最終更新日:2025/5/1

(株)キクチ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 設備工事・設備設計
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 専門コンサルティング
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 10年目以内
  • 機械系
  • 技術・研究系

一つの現場をこなすことが、新たな知識と技術につながる仕事

  • S・T
  • 2014年
  • 工学院大学
  • 機械システム工学科
  • 大森本部・サービスエンジニア
  • ビルディングオートメーションシステムのメンテナンス

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 環境・エコロジーに携わる仕事
  • チームワークを活かす仕事
  • 資格・専門能力が身につく仕事
現在の仕事
  • 部署名大森本部・サービスエンジニア

  • 仕事内容ビルディングオートメーションシステムのメンテナンス

現在のお仕事について教えてください

東京駅前にある大型商業施設を専任で担当し、建物内に設置された空調自動制御システムのメンテナンス業務全般を担当しています。入社後の新人研修の時に、「地域冷暖房システム」(=「DHC=District Heating & Cooling」)と呼ばれる、水による熱源を取り扱う部署に配属され、プラントで冷水・温水を作り、地域導管を通して地域内のお客様の冷暖房や給湯を行うシステムの開発が、省エネルギー、省CO2、ヒートアイランド抑制、防災性向上などに多くのメリットをもたらし、地球温暖化対策に非常に役立つことを学びました。
現在は建物内の自動制御システムの点検・メンテナンスを3名の専任スタッフで行い、建物内環境が常に快適・安全に維持され、故障を未然に防ぐため予防保全に気を配る毎日ですが、いずれは、水を熱源に用いた「地域冷暖房システム」(=DHC)がもたらすさまざまなメリットをお客様に提案し、そのメンテナンス業務全般を手がけてみたいと考えています。


今まで仕事をやってきた中で、特に印象に残っているエピソードや嬉しかったこと、苦労したことは何ですか?

現在、担当する施設はすべての点検を終えるまでに2年を要する物件で、ちょうど折り返しの2年目を迎えたところです。各種テナントやオフィスが入居し、営業時間や休日もさまざまなので、空調機器類に何らかのトラブルや不具合が生じた場合には、それぞれのお客様の都合に合わせた限られた時間の中で対応しなければなりません。また、店舗やオフィスのレイアウトによっては、非常に狭くて暗い空間で作業する必要も生じます。
不具合の状況によって苦労もありますが、皆の技術力やアイデアを結集し、時には上司の指示を仰ぎながら、機器類のトラブルに迅速に対応し、正常な機能にリカバリーできた時の達成感は大きなやりがいにつながります。
私が担当している施設は新しいのですが、現場によっては古い機器設備を使用されている建物もあり、自分たちはそのすべてに対応するための知識とスキルを身につけていく必要があります。また、建物環境によって設置方法が異なるなど、建物と機器類の組み合わせはさまざまです。覚えることが多くて大変な仕事ですが、一つの現場をこなすことで、また新たな知識と技術が身につき、スキルアップにつながると思って日々、努力しています。


志望した動機や入社を決めた理由は何ですか?

大学では、工学部の機械システム工学科でマイクロシステムの研究をしていたので、機械系の中でも特に制御系システムをもっと究めたいと思って就職活動をスタートさせました。最初からキクチの存在を知っていた訳ではありませんが、建物の環境を快適かつ安全に守るという自動制御システムのメンテナンスの仕事に興味を抱いたのは、大学で学んだことを少しでも活かすことができる仕事だと思ったからです。何も接点がない仕事よりも、やはり多少は興味がある仕事に就いた方が、知識の吸収も早いし、毎日が楽しいはずです。
また、会社説明会の時のどこかあたたかで居心地の良い雰囲気も忘れられません。他社はもっとクールでシビアな空気感が漂っていて、就活生はつい緊張してしまいがちなのですが、この会社には不思議と緊張を解き放ち、リラックスできるようなアットホームで和やかな空気が流れていました。しっかり自己アピールできるように一人ひとりの就活生を見てくれているということに共感を覚え、このような会社で働いてみたいと思って入社したのです。


将来の夢(仕事上・プライベート)を教えてください

目標は、責任者として現場の作業環境を安全・快適に機能できるように監督し、お客様から信頼されるサービスマンの鏡として活躍してみたいです。二人一組で作業するキクチでは、「先輩のやり方を見て覚える」「わからないことは聞きながら知識を身につけていく」ケースが大半です。
少しずつでも、先輩方の経験・知識・ノウハウを吸収し、早く自分の力で現場を取り仕切れるようになりたいと思っています。実際、現場においては自動制御機器類の交換、新製品の設置などについて積極的に新たな提案練習を先輩と共に行い、その提案内容について自分で調べるなどの課題をこなしています。今すぐに役立つことではなくても、将来に備えて訓練を積んでおくことは大切です。
そして、5年間で一人前のエンジニアを育成するという会社の資格取得支援制度をはじめ、エンジニアに必要な多くの資格を取得してこれからの仕事に役立てたいと思っています。


学生の皆さんに就活についてのメッセージやアドバイスをお願いします

自分の興味・関心がある業種にこだわらず、様々な業種の会社説明会に積極的に参加し、その中から自分に合った仕事を見つけていくことが大切だと思います。夢は一つだけではないはずです。その夢を実現するために、色々な会社にトライし、チャレンジを続けることで新たに見つかるものもあるでしょう。また、一つ内定をもらったからといって、そこで就職活動を終わらせるのではなく、本当にその会社で良いのか、自分が行きたい会社なのかをじっくりと考え、そこで答えが出なかった場合はさらにチャレンジを続けるべきだと思います。
私が選んだ空調自動制御機器のメンテナンス・サービスの仕事は、さまざまなことに挑戦できるだけでなく、極限まで自分を高めていける専門職の一つです。有り難いことに何かの時には周囲の人たちが手を差し伸べて必ずサポートしてくれます。皆さんも就職活動を通して、色々な分野の仕事にチャレンジを続けることで、私のような専門性の高い仕事に出合ってほしいと願っています。


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