(株)サカエ【近鉄グループ】

単純に自社製品を販売するだけでなく、仕入商品を売るという商社的な活動もあります。サカエカタログというバイブルの中に掲載しているものは、お客様から見れば全てが『サカエ商品』という自覚を持って日々勉強しています。まずはお客様に『自分を知って頂く事・自身を売り込む事』に日々一喜一憂しています。

自社商品以外の仕入れメーカー商品についても知識が無くてはなりません、私も日々勉強する毎日を送っています。そんな中でユーザー様との商談中に「○○（メーカー名）のこんな商品を探して…。」と言われた時にすぐにぱっとカタログを開いて商品の該当ページを開けたり、カタログ商品を参考にさらにそこから掘り下げた詳細なニーズの話が出来たりするとユーザー様から『助かった』・『ありがとう』と言われます。その笑顔を見る時が一番の喜びであり自分の成長を感じます。

入社した当初はただ漠然と「工場に行ってユーザー様と一緒に商品を打ち合わせして…」といった形で毎回のように工場に行くのだろうと考えていました。しかし実際、担当を持ち伺ったユーザー様を見てみると、特別養護老人ホームや私立大学、陶芸教室など工場以外のユーザー様が多かったことに驚きました。そういった、実際に商品を使われている現場の状況が分かるところに新しい発見があり、取り扱いディーラー様で「このようなところでも使われてるんです。」と提案し、新しい発見を生むことが出来るところも魅力です。

私の営業所では従業員の年齢が近く、営業所員同士の仲が良いことが特徴です。外回り営業で発見したことや仕事上での悩みなどを相談し、皆さんが親身になって話を聞いてくれたり、アドバイスを下さるのでとても働きやすいと思っています。

業界的にお客様がご年配であることが多く、常におっしゃることを正しく理解することが必要です。また商品の見積りやクレームなど急を要する場面で、焦ることなくかつスピーディーに対応できるようにならなければなりません。しかしながら、こうした能力は継続して仕事をする以外に身についてはいかないと思います。ミスをして、仕事が上手くいかずに「もう駄目だ」と落ち込んでも『もう少しだけ頑張ってみよう。』という僅かながらの忍耐と、仕事上の悩みや自分のことを職場の人に恥ずかしがらずに相談してみることが出来る素直さを大事に社会人生活を始めもらえればと思っています。