(株)昭和システムエンジニアリング【東証スタンダード市場上場】

大手鉄道会社のシステム移行プロジェクトに参画しています。汎用機で稼働しているシステムを、オープンシステムへと移行するプロジェクトです。主に、現行システムの仕様を調査し、移行後のシステムを設計する、開発作業を行っています。システムの中核機能を担当しており、難解な仕様で、調査に時間を要することもありますが、現行システムと仕様が変わってしまうことや、性能が落ちることが無いよう、丁寧な仕事を心掛けています。

参画したプロジェクトがクライアント内で、社長賞を受賞したことです。それは、初めてシステムの設計を担当したプロジェクトでした。私の作成した設計書を元に、プログラマーがソースコードを作成するのですが、始めは、仕様が正確に伝わらず、思ったようなプログラムになっていないことがありました。そのため、設計書を作成し直すこともあり、どのように記載すれば、上手く伝えることができるのか、試行錯誤の連続でしたが、無事、本番を迎えることができました。その後、プロジェクトを離れることになりましたが、数か月後に、そのプロジェクトがクライアント内で社長賞を受賞したと、上司から連絡がありました。顧客から、システムの安定稼働が品質の高いサービスの提供に至っていると、感謝の言葉を頂いたと聞きました。それを聞いて、色々と苦労もありましたが、努力が報われたと感じました。今後もこのような経験が出来るよう、真摯に仕事に取り組もうと思っています。

就職するにあたり、「手に職を付けたい」という考えがありました。そんな中、これからの社会で必要とされる職業は何かと考えたときに、SEが浮かびました。最初は、理系の仕事というイメージでしたが、文系出身も少なくないということで、SEを目指そうと思いました。実際に、仕事をしてみると、理系・文系というのは、問題ではなく、人それぞれ得意分野があるので、その部分を生かし、弱いと感じる部分は補っていくことが大事だと思っています。また、システムの導入により、人員整理などを行う企業が増えていますが、そのようなニュースを聞くと、手に職を付ける選択は間違っていなかったと感じます。

学生から社会人になるというのは、人生のターニングポイントの１つだと思います。自分は、何が好きなのか、何が得意なのか、何をやりたいのかなど、自分自身と向き合う、貴重な機会だと思います。1日1日を大切に過ごして、悔いのない就職活動を送って下さい。