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最終更新日:2025/3/25
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部署名技術部 技術グループ
勤務地広島県
仕事内容電気・電子回路設計
そもそも学問として一番得体の知れなかった「電気」というものを理解したいと思って進学先を決めました。学生時代は自分で回路を設計したり、ユニバーサル基板に部品をはんだ付けするなどの体験を重ねながら、電気・電子回路を学ぶ面白さを実感し、やがては「仕事にしたい」と思うまでになりました。「電気」というものがどういうものなのかは今でも理解しきれていませんが、だからこそ追求しがいがあるのかもしれません。就職活動の際には、広島県内で電気・電子回路設計(プリント基板設計)に携われる会社を探し、自分の希望にマッチした当社を選びました。
当社の主軸製品でもあるインバータ機器に搭載されているプリント基板設計(電気・電子回路設計)を担当しています。「インバータ機器」は、元となる直流または交流の電気を周波数の異なる交流の電気に変換する機器で、身の回りにあるエアコンや洗濯機などの電気機器を省エネルギーに効率良く動かすために欠かせない存在です。親会社である日本製鋼所が製造する射出成形機(主にプラスチック製品製造現場で用いられる産業機械)に内蔵されているインバータ機器を設計したこともあります。
設計という仕事柄、ルーティンワーク的な業務が少なく、自らの裁量で進められる部分が多いことです。個人差はあるかもしれませんが、入社から3年を経過したぐらいのタイミングで、任せてもらえる裁量が大きくなったように記憶しています。現在は(もちろん先輩の意見を聞いて決める部分もありますが)自分が設計者として「こうしたい」という想いを組み込んだ製品を設計しています。比較的自由度が高いので仕事も進めやすいですし、自分の思う方向性で取り組めるのでやりがいも格別です。日々新たな知識を得ることができるので、自らの成長を実感しやすい点も大きな特徴だと思います。
新しいことへのチャレンジに積極的であり、そのために必要な投資を惜しまない社風であることを実感することが多いです。当社にない技術を開発するプロジェクトを立ち上げる際には提案書を作成して予算を申請するのですが、会社側から理解してもらい、任せてもらえることがほとんどです。現在私が参画するのはCPU基板の新規開発プロジェクト。部品の性能や使用方法などが英語で記された膨大な量のデータシートを読み解きながら設計をしています。このCPU基板は部品点数が1500点近くあり、根気の必要な作業ですが、大変なことを乗り越えた先には必ず「やっぱりこの仕事は面白い」と実感できるんですよね。
私自身が十分にできていなかったので反省を踏まえてのアドバイスになりますが、自分のやりたいことを掘り下げて、具体化してみることをおすすめします。業種のような大きなくくりで会社を選んでしまうと、入社後に自分のやりたいことと実際にやることの間でミスマッチが起こる可能性があるかと思います。「基板設計」とひとくちに言っても、CPU・インバータなど基板の種類も色々あるので「どのような製品に使われる基板設計に携わりたいのか」をイメージしながら考えてみてください。悔いが残らないように今できることに最大限取り組み、後から振り返った時に「いい就職活動だった」と感じられるようにしてもらえればと思います。