(株)阿波銀行

窓口に来られたお客さまに対して、住宅ローンなどの融資のご相談を受けたり、資産運用のご提案を行ったりしています。お客さまのご自宅を訪問して、話を伺うこともあります。
お客さまと接する中で大切にしているのは、“話をしっかり聴く”こと。入行前は、話す力がコミュニケーションを取る上で一番大切だと思っていたのですが、実際は、「聴く力」が何よりも大事だと実感。お客さまの話をしっかりと聴くことができないと、お客さまご自身が何に悩み、何を必要としているのかを真の意味で理解することができません。お客さま一人ひとりの悩みにしっかりと向き合い、最適な解決策を提示するのが私の仕事です。

融資を通じて、お客さまの手助けができることがやりがいです。事業を始めたい、子どもの教育資金が必要、家を建てたいなど資金のニーズはさまざまです。
あるとき、セカンドライフに向けて今の家を売り、新しく家を建てたいというご相談を受けました。お客さまの夢が叶うように何度も面談を行い、無事にご融資することができたときは期待に応えることができたと一安心。少し時間が経ったとき、そのお客さまから連絡がありました。「地鎮祭に来てよ！」「家が建ったらBBQしよう！」と。自分が信頼されていることを実感し、喜びを強く感じました。
お客さまからの“ありがとう”の言葉が仕事のやりがい。金融のプロとしてもっと頼られる存在を目指しています。

本社は徳島にありますが、関東や関西などの経済の中心で仕事をしたり、海外トレーニー研修に参加できるチャンスがあったりと、自分の可能性が広がる点に惹かれて入行を決意しました。また、徳島の人口減少や高齢化問題に対して強い関心を持っており、金融業に携わることでこの問題解決に役立てるのではないかと考えたのも理由のひとつです。
「銀行＝堅い」というイメージがあったのですが、困ったことがあれば気さくに声をかけてくれる上司や、分からないことを丁寧に教えてくれる先輩ばかりで、良い意味でギャップを感じました。今は助けてもらってばかりですが、憧れの先輩に一歩でも近づけるように、さまざまな経験を積み重ねていきたいです。