学校法人福岡大学

私が学校法人福岡大学での事務職員という仕事を知ったのは、大学3年生の時でした。3年生の春頃からさまざまな業界や職種のインターンシップに参加していた時、偶然、福岡大学のインターンシップを見つけ、参加しました。インターンシップでは、グループワークを通して、学校法人としての在り方を知ることができ、職員の方々のお話も直に聞くことができました。インターンシップ参加後は、大学生ということもあり、身近な存在であった大学職員という仕事に一層惹かれていきました。また、数ある学校法人の中で福岡大学を志望した理由は、インターンシップや説明会で交流してくださった職員の方々が特に印象的だったからです。私の就活時代はコロナ禍で、オンラインでの実施でしたが、画面越しでも親身になって話をきいてくださいました。今では先輩と後輩という立場になりましたが、あの時のように相談に乗っていただくことも多いです。

福岡大学の入試に関連する業務に携わっています。具体的には、受験生向けの大学説明会、オープンキャンパス等の学生募集に関すること、入試の準備、実施、そして入学手続き等です。つまり、受験生の方が福岡大学を知るところから、ご入学されるまでを担当しています。私も高校生の時に進学イベントに参加したことがありましたが、まさか自分が説明する側になるとは思っていませんでした。入職2年目のオープンキャンパスでは、約50分間の入試説明会を担当しました。説明会を前に説明資料を入念に確認し、大学入試が初めての方に分かりやすいようにするには、どのような具体例を出したら良いかなど、試行錯誤を重ねました。そして迎えた説明会当日、200名近くの受験生、保護者の方にご参加いただき、緊張しましたが無事に終えることができました。これからも多くの方に福岡大学に興味を持っていただけるよう励みます。

私の所属部署は、元気で明るく、活発な方が多いように思います。入試課では、大学紹介や入試説明のために、日々各地の高校やイベント会場へ出張します。そうした機会にさまざまな方と話をする機会が多いこともあって、コミュニケーション力が高い方が多い印象です。所属部署の先輩方は、私が入職して間もない頃、昼食を全員で一緒に食べる会を開いてくださったり、席が離れていても話しかけに来てくださったりと、職場に馴染めるように気を遣ってくださいました。また、繁忙期でも、皆で励まし合いながら全員で仕事に取り組んでいるので、部活動のような一体感のある雰囲気も感じます。慣れないことも多く、先輩方にご迷惑をおかけすることもありますが、少しでも早く一人前になって先輩方に恩返しできるよう、さらには先輩方の助けになれるように、ひとつひとつの仕事に真摯に取り組んでいきたいです。

多くの受験生の方に福岡大学が進学先として選んでもらえるように、福岡大学の魅力を発信する1人、スムーズな入試を実施するための1人になりたいです。入試課以外の部署では、実際に受験生の方々と接することは限られています。そのため、受験生の方に福岡大学の魅力を伝えるためには、私たち入試課の職員が説明会などの機会にしっかりアピールしていく必要があります。福岡大学を進学先として選ぶ理由が、「保護者の方や学校の先生に勧められたから」というものではなく、受験生自身の意思で選んでいただけるように、しっかり魅力を伝えていきたいです。また、入試業務の面では、適正かつスムーズな入試を行うために、日頃から入念に準備を行う必要があります。入試の準備は、まだまだ私が知らない部分も沢山あります。先輩方はそのような部分まで全て丁寧に仕事をしています。その姿に一日でも早く近づけるよう、日々の業務に邁進していきます。

就職活動は、どの職業に就きたいか、どのような業界で活躍したいかなど、さまざまな目標を持ちながら進められていると思います。就職活動中の方の中には、早く内定を貰いたい！という方もいれば、自身が納得できるまで就職活動を続けたい！という方もいらっしゃると思います。私は後者を選びました。私の周りでは、私と同じように1つ目の内定を頂いても就職活動を続ける友人が多く、励まし合いながら就職活動を続けることができました。他に頂いた内定先も魅力的でしたが、将来の自分を想像し、「社会人生活を最も楽しめるのはここだ」と思い入職を決めました。ご自身の将来までを考えて就職活動を進めた方が、絶対に後悔は残りません。辛いときもあると思いますが、焦らずに就職活動を進めてみてください！