最終更新日:2025/5/16

(株)三協技術

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設コンサルタント

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

成長を実感できる社風の中で業務に邁進。未来に誇れる仕事がここにある!

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地域社会を支え、より良い暮らしの一助になれることが誇り

「自分を育ててくれた場所・自分の大切なものがたくさんある場所」を守り、育むことにやりがいを感じる3名の若手社員のやりがい、掲げる目標とは?

柴田 泰知さん 調査部技師 2020年入社 (写真左)
小川 彩音さん 文化財調査室 2023年入社 (写真中央)
高野 歩夢さん 技術第三部技師 2020年入社 (写真右)

日々の業務で心がけていること

「報連相」を徹底し、自分の仕事に責任を持つことを常に心がけています。報告書の作成では自分が書いた線の重要性を常に意識。デスクワークも重要な仕事の一つです。
測量の報告書はミスが許されない仕事。細かい数値などは入念にチェックを重ね、ミスが発生しないよう、常に緊張感を持って仕事に向き合っています。
条件やルールに沿った設計をすることにくわえ、よりよい社会インフラとは何かを常に考えながら設計しています。妥協は一切せず次のステップに進むことを大切にしています。

過去の暮らしの痕跡を、現代の技術で調査する仕事はまさにロマン!

私が所属する文化財調査室では、東北を中心に埋蔵文化財などの文化財調査を行っています。業務内容は多岐にわたり、遺跡調査や遺物整理、保存修復、史跡整備設計、監理、報告書作成などを通して歴史や風土を活かしたまちづくりを担っているのが特徴です。埋蔵文化財の調査には、見つかった竪穴住居跡などの遺構や出土した土器から、当時の人々の暮らしの痕跡を垣間見られる、なかなか体験できない特別な面白さがあります。

実際の埋蔵文化財調査は地層を観察しながら丁寧に掘り下げ、出土品が出た場合は大切に取り上げます。また、ドローンによる空撮も行います。地図に残っていく仕事がしたいといった想いから、建設コンサルタントを主な業務とする当社に入社した私は、入社2年目で文化財調査室に配属されました。ここでの仕事は現代の技術で当時の生活を現代に伝えること。現場に入るたびにロマンを感じます。

仕事をするうえで心がけていることは、「報連相」の徹底です。次の仕事に取りかかる前に必ずこれまでの業務内容の報告をし、疑問に感じたことはわからないままにせず、必ず確認をしてクリアにすることを心がけています。円滑なコミュニケーションを図るために些細なことでも相談をしたり、部署内で情報共有をしたりすることも大切にしています。

埋蔵文化財の発掘調査は、常に現場に張り付いているイメージがあるかもしれませんが、業務は報告書の作成までが一連の作業となるため、室内作業やデスクワークの時間もかなり多いのが特徴です。報告書では自分が図面に書いた線一本が歴史を紐解く鍵になります。それを重圧とせず、やりがいに感じることができているのは、当社の話しやすい社風のおかげです。

今後の目標は測量士補の資格を取得することです。また、レーザーやドローンによる最新鋭の測量技術を身につけていきたいと考えています。資格取得費用の補助をはじめ、先輩方が試験対策を伝授してくれるおかげで、不安なく試験勉強に取り組める点も当社の魅力。培った経験をあらゆる現場で活かしていきたいです!
(小川 彩音さん/2022年入社)

未踏の地を切り拓き、災害支援を通した社会貢献がやりがいに

調査部では河川・砂防・海岸や道路・交通、橋梁、上下水道など社会インフラをつくるための測量を主に行なっています。また、既存の建造物の改修工事にも測量技術は必要不可欠。近年、ドローンによる測量が注目を集めていますが、私が面白さを感じていることはトータルステーションによる測量です。距離と角度を同時に測定できるこのシステムは、土木・建設分野で幅広く使用されており、道路や橋、建物の基礎などの測量に用いられます。特に木々が生い茂る山間部ではドローンやレーザーでの測量が難しいこともあるため、未踏の地に入って測量をすることに面白さや、やりがいを感じています。整備されていない山の中に入るのは確かに大変な面もありますが、何もなかった場所に橋や道路などの建造物が完成したときは、それを凌駕する感動があります。社会インフラの基礎を担う測量の仕事は、未来に誇れる仕事です。

また、災害復旧や防災においても測量技術は役立てられています。最近では2024年1月1日に発生した能登半島地震の現地調査のために先発隊として1月6日に現地に入りました。復興は測量なくしては始まらないということを実感。使命を持って復興に貢献する決意を抱き、今後も支援を継続していきたいと考えています。

