最終更新日:2025/4/7

オリンパスマーケティング(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(精密機器)
  • 精密機器
  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(その他製品)
  • その他金融

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

医療業界のより良い未来に向けて奔走する、若手社員の挑戦と成長の軌跡!

PHOTO

医療従事者の方々と患者様のため、きめ細やかに課題に寄り添う

オリンパスグループの国内販売を一手に担うオリンパスマーケティング。営業職、サービス職として活躍中の若手社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標等についてお話を伺った。

菊池 望さん
2019年入社/人文社会科学部卒

関 俊輔さん
2020年入社/医用工学部卒

中野 智仁さん
2021年入社/生命科学部卒

社員は語る!

「クリニックが抱える経営課題に対して、医療従事者の皆さんと連携を取りながら解決策を模索し、実現に向けた提案を行うスタイルで営業活動を展開しています」(菊池さん)
「製品の安定稼働のために故障予防の勉強会を開催したり、修理抑制に向けた活動を支援したりと、病院やクリニックの担当者をサポートするのも重要な仕事です」(関さん)
「OJT後、担当を持ち独り立ちします。ご施設担当者として、お困りごとを解決しながら大型案件の受注を目指します。若手からチャレンジできる環境が魅力です」(中野さん)

病院・クリニックの課題解決に貢献し、信頼関係を構築。働きやすい環境も魅力!(菊池さん)

学生時代は人文社会科学部に在籍し、日本人の第二言語習得に関する研究に取り組んでいましたが、高校生の頃には医学部進学を真剣に検討するなど、もともと医療の仕事に強い関心を持っていました。こうした背景もあり、就職活動では医療メーカーや商社を志望。待遇面や労働条件の良さ、オリンパスグループのブランド力に魅力を感じ、当社への入社を決めました。

2019年に入社後、まずは約1ヶ月間の新入社員研修で会社の概要や基本的なビジネスマナーを学び、約2ヶ月間の「専門研修」へ。専門研修では人体の解剖学的な知識や、医学の基礎知識、当社製品の特徴を学んだほか、商談のロールプレイングを経験。習得すべき知識は膨大で、想像以上の知識量を頭に詰め込む毎日でしたが、今振り返ってみると、このハードな研修を乗り越えたからこそ、自信をもって営業に取り組めるようになったという実感がありますね。

専門研修終了後は約6年間にわたり、消化器内視鏡を中心とした、オリンパスの全製品の販売活動に携わってきました。営業活動において特に意識しているのは、オリンパスというブランドと製品だけでなく、「自分自身」のことを気に入ってもらうこと。たとえ特別な要件がなくても、最低でも月に一度はお客様先を訪問するとともに、お客様からのご依頼・ご相談には、迅速かつ丁寧に対応し、信頼関係の構築に努めています。クリニックの課題解決にも力を入れており、「より多くの患者様を呼び込み、収益を高めるためはどうすればよいか」といった経営面の課題を正確に把握し、先生や事務職の皆さんのご要望をしっかりと汲み取ったうえで提案書を作成。ご納得いただき、契約に結びついたときには大きなやりがいを感じられる仕事です。

働きやすい環境が整っている点も当社の魅力。基本的には車通勤で、直行直帰も可能なので伸び伸びと仕事ができますし、仕事のスケジュールを柔軟にコントロールできるのも嬉しいところです。プライベートの充実も図りやすく、土日と有給休暇を組み合わせて、旅行やドライブを楽しむことも少なくありません。私自身の将来的な目標は、営業の仕事と子育てを両立しながらキャリアアップを実現することです。後輩たちのロールモデルになれたらいいなと思っています。

サービス職の仕事の魅力とは。育休を通して子育てに向き合う機会も!(関さん)

子どもの頃に入退院を何度か経験したことから、医療の世界に興味を持っていました。高校卒業後は医用工学部に進学し、医療機器のメンテナンス・点検等に関する知識やスキルを学習。就職活動では、入院患者様の痛みや苦しさ、センシティブな感情を和らげ、前向きな気持ちを支えられる製品に携わりたいと考え、会社選びを進めました。腹腔鏡システムや内視鏡システムで世界トップクラスのシェアを誇るオリンパスの製品なら、自分の想いを叶えられると確信し、当社への入社を決めた次第です。

2020年に入社後はサービス職は営業職よりも充実した約半年間の研修期間を経て、配属先に赴任。現在は、洗浄機の部品交換や定期メンテナンスを行う「修理」、現場では対応できない故障やトラブルへの「不具合対応」、定期点検をはじめとする「保守点検」などの業務に従事しています。日々心掛けているのは、レスポンスの速さです。病院やクリニックから連絡を受けた際は、持ち前のフットワークを活かして迅速に対応するようにしています。また、医療従事者の皆さんと信頼関係を構築し、私たちの方から更新の提案を行うこともあります。「サービス職=機械を直す人」といったイメージをお持ちの方が少なくないと思いますが、実際には営業パーソンとしての役割を果たすことで、自分の仕事が会社の成長につながっているという手応えが得られますし、「病院やクリニックのチームの一員として仕事をしているんだ」という実感も得られます。お客様から感謝の言葉を掛けていただくたびに、大きなやりがいを感じられる仕事です。

当社はワークライフバランスも整っており、例えば、子育てに向き合うことができる仕組みも充実しています。私の場合、長男の誕生に合わせて1ヶ月ほどの育児休業を取得。チームのメンバーのサポートのおかげもあって、妻と子どもとの貴重な時間を過ごすことができました。当社は本当に“人”を大切にする会社だと思います。今後は、現場で働くサービス職の働き方改革やスキルアップに関わることができる部署の仕事に挑戦したいと思っています。当社では上司との面談を通じて自らのキャリアビジョンを伝えることができますし、その実現のためにクリアすべき課題と解決策について親身になって考えてくれるので、挑戦する勇気が持てますね。

