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最終更新日:2025/5/14
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部署名技術部 運用支援設計課 米軍機技術係
仕事内容米海軍/海兵隊の航空機に対するMRO事業の技術業務
私の所属する運用支援設計課は厚木工場にあり、米海軍/海兵隊の戦闘機およびヘリコプターへのMRO事業(機体保守、修理、重整備)に関連する技術サポートを行っています。航空機の安全運航には、このMROが欠かせません。 私の担当する米海軍のヘリコプターでは、数年に1度の周期で機体をバラバラに分解し、整備及び点検した上で、機体を元の状態に組み立てる定期整備と顧客(米軍及び各飛行部隊)依頼による単独修理及び改造作業があります。これらの作業プランを立案し、指示書作成から作業に必要な工具や設備の手配、材料の選定など幅広く担当しています。また、整備工程中に発生した機体構造の不具合やトラブルは実機確認後、迅速に整備マニュアルや図面、仕様書などから調査を行い、技術対策案を米軍の技術部門や品質保証部門と協議していくこともあります。 このように技術では、機体搬入から搬出までの全整備工程に関わるため、幅広い知見を得ることができます。私たちの業務は大変なこともありますが、担当した機体が安全に飛んでいる姿を見ると達成感とやりがいを感じることができる仕事だと思います。
私が仕事で大切にしていることは、三現主義に基づくコミュニケーションです。 業務の性質上、様々な立場の人たちと関わり、多岐にわたる事象に立ち会います。そのため、現在発生している事象を迅速かつ正確に把握し、関係部署に情報展開を行い、さらに解決案を導き出すことが求められます。その際、技術が司令塔となってマネジメントしていかなければならない為、責任重大です。 そこで私が常に大切にしていることは「問題がある現場にいち早く出向き、現物を自分の目や耳で確認し、現実を正確に認識する」という三現主義による物の考え方です。実際に、搬入されてきた機体の装備品や構造、配置等が整備マニュアルや図面と異なっていることがよくありました。私たち技術は常識や理論だけに囚われることなく、現実と向き合い、現場や検査部門などと協力し合って、課題を乗り越えていかなければなりません。 また、普段から現場に出向き、現場のニーズや些細な気づき事項などを収集し、一つ一つ早期対応することにより、関係部署との信頼関係を築き上げてきました。
会社の特徴として以下の3つがあります。(1)チームワークで仕事に取り組む 1機の航空機には数百万点もの部品で構成されており、機体維持のために様々な部門が綿密に連携をとって、日々の飛行安全を守っています。また、顧客によって任務や運用環境、装備品が異なるため顧客のニーズは日々変化しています。その顧客要望に柔軟に対応していくため、各担当は一致団結して業務を行っています。(2)英語が活かせる環境 当社では様々な海外メーカーの機体を取り扱っています。その為、国内の顧客であっても、使用する技術資料が英語である場合もあります。また、米軍作業の場合は、メール、会議、作業指示書など業務のほとんどが英語を使用しています。配属部署や担当機種によって英語の使用頻度は異なりますが、必ず英語は関わってきます。グローバルに活躍したい方はお勧めできる会社だと思います。英語が苦手であっても、意欲的な方は歓迎です。(3)個人の裁量権が大きい 少数精鋭で多種多様な業務を行っています。若いうちから色々と経験を積むため、成長を感じられる職種です。