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最終更新日:2025/5/16
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証券会社のシステムのハードウェアリプレースのプロジェクトに参画しています。機器の入れ替えにあたっての不具合調査やシステム設計書の作成等を行っています。私はこのプロジェクトに初期工程から参画していますが、本来プロジェクトの初期工程はレベルが高く、1年目から参画することは珍しいそうです。実際難しくてうまくいかないことも多くありますが、現場の方々に助けていただきながら自分のできる範囲を広げていっています。
1年目の冬に行った、既存のシステムの仕様を設計書におこす作業です。画面上で目に見えている動きと、実際にシステムの中での処理を突き合わせる作業は、簡単なようで意外と難しいものでした。加えて、それまでは私は資料を作成するだけでお客様への対面での説明やメールのやりとりはリーダーがやっていましたが、それらも自分で行うことになりました。最初はメール1つ送るのにも緊張して時間がかかってしまったりと大変なこともありました。失敗してしまうことも少なくありませんでしたが、そこでネガティブにならず次にどう活かすかを考えられるようになったのは自分のなかで大きな成長だと思っています。
最初はいろんな業界を見ていましたが、IT業界はあまり考えていませんでした。ただ、どの業界を見てもあまりしっくりこず、悩んだ期間は長かったと思います。いろんな人に相談する中で勧められたのがIT業界でした。今までの自分の性格を改めて振り返ったとき、私は自分の努力が確実に実力に結び付くことや一定の基準で評価されることにやりがいを感じると思いました。IT系は専門的な技術や知識が必要です。しかし、勉強すれば勉強した分、業務に活かせるし資格試験に合格すればそれを目に見えるかたちで認めてもらうこともできます。今、IT業界に就職して1年が経ちました。知識が全然足りないと感じることも多いですが、少しずつ分かることも増えています。勉強したことが業務に活きてきたり、逆に業務での経験が試験勉強で役に立ったりすると楽しく感じます。学ぶことを楽しめる人に向いている仕事だと思います。
私含め同期のほとんどが未経験者でした。専門的なことは何も分からなかったし、今も分からないことはたくさんあります。しかし、現場のベテランの方でも分からないと言うことはあります。分からないことは誰にでもあるので、詰まってしまったときに周りの人と助け合って進めることができるかが重要です。SEに一番大切なものはコミュニケーションだと就活生時代によく聞いていました。当時はあまりピンと来ていませんでしたが、今、作業を進めるなかでいろんな人と会話しているとそれを強く感じます。もし、IT業界への就職に不安を抱く理由が技術面なのであればとりあえず挑戦してみればよいと思います。ITは私たちが生活する社会で欠かせないものなので、SEとして働くなかで学んだことは無駄になりません。