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最終更新日:2025/4/15
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部署名研究G
仕事内容プロセス化学
私は高等専門学校~大学まで有機化学を中心に学んできました。その背景より、やはり有機化学に関連した仕事に就きたいという希望が強くありました。また、学生時代に企業のインターンシップに参加した経験から、基礎研究よりも「ものづくり」に魅力を感じていました。黒金化成を会社見学した際、ラボで自分で手を動かして実験できること、さらに、現場設備を用いてのスケールアップ生産まで研究員が主として実施できること、が大変印象的でした。これら2つの点が私が望んでいた「有機化学に携わりたい」「ものづくりがしたい」という条件と合致したことから、入社を決めました。
仕事をしていて嬉しいと感じるのは、担当しているテーマを現場設備で試作して製品を仕上げることができた時です。ラボでも小スケールから5Lスケールへスケールアップの検討をしますが、現場ではその数百倍になることもあります。ラボ検討の際は、現場設備で実施可能な工程であるか、作業性が悪い場合にはどのような工夫が必要か、そういったことを考えながら検討を繰り返して製造現場での試作ができるように処方を最適化していきます。このように自分たちで練り上げた処方を現場設備で実施して、製品が出来上がったときには非常に大きな感動が得られます。
2年目に担当したテーマが印象深いです。このテーマは少し特殊で、黒金で製造実績のない設備を用いて製品を仕上げるというものでした。また、私にとって初めてラボから製造まで一貫して携わったテーマでもあります。製造実績がないということで、設備に対する知識や操作方法など関係者で綿密な議論を重ねて取り組みました。また、リスクも未知なことが多かったため、安全面についてもしっかり議論し、必要であればラボでデータ取りを行いました。2年目でまだ試作の経験もほとんどなく、不安と責任で押しつぶされて途中でめげそうになりましたが、周りの人たちからのフォローにより何とか製品を仕上げることができました。このテーマをやり遂げたことで自信につながりました。
現在の私にとって仕事とは、自分の成長を感じられる場です。1年目から思い返してみると、手取り足取り教えていただいていた頃から比較して、今では後輩の指導を担当する機会も増えてきました。また、任せてもらえる仕事も多くなったり、ほんの少しですが上長から意見を求められたりすることもあります。そんな時にふと自分の成長を感じることができ、さらに仕事への活力が生まれて良いサイクルができているように思います。
社歴が浅くても意見を言いやすい環境です。小グループでのミーティングではひとりひとり進捗を報告し、それに対して先輩・後輩関係なく意見を出せる雰囲気になっています。また、上長との距離が近いため仕事での意見はもちろんですが、困っていることなども相談しやすく、何度助けられたかわかりません。そんな上長たちを見て、私も後輩に頼られる人間になりたいと考えるようになりました。