最終更新日:2025/4/22

(株)北海電工【ほくでんグループ】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 電力
  • ガス・エネルギー
  • 建設
  • 建築設計

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

北海道の広大な大地で電力インフラを支え、地域に安心・安全を届ける

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現場の社員が語る、(株)北海電工の魅力

北海道の電力インフラを支える(株)北海電工。3名の先輩に仕事のやりがいやキャリア、社内環境などについてお話を伺った。

▼松尾 朋哉さん(右)
電力工事部 発変電G/2019年入社

▼高橋 絵巳子さん(左)
GXソリューション部 営業グループ/2021年入社

▼堀川 翔太さん(中央)
環境設備部/2021年入社

先輩社員を紹介!

「読書が好きでサスペンスやホラー、ミステリーの作品をよく読みます。そのおかげで語彙力や文章力、想像力が養われ、それが仕事にも役立っていますね。」(松尾さん)
「旅行が好きで長期休暇を活用して韓国、シンガポール、フィリピンなどを訪問。出張先のオーストラリアでは仕事はもちろん、観光も楽しみました。」(高橋さん)
「音楽鑑賞がリラックスタイムのひとときで流行りのj-popをよく聞きます。太鼓のリズムゲームも好きで、そこで使われている曲を聴くことも多いですね。」(堀川さん)

地域住民のライフラインを支える仕事に携わる、北海電工での挑戦

当社を知ったきっかけは、大学のゼミの先輩から教えていただいたことでした。日常生活に欠かせない電力のライフラインを維持・向上させ、地域の人々の暮らしを支えるという業務内容に大きな魅力を感じ、この会社で働きたいと強く思い、入社を決めました。

現在は、主に発電所や変電所といった電気設備の新設、修繕、改修などの工事を管理しています。工事を通じて安全や品質、工程、予算などを管理して円滑に進捗するように調整するほか、場合によっては調査や設計業務も行います。地域の皆さまと直接接する機会は少ないものの、新設した機器や交換した設備が無事に稼働し、安定的に電力が供給されているのを見ると、自分の仕事が地域の役に立っていると実感し、電力供給の基盤を守る仕事のやりがいを感じますね。

一方で、元請けとしてお客さまや協力会社との調整を行い、それぞれの立場やニーズを考慮して計画を進めていくのは簡単ではありません。特に、現場代理人として迅速かつ的確な判断を下す必要がある場合には、プレッシャーを感じることもありますし、施工管理を行うにあたって工事に関わる多くの方々とのコミュニケーションも重要になります。しかし、こうした困難があるからこそ、それを克服した際の喜びや充実感は大きく、それが仕事の張り合いをもたらしています。

社内の雰囲気の良さも、この会社の大きな魅力です。私の所属する部署は若手社員が多く、困ったときには気軽に年次の近い先輩に相談することができます。上司も若手社員を気にかけてくれており、難しい場面に直面した際には丁寧にアドバイスをしていただける環境が整っています。これまで、仕事で行き詰まった際に、先輩や上司に助けていただいた経験は数え切れません。そのように風通しが良く、和気あいあいとした雰囲気の中で助け合える環境に感謝しながら、日々業務に励んでいます。

私の直近の目標は、現場管理者として一人前になることです。知識や技術をさらに磨くとともに、さまざまな経験を積んで自信を持って業務に臨めるようになりたいですね。誰からも頼りにされる現場管理者に成長できたら、その先のキャリアプランをじっくり考え、さらなる自己成長を目指していきたいです。
(松尾さん)

GXで脱炭素社会化に貢献! エネルギー変革に挑む

当社を知ったのは高専時代の先生からの紹介がきっかけです。電気という人々の暮らしに欠かせないインフラを支えることで社会貢献をしたいと思い、入社を決めました。

現在、私はGX(グリーントランスフォーメーション)ソリューション部に所属しています。GXとは、化石燃料による温室効果ガスの排出を可能な限り抑え、再生可能エネルギーへの転換を進める取り組みのことです。この部署では、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギー事業を推進するとともに、それらのエネルギーを効率的に利用するための蓄電池事業にも取り組んでいます。私はこの部署で設計や積算といった机上業務のほか、現地視察やお客さま対応など幅広い業務を担当しています。

国が2050年までにカーボンニュートラル実現を目指す中で、GXソリューション部の業務はその目標に貢献できていると感じています。また、私たちの取り組みは国の方針に留まらず、持続可能な脱炭素社会の構築に直結しているため、自分の仕事が社会や地域に役立っているという実感があります。仕事のやりがいを感じるのは、これまで学んできた知識が実際の案件を進める中で役立ったときですね。しかし、まだまだ未熟なため、事前に十分な検討が足りなかったと反省することもあります。今後はさらに経験を積み、幅広い知識と判断力を身につけていきたいです。

当社の良さは、若手社員や経験の浅い社員の意見も尊重してくれるところです。一人ひとりの個性を活かし、それぞれの能力を伸ばそうとする風土が根付いている会社だと感じます。GXソリューション部には電設や電力、計測器、地中線など、多様なバックグラウンドを持つスタッフが在籍しており、それぞれの経験や得意分野を活かして業務に携わっています。お互いに刺激を受けながら働ける環境は、自分自身の成長にもつながっていますね。上司や先輩も親身にサポートしてくれるため、相談しやすく、安心して業務に取り組むことができています。

