最終更新日:2025/6/10

パシコン技術管理(株)【パシフィックコンサルタンツグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計
  • 専門コンサルティング
  • インテリア・住宅関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

目指すは“二刀流”。設計・施工のわかる建設エンジニア集団へ!

PHOTO

設計・施工管理・GISで活躍中の中堅・若手社員の挑戦と成長!

「設計・施工のわかる建設エンジニア集団」をスローガンに掲げる「パシコン技術管理」。当社で活躍中の中堅・若手社員3名に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などについてお話を伺いました。

総合技術部 構造グループ 角田 希帆斗さん(2020年入社/高専卒)
施工管理部 さいたま工事事務所 堀内 玲杏さん(2023年入社/高専卒)
総合技術部 計画グループ 佐々木 桜さん(2024年入社/大学文学部卒)

社員は語る!

「現在は橋梁の予備設計や詳細設計に取り組んでいます。地下構造物に比べると考慮に入れるべき要素が格段に多く、苦労の連続ですが挑戦しがいがありますね」(角田さん)
「さいたま工事事務所では女性は私一人ですが、設計部では多くの女性社員が活躍しています。テレワークを活用して仕事と子育てを両立している人もいます」(堀内さん)
「有給も取りやすく、働きやすい職場です。プライベートでは音楽を聴いたり、家具やインテリアを集めたりと、充実した日々を過ごすことができています」(佐々木さん)

「設計」と「施工管理」。両方経験することでみえてくるものとは!?(角田さん)

私たち「パシコン技術管理株式会社」のいちばんの魅力は、「計画・設計」と「施工管理」を両方経験できることではないでしょうか。高専の都市工学科で土木と建築を学んだ私は、2020年に入社。入社1年目は設計チームの一員として、ボックスカルバートや土留めといった地下構造物の設計に従事した後、2年~4年目は施工管理チームへ。“西日本最後の大工事”と呼ばれる高速道路の建設現場で、材料・資材の検査・評価や、品質管理・出来形管理など、発注者の支援業務に携わりました。2023年11月には設計チームに戻り、現在は河川橋や道路橋、ペデストリアンデッキなど、さまざまなタイプの橋梁の計画・設計に携わっています。

設計と施工管理を両方経験することで、初めてみえてくるものがたくさんあります。私の場合は施工管理を経験したことで、「いかにつくるか」という視点から設計を考えることができるようになりました。現在携わっている橋梁の設計を例にとると「図面には落とし込めているけど、現実的にはこの工法ではかなり厳しいな」「この規模の橋梁をつくるには、あの重機が必要。そのためにはこれくらいのスペースが必要だぞ」ということが肌感覚でわかるようになってきたんです。ずっと設計だけをやっていたら、こうした気づきは得られなかったと思います。優れた設計を行うためには、現場をよく知ることが欠かせないということですね。

設計と施工管理、それぞれの魅力、やりがいを実感しながら仕事に取り組むことができるのも大きな魅力です。施工管理の面白さは、その圧倒的なスケール感。そして、一つの構造物をつくるのに、どれだけ大勢の人が関わっているのかを目の当たりにできることだと思います。一方、設計に携わって良かったと思うのは、構造物をみて設計者の思想が頭に思い浮かぶようになってきたことですね。街を歩いていても「この構造物はなぜ、このようなカタチで設計されたのか」ということが想像できるようになって、仕事ががぜん面白くなってきました。今後はしばらく橋梁設計の経験を積み、技術士(鋼構造及びコンクリート)の資格を取得したいと思っています。

内定後も、入社後も、異動時も、社員を徹底的にフォローしてくれる会社です!(堀内さん)

学生時代は都市環境デザイン工学科に所属。コンクリートや地盤分野を中心に幅広く学ぶ一方、研究室では土壌に界面活性剤を混ぜて強度を高めるための研究に取り組んでいました。パシコン技術管理のことは研究室の先生の紹介で知りました。高専のOB・OGが当社で働いていることや、人事担当者の優しい人柄に魅力を感じ入社を決意。内定後もオンライン懇親会で同期との交流の機会を与えてもらったり、社内報「PTMニュース」を通して会社の現況や先輩社員の人となりに関する情報を提供してもらったりと、手厚くフォローしてもらえたことも決め手となりました。

入社後は約3カ月間の新入社員研修を経て設計部へ。最初の3カ月間は構造グループで配筋図のチェックや、手書き図面をCADにトレースするなど土木の基礎を学習。その後は約半年間、道路グループで官公庁施設周辺の道路設計、雨水管・汚水管の配管設計に携わりました。東京での初めての一人暮らしということでホームシックになりかけたこともありましたが、入社直後に集中して社員との「ランチ会」を開催してもらい、上司や先輩からさまざまなアドバイスをいただけたこともあり、仕事にも新生活にもスムーズに馴染むことができました。

入社2年目の4月からは施工管理部へ。さいたま工事事務所の一員として、埼玉県内にある高速道路のサービスエリアの改築に向けた、駐車マスや各施設のレイアウト設計、交通量のシミュレーションなどに携わっており、CADのスキルを活かすことができています。異動に不安もありましたが、事前に施工管理部長や現場の管理技術者の面談もあって安心して異動することができました。ゼロからイチを生み出す設計の仕事も、発注者の視点から設計を検討し、カタチにしていく施工管理の仕事も本当にやりがいがありますね。

今後の目標は、施工管理に必要な知識、経験を積み重ね、根拠をもって上司に提案する力を身に付けることです。当社では社内外の勉強会や研修、展示会に積極的に参加して、知見を深めていくことが奨励されています。モチベーションをもって仕事に取り組むことができますね。