キャリアパスとしては、測量士補の資格取得後、実務経験を2年積み、昨年測量士の資格を取得しました。今後は資格を活かし、一人でも現場を任せてもらえるように成長することが目標。責任者として現場を仕切れるよう、さらに経験と知識を身につけていきたいです。

建造物の建設や改修工事の基礎となる測量は、正確さや慎重であることが求められますが、同時に全体を俯瞰で見る広い視野も求められます。これからも全体を把握しながら緊張感を持つことを心がけて、日々の業務を進めていきます。
(柴田 泰知さん/2020年入社)

より良い暮らしとまちづくりのために。多くの人が幸せを感じる場をつくりたい

まちづくりや都市計画に興味があった私は、道路地図を見ることが好きな子供でした。まちづくりに関わる仕事がしたいと思うようになったきっかけは東日本大震災です。福島県伊達市出身の私は、震災によって傷ついたまちが、復興事業によって道路や商業施設がつくられ、再生していく光景が常に身近にあり、上下水道などの生活インフラや、地域の人々の憩いの場である公園や広場の重要性を実感。より良い暮らしづくりの一助になりたいと、当社を志望しました。

現在、私が所属する技術部第三部では、公園や広場、上下水道の設計を主な業務としています。学生時代に自分の思いを注ぎ込み、理想とする公園を設計したときとは異なり、公共事業が主となるため、条件やルールに沿って設計する難しさがあります。地域に住む多くの人がそのまちに暮らすことに幸せを感じ、「良いまちだな」と思ってもらえることが、最大の喜びであり、やりがいでもあります。

業務を行ううえで心がけていることは、自分が納得してから次のステップに進むことです。人一倍時間はかかりますが、より良い社会やまちづくりのためには妥協を一切したくないから。仮にミスがあったとしても、なぜミスがあったのか、その理由にとことん向き合い、次のステップに進むことが私の仕事へのこだわりです。

技術部第三部では通常、2~3人がチームを組んで一つのプロジェクトに携わります。これまでサポート的な役割を担ってきましたが、リーダーとしてプロジェクトを仕切るようになることが目標。ベテラン技師が多い当社は、プロフェッショナルな技術を直接学べる恵まれた環境です。若手も多く増えた今、教わった技術や知識を伝えることがこれからの役割だと思っています。そのためにも多くの現場を経験し、より良い暮らし、そして地域社会をつくっていきたいと考えています。
(高野 歩夢さん/2020年入社)

学生の方へメッセージ

オフィスではそれぞれが仕事に集中していますが、話しかけやすい優しい雰囲気が常にあります。どんな小さなことでも相談しやすく、仕事にメリハリがある社風は、とても働きやすいです。(小川 彩音さん)

資格取得のバックアップがとても手厚いです。費用面はもちろん、合格するために必要な勉強のポイントなども、上司や先輩がしっかりフォロー。フレンドリーでオープンな社風の中、楽しく仕事ができます。(柴田 泰知さん)

各部署にプロフェッショナルな経験を持つ先輩がいます。年次に関係なくフランクに話せる環境は、自己成長にもつながっていると感じます。何でも相談できるので、不安なく日々の仕事に向き合うことができます。(高野 歩夢さん)

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ベテランから若手まで、チーム一丸となって経験や可能性を最大限に活かせるよう、日々の業務に取り組んでいます。

マイナビ編集部から

創業35周年を迎えた(株)三協技術は、若い会社でありながら、社員約175名を抱える建設コンサルタントに成長した注目企業である。その原動力は、失敗を恐れずさまざまなことにトライしてきた挑戦心だ。地域に育てられ、確実に実績を積んできたその礎には、「地域への貢献」を目標に掲げ、社会資本整備に携わってきた誇りがあることが、今回の若手社員への取材から感じられた。

道路やトンネル、河川、上下水道など私たちの暮らしに欠かせない社会インフラは、全て測量から始まる。東北をフィールドに地域に密着したコンサルティングに尽力してきた同社だからこそ、現状に満足することなく常にチャレンジ精神を持って、「自分を育ててくれた場所・自分の大切なものがたくさんある場所」を自分の手で、守り、育んでいる。

さまざまな現場を経験してきたベテラン社員から技術を学べる環境は、若手の育成、そして活躍にもつながる。それは未来につなぐバトンとなり、ー豊かな社会形成の実現へー。技術だけではなく、未来を創る人材育成こそが、三協技術の真骨頂だと感じた。

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主に官公庁の公共事業に関わり、東北の社会資本整備の一翼を担っています。社員の資質を重視し、働きがいのある職場づくりを心がけています。

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