顧客のニーズを汲み取り、最適な提案を目指す。転勤は“引き出し”を増やすきっかけに(中野さん)

大腸がんで祖母を亡くしたことをきっかけに医療に興味を持った私は、高校卒業後、生命科学部に進学。大学では医工連携の研究室の一員として、人工腎臓の研究に取り組んでいました。こうした背景もあり、就職活動では医療業界を志望。「がんをはじめとする病気でお悩みの患者様やそのご家族の力になりたい」という思いから、2021年からオリンパスマーケティングで仕事をしています。

入社後は腹腔鏡システムや外科手術用のサージカルデバイス、耳鼻科・泌尿器科向けのスコープなどの手術室・外来の営業を担当。最初の数年間は中国地方、2024年からは関東地方で仕事をしています。日頃から意識しているのは、各病院とクリニックの医師や事務職の方々、地域の販売店など、お客様のお話を傾聴し、そのニーズやご意見をしっかりと汲み取ったうえで最適な提案を行うこと。加えて、どんなときでも仕事を楽しむことです。営業に携わっていると、お客様から製品の不具合を指摘されたり、厳しいご意見を受けたりして気分が沈んでしまうこともありますが、日常の中で何か一つでも楽しいこと、面白いことを見つけることで、モチベーションを高めています。大型案件の受注に成功したときはもちろん大きなやりがいを感じられますが、病院やクリニックの方々との信頼関係を築き、名前で呼んでもらえるようになった瞬間は非常に嬉しかったです。

皆さんの中には「転勤はしたくない」「地元や慣れ親しんだ地域で仕事を続けていきたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。実は私もその一人で、縁もゆかりもない土地で社会人生活をスタートさせることに不安を感じていました。ですが、実際に一人暮らしを始め、四国や九州など、これまであまり訪れたことのなかった場所に足を運ぶうちに、自分の視野が広がり、人生や営業活動における“引き出し”を増やすことができたと実感しています。転勤に伴う引越し費用は会社が全額負担してくれるのはもちろん、借上社宅制度や家賃補助など福利厚生も充実しているので、どの拠点に配属になっても安心して仕事に取り組むことができます。今後の目標は、単に責任感の大きい仕事を任されるだけでなく、組織が抱える課題に対してリーダーシップを発揮し、組織にとって不可欠な存在になることです。仲間と協力しながら新たな価値を生み出し、未来を切り拓く存在として成長していきたいと考えています。

学生の方へメッセージ

【菊池さん】
当社では、内視鏡システムをはじめとした主力製品はもちろん、一つひとつの消耗品に至るまで“製品力”に並々ならぬこだわりを持っています。日本のモノづくりの素晴らしさを多くのお客様に伝え、患者様の健康に貢献できるのは、大きな魅力といっていいでしょう。営業職に向いているのは、誰とでもざっくばらんな対話ができる方。知識や学力よりも『相手のために何ができるのか』を真剣に考えられることが大切です。

【関さん】
ゼロからイチを創り続けてきた会社だけに、私たちが直面する課題も最先端。さまざまな事例を経験し、サービス職としての腕を磨くことができることは当社の魅力のひとつです。サービス職に求められるのは、しっかりコミュニケーションを取れる方、自分の“軸”を持っている方です。文系・理系など、学生時代の専攻は一切問いません。文系出身で入社前はドライバーすらほとんど触ったことがなかったという社員も活躍しています。

【中野さん】
当社の外科部門は、消化器外科や、泌尿器科、耳鼻科はもちろん、産婦人科や、呼吸器外科など、あらゆる診療科で使用可能な機器を提供しています。こうした特徴を活かし、病院に対して包括的な提案を行えることが強みとなっています。多種多様な人材が活躍する当社ですが、面倒見のよい人が多く、温かい雰囲気も自慢です。ぜひ私たちと、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しましょう。

PHOTO
医療の最前線で「診断と治療」の幅広い分野に貢献する仕事。営業職とサービス職が連携して業務を進める場面がとても多いという。

マイナビ編集部から

オリンパスマーケティングは、国内・世界トップクラスのシェアを誇る内視鏡や手術用機器などの販売、修理・メンテナンス、各種サポート等を展開する“オリンパスグループの国内市場の顔”である。

今回、営業職・サービス職として活躍中の若手社員にお話を伺って感銘を受けたのは、お三方ともに若手のうちから着実に成長し、現場の第一線で活躍されていること。こうしたことが可能なのは教育・研修体制の充実ぶりもさることながら、会社全体に“人”を育てるカルチャーが浸透していることが大きいのではないか。例えば、営業職として活躍中の中野さんは、社員の優しさや社内の温かい雰囲気に加え、「事業内容に興味をお持ちの方はもちろん、『誰と一緒に働きたいか』を大切にする方にも注目していただきたいですね」と語ってくれた。こうした人材が揃っているからこそ、わからないことがあれば気軽に相談できるうえに、失敗を恐れず、伸び伸びとチャレンジできるのだろう。

「医療に関する仕事に携わりたい」という思いをお持ちの方はもちろん、専門的な知識・スキルに磨きを掛けて、飛躍的に成長したいという志をお持ちの方にも企業研究をお勧めしたい会社である。

PHOTO
関東エリアの支店にて。同社は全国36ヵ所に拠点を構え、国公立・私立の大学病院から個人開業の診療所に至るまで、幅広い層の顧客にオリンパス製品を提供している。

トップへ

  1. トップ
  2. オリンパスマーケティング(株)の取材情報