その先輩はチラシを配る、口コミを獲得する、といった当たり前のことを確実に遂行されていて、まさに凡事徹底の鬼でした。優秀な成績を上げ続ける先輩の背中に教えられ、私も「変わらなきゃ」と決意することができました。

現在勤務するサンロード青森店は、2024年4月にオープンしたばかりの新店舗です。とにかく知ってもらうことが第一と、道行く人に声をかけ、チラシを配り、ネットの検索上位に自社HPを表示するSEO対策も行うなど、凡事徹底に努めました。私なりに工夫したことは、ネットの口コミに私の名前を書いていただくことです。そのためにはお客さまに満足してもらうことが大事なので、査定士としてスキルアップに励むとともに、持ち前のコミュニケーション力でお客さまの本音を引き出しやすい、親密な関係づくりを意識しました。最後に口コミをお願いすると皆さん快く書いてくださり、それを見た方が私を指名してくださることが増えました。

2024年の10月4半期の利益率は、青森だけでなく全国で1位を達成。そもそも当社を選んだのは、東北地方ではお給料がずば抜けて良かったからですが、そのうえで実績もきちんと反映されるので、この4半期はかなり懐が潤いました。(笑)念願のフェレットも飼い、プライベートも充実しています。また、ブランド品を見る目が肥えたのも入社後の変化です。最初はハイブランドのバッグの査定に小一時間かかっていたのが、今では半分以下になり査定スピードが上がりました。

現在、青森エリアの査定士は、大館の先輩以外は皆さん私より後輩のため、私が先頭になって青森エリアを盛り上げなきゃと張り切っています。弘前や八戸など、離れた店舗の後輩にもこまめに連絡を取って気にかけるとともに、教育指導にあたっては何がいけないのか、イエス・ノーではなく自分の頭で考えてもらうように意識しています。これも先輩から学んだことです。今後の具体的な目標は、個人的には指名を増やすこと、店舗では仕入れ額を倍にすること。後者は千万単位の高いハードルですが、それだけに闘志を燃やしています。

【野村さん】入社後わずか半年で管理職に! 会社を大きくするのが私のミッション。

私は大学の4年間、総合リユースショップでアルバイトをしており、モノの価値をつける仕事にやりがいを見出しました。そこでは服飾がメインでしたが、せっかく社会人として活躍するなら高額商品を扱いたいと高級買取店に注目。そのなかで当社がミッションに掲げる「地方革命」というキーワードが、直球ど真ん中で心に刺さりました。私の力で、地方と都会の買取格差を無くしたい、そして「さすがや」を業界ナンバーワンの会社にしたい――。これが今も変わらぬどころか、ますます強くなる私のモチベーションです。

入社後は、東京研修を皮切りに、札幌、岩手、小樽、長野の各店舗で学びました。岩手には当社のトッププレイヤー、長野には優秀なエキスパート職がおり、それぞれ学ぶポイントが多いと確信し、「ぜひ行かせてほしい」と経営陣に直談判して実現した自主研修です。9月にはサッポロファクトリー店の店長になりましたが、その1か月後には店長を兼務する形で3店舗を統括するSV(スーパーバイザー)に就任。歴代最速ですが、昇進を告げられた時に驚きはありませんでした。現在はSV専従になり、西北海道の11店舗をマネジメントしています。

査定士としては自身のスキルアップを追求するのみでしたが、店長になって新たに心がけていることは人の動かし方です。本気で向き合わないと通用しないと実感し、SVになってもその姿勢をかなり意識しながら、当社の理念や行動指針の実践を図っています。例えば、店舗のスタッフにとっては、店内の整理整頓より査定業務を優先したい、しかし凡事徹底の面では常に環境を整えてほしい、といったことです。正直、過去には現場の店長やスタッフとぶつかることもありました。(笑)その際、腹を割って話し合えたことで、今では良き理解者になってくれました。また、最新のトレンドから相場の数字まで、私が用意した査定に役立つデータを現場の一人ひとりが活用し、結果を出していることもやりがいです。

理念を浸透させることが私の職責であり、そのためにも短期的な目標は北海道全体を統括するエリアマネージャーになることです。さらにその先は、全国の店舗を統括するゼネラルマネージャー、すなわち組織のナンバー3になる、と今から公言しています。有言実行で突っ走るのが私のスタイル。会社をこの手で大きくする目標も、必ず叶うと証明してみせます!

学生の方へメッセージ

私が「さすがや」を志望したのは、リユースショップでのアルバイト経験がきっかけです。また、入社前から「私がこの会社を大きくする」と決意したのは、大学の「YOSAKOIソーラン部」が関係しています。サークルの代表だけでなく、大規模な神社例大祭イベントの重要な役職も務め、社会人を含めて大勢のチームを動かしました。この経験が人を動かす自信になり、「行きたい会社」だけでなく、「やりたいこと」が明確になったのです。ですのでまずは、学生時代に経験したことを振り返って、将来の仕事につながるヒントや自分の強みを見つけてください。就職活動の時期を迎えても見つからない方は、とにかく行動です。手当たり次第にインターンシップに参加するのでも構いません。行動すればするほど、自分の心が動くものがきっと見つかるはずです。

入社後も「とにかく行動」と、研修先など自分のやりたいことを臆せず希望し、叶えてきました。そのため入社半年で店長に抜擢された時も意外には思わなかったのですが、客観的に見れば不思議な会社です。(笑)社歴や経験にこだわらず、意欲のある人や成果を出した人を大きく評価、抜擢する文化が根付いています。ですから社会人になった楽しさは、私にとって自分の手で会社を大きくする楽しさとイコール。この手応えをぜひ味わってみてほしいですね。【野村さん】

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「社長をはじめ経営陣とも距離が近く、私の話も真剣に受けとめてくれます」と野村さん。伸び盛りの企業の勢いそのままに、何でも率直に話せるオープンな社風も魅力だ。

マイナビ編集部から

「さすがや」は、東京・台東区を本社に全国に店舗を展開しているが、とりわけ地方に力を入れていることが際立った特色である。『地方革命 -地方と世界を驚きで繋ぐ-』をミッションに、買取価格の均一化など「東京と地域の格差是正」を目指している。もちろん社員の待遇にも格差はなく、「初任給がどこよりも高かったのが決め手の1つ。私のように都会の人混みが苦手で、地元で働きたい方に最良の選択だと思います」と取材に応えてくれた菊地さんは語る。地域に密着した店舗で、平均水準を上回る高収入が望めることもポイントである。

もっとも、取材で印象的だったのは入社後の社員たちの成長ぶりだ。入社動機はやや後ろ向きでも、品物の価値を判断する楽しさに目覚め、今ではお客さまとのコミュニケーションが得意な人気プレイヤーになった松田さん、優秀な先輩に刺激されたことにより、東北地方のリーダー的プレイヤーに成長した菊地さん。2人とも「さすがやに入社しなければ今の自分はない」と口を揃える。また有言実行の野村さんは頼もしい限りのルーキーだが、その要望や意見に迅速に対応し、早くから抜擢する、同社の懐の広さもまた「さすが」である。取材を通して、個性豊かで魅力的な先輩がひしめく伸び盛りの企業で、仕事を楽しみながら変わっていける環境だと感じた。

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日本の成長は地域の活性化から。「地方創生をテーマに全国すべての不要品を有用品に変える目標を掲げています」と語る佐藤社長。誰もが「さすがや!」と驚く会社を目指す。
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