将来の目標は、あらゆる可能性を考慮しながら、未然に事故や施工不良を防げる技術者になることです。問題を多角的に捉えられる視点を養い、技術力も常にアップデートしていきたいです。
(高橋さん)

空調設備工事などを通じて快適で過ごしやすい室内環境を創り出す

学生時代に太陽電池の特性試験などを学び、電気やエネルギーの分野に興味を持ったことが進路選びの出発点になりました。当社を知ったきっかけは、学校で行われた企業説明会です。北海道という広大な地域のライフラインを支える仕事に使命感を覚え、やりがいのある仕事だと強く感じ、入社を決めました。

私が所属する環境設備部では、空調設備工事や給排水衛生設備工事の現場管理を担当しています。空調設備工事では、室内環境を快適に保つために室温や湿度、風量や風速を調整する設備を設置します。一方、給排水衛生設備工事では、水を供給する給水工事や、生活排水・雨水を処理する排水工事を行います。これらの工事をスムーズに進めるため、施工管理者として図面や工程表の作成、現場の確認、協力会社との打ち合わせなど、多岐にわたる業務を行います。

仕事のやりがいを感じる瞬間は、自分が作成した図面が現場で形になったときです。職人さんと何度も打ち合わせを重ね、協力してつくり上げた結果が目に見える形で完成し、利用者に満足して使ってもらえることは、大きな達成感につながります。ただ、工事に関わる多くの職人さんの意見をすべて反映し、誰もが理解しやすい図面を作成するのは簡単ではありません。それでも、苦労しながら図面を完成させたときには自分自身の成長を実感できるし、空調設備や水回りといった生活に欠かせない設備を「当たり前」に使える環境を整えることが、人々のくらしを支える重要な役割だと感じています。

社内の雰囲気もとても良いです。現場業務で悩んだとき、先輩方はすべての答えを教えるのではなく、私が考えられるよう適切なヒントを与えてくれます。そのおかげで、現場をスムーズに進められただけでなく、自分で考えて問題を解決する力も身につきました。

直近の目標は、1級管工事施工管理技士の資格を取得し、現場代理人として現場全体を管理できる技術者になることです。そのために、工事管理者としての経験を積み、専門知識を習得して技術者としてのスキルを磨いていきたいと考えています。
(堀川さん)

学生の方へメッセージ

当社では、社員とその家族が安心して生活を送れるように、働きやすい環境づくりや支援制度の充実に力を入れています。その一環として、2025年以降に入社の社員を対象とした奨学金支援制度を新たに導入しました。若手社員の中には、奨学金の返済に負担を感じている人も多いかと思います。この制度では、最長10年間にわたり毎月1万5000円を支給することで経済的な負担を軽減し、仕事に専念できる環境を整えています。

ワークライフバランスの向上にも注力しており、完全週休2日制を導入。有給休暇は年間最大で20日付与されます。2023年度の平均取得日数は16.5日で多くの社員が積極的に活用し、仕事とプライベートのバランスを取りながらメリハリのある働き方を実現しています。さらに、住まいのサポートとして社宅制度も完備。社員が自分で選んだ物件に対して家賃の一部を補助するだけでなく、敷金・礼金や引っ越し代なども会社が負担。特に初めて社会人になる方々にとって、安心して新たな生活をスタートできる支援となっています。

このようにプライベートを含めた社員の生活全体をサポートするさまざまな支援体制は、社員の成長を後押ししながら働きがいのある職場環境をつくる大きな柱となっています。
(採用担当/波岸 ななかさん)

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野球大会などの社内イベントやレクリエーション補助費など、社員間のコミュニケーションを深める取り組みも多く、仕事以外でも交流を深める機会がある。

マイナビ編集部から

発電から配電に至るまでの設備や情報通信機器などの設置・保守を担い、近年はGX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みにも注力している(株)北海電工。北海道内の電力インフラを支えることで地域社会に大きく貢献する企業だ。

今回お話を伺った3名が共通して挙げていたのが、社内の人間関係や雰囲気の良さだ。チームで助け合う業務を通じて自然と一体感が生まれ「上司に忖度せず、自分の意見を自由に出せる」といったエピソードも聞かれるなど職場の風通しの良さが伺えた。こうした環境は社員に働きがいを与えるだけでなく、個々の成長を後押しするきっかけにもなっていると感じた。

さらに注目したいのが、福利厚生をはじめとする社員の生活全体を支える制度の充実ぶり。ワークライフバランスの向上に積極的で、社員の多くが旅行や四季折々のレジャーを楽しむなど、私生活も充実している姿が垣間見えた。「プライベートが充実してこそ、仕事に前向きに取り組める」という同社の姿勢が、社内にしっかりと根付いていることが伝わってきた。

近年は「北海道が好き」「自然の中で働きたい」という思いを持ち、Iターンで入社する社員も増えている。雄大な自然に囲まれた環境で生活を楽しみながら働けるという同社のスタイルに心をひかれる人も多いだろう。こうした環境や同社の企業姿勢に共感できる人であれば、充実した社会人生活を実現できるに違いないと取材を通して感じた。

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ほくでんグループの一員として、公共性の高い事業を通じて地域の暮らしを守る仕事に携われる。企業としての経営的な安定性も大きな魅力となっている。

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