文系出身でも大丈夫。学生時代に学んだGISのスキルを活かして活躍中!(佐々木さん)

学生時代は文学部・環境地理学科で、GIS(地理情報システム)を用いた防災まちづくりの研究に取り組んでいました。具体的には、東京・足立区柳原地区を歩いて木造家屋をGIS上にマッピング。首都直下地震などの大規模地震による倒壊リスク、地震火災リスクの高いエリアを可視化する研究でした。就職活動ではIT企業やマーケティング企業など、幅広い業種・業界を回っていましたが、知人から「パシコン技術管理という会社なら、GISのスキルを活かせるらしいよ」という話を聞き、インターンシップに参加することに。約一週間、CAD図面とにらめっこして、「東京・島しょ部の道路の幅員をひたすら調べる」というリアルな課題に取り組むなかで「面白い!自分に合っている」と思い、入社を決めた次第です。「文系出身ですが、やっていけますか?」と相談したところ、「知識やスキルは入社してから学べばいいし、文系ならではの強みがあるはずだから気にしないで」と。勇気づけてもらえたことも大きな決め手となりました。

入社すると約3カ月間の新入社員研修です。研修では基本的なビジネスマナーのほか、CADやBIM/CIMの使い方、土木の基礎知識について学習。文系出身ということで不安もありましたが、“全員がゼロからのスタート”という前提で丁寧に教えてもらえたので、安心して学べました。研修終了後は総合技術部の計画グループに配属。現在はGISを使って東京都の無電柱化計画の基礎となるデータを作成する業務のほか、下水管の配管設計に取り組んでいます。無電柱化に関する業務では、ストリートビューなどを確認しながら、無電柱化されているエリアをマッピング。学生時代に培ったGISのスキルも十分に活かすことができますし、上司の意図をしっかりと理解して図面を作成することができたときには、やりがいを感じることが出来ました。

今後の目標は、GISもCADもできる人材になることです。当社には文系出身でも、楽しみながら知識・スキルに磨きをかけ、成長できる環境が整っています。私は入社1年目に技術士補を取得。現在は下水道の設計により深く係わりたいと思い、下水道技術検定の取得も視野に入れています。将来的には技術士を取得できるよう経験を積み重ねていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

「自分の強みを生かせそうな会社だけど、本当に自分に合っているのかな」「同業他社とはどこが、どう違うのだろう」「内定をもらったけど、東京でやっていけるかな」――。会社選びを進めるなかで、こうした不安を抱えていらっしゃる方は少なくないと思います。皆さんに不安を取り除いたうえでご入社いただくためにも、お互いにミスマッチを防ぐためにも、当社では会社説明会の段階から丁寧な説明とフォローを行なっています。

また、内定の段階から当社の一大イベント「技術報告会」にご参加いただくなど、先輩社員の人柄や会社の雰囲気をご自身の目で確かめる機会も用意しています。こうした取り組みが功を奏しているのか、この3年間の新卒離職率は“ゼロ”。当社に入社してくれた若手は皆、着実に成長しています。

2024年度からは教育・研修制度を刷新!入社後1年間を研修期間として位置付けております。  最初の3カ月間は東京本社でCADやBIM/CIM、土木の基礎知識を学習し、残りの9カ月間は実際に施工管理を経験! ご本人の適性・資質・進みたい方向について丁寧かつ慎重に相談と検討を重ねた後に配属先を決定し、翌年4月に正式配属という仕組みです。「施工管理研修で大阪に行ったが、自分に合っていたのでこのまま同じ場所で仕事がしたい」という人や「本社で設計の経験を積みたい」という人も。当社ならではの研修で新たな自分を見つけてみてはいかがでしょうか。

PHOTO
「自ら発信する力を生かせる環境です」と斉藤さん(右)「ご本人と保護者の方にも安心していただけるよう、丁寧な説明と不安解消を大事にしています」と箕輪さん(左)

マイナビ編集部から

パシフィックコンサルタンツグループの一員として、施工管理や計画・設計、調査・維持保全の分野で高度なサービスを提供している建設コンサルタント「パシコン技術管理株式会社」。今回、同社で活躍中の中堅・若手社員にお話を伺って感銘を受けたのは、社員一人ひとりの成長にかける思いの強さだった。

同社は若手社員に施工管理と設計を両方経験させることで「現場に寄り添うことができるエンジニア」「設計と施工のわかるエンジニア」の育成に努めているが、若手の配属先やキャリアパスに関しては、入社前から一人ひとりの個性や希望、適性について役員を交えて話し合い、熟慮の末に決定しているのだという。また、ローテーションの度に成長を続けていけるのも、それぞれの職場にサポーティブな上司、先輩が揃っているからこそ可能であると思った。

同社には、会社全体で「若手を育てるカルチャー」が根付いている。これこそまさしく、1979年の会社設立以来、長年にわたって成長を続ける同社の強さの源泉といっていい。建設コンサルタントの仕事に興味関心をお持ちの方の中でも、自分も「現場に寄り添うことができるエンジニア」「設計と施工のわかるエンジニア」として羽ばたきたいという思いをお持ちの方に、企業研究をお勧めしたい会社である。

PHOTO
本社オフィスは東京・大田区。社員同士の仲が良く、役職や入社年次、所属部署を問わず、誰とでも気軽にコミュニケーションを取ることができる雰囲気だ。
  1. トップ
  2. パシコン技術管理(株)【パシフィックコンサルタンツグループ】の取材情報